リスペクトコラムです。
今季からJリーグシャレンがゼロカーボンにシフトする傾向にありますが、そのJリーグが喜ぶような取り組みがあり、目に留まりました。しかも静岡県内トップチームの横の連携として、Jクラブだけでなく他のスポーツクラブも参加する大規模なものです。静岡県は防災ネットワークの取り組みもありましたが、活発な県だと思います。
【静岡県内プロスポーツクラブをつなぐ脱炭素ネットワーク 雑紙回収】
「9月9日(土)、大宮アルディージャ戦では『静岡県内スポーツクラブをつなぐ脱炭素ネットワーク』活動の一環として、静岡県地球温暖化防止活動センターと共同で家庭の雑紙回収トライアルを実施しました。当日集まった雑紙が、トイレットペーパーとなってヤマハスタジアムに帰ってきました!
2023年度は、清水エスパルス・静岡SSUボニータ・静岡ブルーレヴズ・ジュビロ磐田のホームゲームでPR・回収を実施。回収後、コアレックス信栄(株)の工場へ運ばれ、トイレットペーパーの製造をしていただきました。
静岡県内スポーツクラブをつなぐ脱炭素ネットワークは、脱炭素社会に向けて静岡県内のプロスポーツクラブチームが2022年に集結し、発足。2023年2月には、しずおかプロスポーツ・ゼロカーボン推進宣言を掲げました。2023年9月時点では、清水エスパルス、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津、静岡SSUボニータ、ジュビロ磐田(サッカー)・ベルテックス静岡(バスケットボール)・静岡ブルーレヴズ、アザレア・セブン(ラグビー)・東レアローズ(バレーボール)・レバンテフジ静岡(自転車)・静岡ジェード(卓球)の11クラブが参加しています。」
磐田さんの今回のレポは「ホームタウンレポート」というページでした。通年で固定して動かず、何年も経過してしまうページではなく、しっかり情報公開している立派なページです。静岡県の4つのJクラブの他、なでしこ、Bリーグ、リーグワン、Vリーグ等の他に、あの森薗選手兼監督がいるジェードさんの名前もあって随分賑やかな顔ぶれになりましたね。試合会場で、家庭の雑紙回収トライアルを実施し、集まった雑紙がトイレットペーパーとなってスタジアムに帰ってきたそうです。素晴らしい取り組みですね。うらやましいですね。地元岡山では「やっていただく」という事で、岡山市だったり、相手の山形さんだったりで、自分ところのクラブのそういう姿はありません。岡山でこういうネットワークを観たのは真備の豪雨災害の募金運動の時で、まったく単発事業でした。静岡県のこの素晴らしい取り組みは、ぜひ他県のお手本として頑張って欲しいです。そのネットワークの結成について観てみましょう。
【県内プロスポーツをつなぐ脱炭素ネットワーク立ち上げ】
「プロスポーツ界の脱炭素化については、特殊な業種のため一般企業などと比べ排出量の把握・削減・脱炭素経営についてイメージがわきにくく、そのため、排出量の可視化も進んでおらず、排出源などを当事者が把握できていないことも多い状態です。しかしながらプロスポーツクラブ自体もそれぞれが企業/団体であり、今後、一般企業同様に経営の脱炭素化をすすめる必要があります。」
「本ネットワークは、それぞれのクラブチームが脱炭素化ビジョンを持ち、実際の脱炭素アクションにつなげること、またクラブと連携する個人・自治体・関係企業などにもその姿勢・具体的取り組みを示すことにより、県内の脱炭素化への機運を高めることを目的として立ち上げられました。
これまでに(2022年度)3回のワークショップ・勉強会を経て、2023年2月には競技・リーグの垣根を超えた連携による全国初の『しずおかプロスポーツ・ゼロカーボン推進宣言』をいたしました。」
【しずおかプロスポーツ・ゼロカーボン推進宣言】
「本ネットワークは、2023年2月7日(火)、静岡県庁にて“県域で競技・リーグの垣根を越えて全国初”の宣言
『しずおかプロスポーツ・ゼロカーボン推進宣言』を行いました。」
出典:県内プロスポーツをつなぐ脱炭素ネットワーク公式HP
素晴らしいですね。集ったクラブで去年から3回もワークショップ・勉強会を実施されたそうです。そして、「ゼロカーボン推進宣言」という成果物(県域で競技・リーグの垣根を越えて全国初”の宣言)を生み出しています。まったくうらやましい限り。Jリーグシャレンで、最近ゼロカーボンを推し進めている辻井執行役員さんもご満悦の事でしょう。
当ブログのスタンスは、脱炭素化や気候アクションもいいが、シャレンの精神は少しも変わってはいけないという事です。このゼロカーボンのように、今度は純粋なシャレン活動でもこういうネットワークを構築して欲しいですね。J2磐田関連⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231116
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