生観戦レポです。
12月9日(土)に(新)国立競技場で開催された、天皇杯決勝戦(柏対川崎)の観戦に行ってきました。今季の柏は次々と本戦を勝ち上がってきて、ついに決勝進出。天皇杯決勝といえば元旦国立というイメージなのですが、アジア杯もあるためか、今年は12月初めの開催となりました。うろたんK氏から「行きましょう!」とお誘いメールが来たので、何とか都合をやりくりして久しぶりに東京に行ってきました。前に国立競技場に行ったのは相当昔で、しかもコロナ禍の前で。まだ東京五輪前で工事中でした。新国立競技場デビューです。天皇杯決勝前編です。
天気は快晴で少し暖かったので、寒いのか暑いのかよくわからない日でした。千駄ヶ谷駅に降り立つ。駅舎が改装されていて、いつの間にかきれいになっていました。導線も配慮された構造に変わっていたので、とても構内を移動しやすかったです。すぐに国立競技場が見えてきました。工事中の時には何度も観ていましたが、完成した姿を初めて観て感無量でした。うろたん氏と4時間前に現地集合でしたが、すでに両サポーターともかなり大勢集結していました。改めてスタジアムを間近で見上げると、使われている木材がよく目立って見えました。
集合場所はゴール裏入口という事で、うろたんK氏が前日に席取りシートを貼っていたとか。今回はうろたん氏が、席取りシートを地面に貼っていたので、前回時のようにひたすら長過ぎる待機列でということはなく、何とかストレス無く入場できそうです。黄色いサポーターがごっそりいました。うろたんK氏とお友達登場。2人とも古い柏サポ(岡山サポでもあります)です。しばらくすると、コアサポさんがトラメガで説明に回っていました。コレオの説明で前回時にも見た光景でした。
しばらく立ったまま待った後、入場が始まる。ゲートの様子はCスタと同じでしたが、もう1つ通過するゲートがありました。金属探知機なのかな。中を移動する通路の両側にはダンマクを持ったコアサポーターの方々が「精一杯応援しましょう!」などと声掛けしながらお出迎え。ダンマクの文字は「柏サポーターに告ぐ。一層から三層まで全員の力で頑張っていこう」という内容で来場客に檄を飛ばす内容のようでした。サポーター応援の力で勝利を獲得しようとする意気込みがすごく伝わって来ました。
うろたん氏に連れられて来た席が第一層(1階席)でやや右に振った位置。結構前の席でした。旧国立は席が本当に狭かったですが、新国立はやや広くていくらか座りやすかったです。今の時代なのか、車椅子席がたくさんありました。全体的にはイメージ的にパナスタをDXにした感じでした。
試合開始までたっぷり時間があり、せっかく新国立競技場に来たので、スタジアムの周りを一周してみました。トイレも多くてきれいでした。スタジアムの外に出ましたが、すでに多くの来場者が中に走っているためか、かなりゆったり感満点でした。外にベンチも多く置かれてあり、何か座れてまったりできました。芝生に両サポが隣り合って座っている景色を観て、微笑ましくも思いました。
よくネットで見た例の国立競技場の看板がありました。天皇杯の看板もセットになっていて、たくさんの人が記念撮影を撮っていました。いろいろブースがありました。まずはスタグル。外にも中にもスタグルがたくさん出ていて、列が長すぎて何も買えずということは無かったです。どうしょうかと思ったのですが、もつ煮込をちょっと買ってみました。岡山の無い濃い味で美味しかったです。
そして建物のあちこちの壁にあった記念プレートですね。東京パラリンピックの全入賞者の名前が刻まれていました。東京五輪のものは見当たらなかったのですが、パラだけなのかな。
あと、共同通信社写真展(天皇杯展示)コーナーがありましたが、人が多すぎて入場断念。国連UNHCRブースがありました。自動引き落としで難民支援の募金が毎月できるようですが、その場でちょっと考えました。毎月自動的に天引きになる点が気になり、結局その場では申し込まなかったです。やはり1つ1つ浄財を提供したいなと。
レイくん登場。何か国立に似合うなぁと思ってみたり。ふろん太くん反対側で愛想を振りまいているんだろなと。時間も近づいてきたので、スタンドに戻ってみる。いつものように横に座っているサポさん2人に「柏から来られたのですか?」と話しかけてみる。すると、2人とも神奈川県民(横浜市とか)でビックリ。聞くと、やはりJ2降格時に好きになったとか。J2降格時の人って、今までも結構いました。なぜなのかよくわかりません。岡山から来た3人ですというと驚かれていました。席を見ると、コレオ用黄色いビニール袋が括り付けられていました。サポーターの皆さん、いつもながらお疲れ様です。
ピッチを見ると、日本協会主催のミニサッカーイベントが行われていて、両サポーターが仲良くミニサッカーを楽しまれていました。試合ピッチの真横でできるって、一生の思い出ですね。試合前のイベントで陸上自衛隊中央音楽隊による演奏。宇宙戦艦ヤマトの時はサポ席はすごく湧きました(笑)。「イエス!イエス!イエス!」とスタンドからチャントで応えていました(届いたかな)。20年くらい前に観たヤマト絡みの面白ダンマク(地球滅亡まであと勝ち点●点)が懐かしいなぁと。
柏サポから「天!皇!杯!」コールが起こる。天皇杯の盛り上げに貢献していましたねぇ。広いゴール裏の各エリアで各コールリーダーが順番にトラメガで説明していかれたので、本格的な全体応援まで少し時間がかかりました。何と3階までコールリーダーが立っていました。それにしても天皇杯は場内アナウンスが全然無かったですね。
コアサポーターの方々が小旗(中旗?)を配布しており、うろたん氏が迷わず受け取る。そして迷わず頭上で振り回していました。本物は結構大きいですね。デザインは黄色と黒の2色。1色だけでは映えないので、いいデザインだと思います。
他動画:①、②、③、④
選手紹介が始まる。川崎さんの時、瀬川選手は拍手とブーイングが混じっていましたが、大南選手の時は愛のある?ブーイングが起こっていました。選手入場の前にマッチボールベアラーという事で、試合球を手にデフサッカー日本代表の松元選手と古島選手が登場。2025年に日本で開催されるデフリンピックのPRをされました。
選手入場時の演出がすごかったですね。阿波おどりのような格好の踊り連が両チームにちなんだコスチュームで、大旗を振りながら踊ってくれました。ピッチには超巨大のダンマク。スポンサーのかと思ったら、天皇杯(頂上決戦)だったので、お金かかってるなぁと感心。国家斉唱では女性自衛官さんの独唱ですが、我々も歌いました。やはり、あれくらい大きな大会で君が代を歌うのは気持ち良かったです。天皇杯決勝後編に続く。
#がんばろう日本