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Jリーグの話題223

2023-12-02 00:01:51 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 またまた秋春制の話題です。昨日の秋田さんのツイート(現X)を観て、やっぱ北国は寒そうだなぁ、秋春制になって気温0度で本当に試合できるのかなと思ってしまいました。当ブログでよく口に出す、スキーウェアで完全防寒した格好でサッカー観戦。冬季五輪のジャンプ競技を吹雪いている中で観戦するようなイメージですね。まずは秋田さんのツイートをリスペクトしましょう。

  
 最低気温0度・最高気温2度って、まさに北国ですね。これから、降雪地クラブからこういう情報が順番に流れてくる事でしょう。まるで、こんな気候なのにサッカーをさせるのか、うちのサポーター心配だという暗黙のアピールなのか。いろいろ観ていたら、岩手さんと札幌さんのSNSにも同じようなスナップ写真(上2枚)がありました。まさに雪国のJクラブですね。そんな中で開催されたJリーグ理事会について、六川さんというジャーナリストの方のコラムが気になったので、リスペクトします。

シーズン移行の結論は12月or先送り?/六川亨の日本サッカー見聞録 - 超ワールドサッカー!

シーズン移行の結論は12月or先送り?/六川亨の日本サッカー見聞録 - 超ワールドサッカー!

超ワールドサッカー!

 

【シーズン移行の結論は12月or先送り?/六川亨の日本サッカー見聞録】
「(野々村チェアマンは)『決着は明言できない。僕らも含めてバラバラだったのが一つの方向性を目指せたのではないかな』と改めてシーズン移行に含みを持たせた。それだけ、まだクリアしなければならない問題が多いということだろう。今回の理事会では、シーズンを移行した際に、8月1週に開幕し、新たに12月2週までリーグ戦を実施してウインターブレイクに入り、2月の3週から再開する『案B'』が提案された。それでも降雪地域のクラブは試合が開催できずにアウェーゲームの連続になる可能性が高い。
 Jリーグが各クラブに自己申告でどれだけ冬期はアウェーゲームが連続するのかヒアリングしたところ、札幌、新潟、仙台、秋田、山形、金沢、岩手、松本の8チームが12月2週はアウェーにならざるを得ないと回答した。さらに2月3週から最長3月3週まで、前記の8チームに加えて八戸、福島、長野、富山、鳥取の5チームが最低で2試合、最長で5試合がアウェーになると申告した。
 今シーズンと比較すると、札幌はドームが使えるので2月でもアウェーの連戦はなかったが、新潟は2月開幕後の2試合が、松本は3月開幕後の3試合がアウェーの連戦だった。これがシーズン折り返しでのアウェー最長6連戦となるとどれだけハンデになるのか。試合結果にも影響を及ぼすことが大いに予想されるものの、事前に調べる術がないのが悩ましい。」
「シーズンをまたぐため、スタジアムの確保も課題の一つだ。これまでは、シーズン終盤の11月中旬に翌年のリーグ戦38節(20チームのリーグと想定して)の試合日程を確定。12月上旬にシーズン終了後(昇降格が決定)、ホームとアウェーの調整を開始し、ここで各クラブにはイベント等を考慮して『ホームNG5試合』を申請してもらい、38-5=33節分のホーム会場を確保してもらう。そして年明けに“日程くん"を稼働させてホームとアウェーの組合せを確定し、各チームは19節分のホームを確保してきた。
 自前のスタジアムがあるクラブは別として、公共のスタジアムでホームゲームを開催するクラブは行政から借りなければならない。その年度開始時期は4月となっていて、翌年の3月締めが日本のカレンダーになっている。シーズンを移行しなければ問題はないが、移行した時は事前に33節分を確保しておかなければならず、実際に必要な19節に加えて14節を余分に抑えなければならなくなる。そうなると、同じスタジアムを使う他団体にも影響を及ぼすし、コスト的にも無駄が生じかねない。
 これらを解決するための方法として、Jの各カテゴリーは各20チーム、38節に統一されたため、前倒しして3月以前に翌シーズンのスタジアムを確保しようという案である。ただし、こちらは『確保できるクラブはできる限り多くのホームを確保する』ことと『確保できないクラブは最低19節分を確保する』ことを目標にしつつ、“日程くん"の進化、各スタジアムとの調整、運用の工夫をさらなるアップデート課題としてあげていた。」
「樋口本部長によると、シーズン移行を決定するのかどうか、『12月(19日)の理事会での決定方法は決まっていない」とのことだ。その前に12月6日の臨時実行委員会と12月14日の実行委員会で案を示しながら決めたいとしている。14日には地方クラブの意思確認も行う予定だ。
 その上で、『12月の理事会が最終決定に変わりはない』としつつも、『まだ結論を出すべきではない、という結論になるかもしれない』とのコメントを残した。それだけシーズン移行は難事業だということだろう。」

 案B´が提案され、実際に影響を受ける降雪地クラブの具体名が出ていました。札幌、新潟、仙台、秋田、山形、金沢、岩手、松本、八戸、福島、長野、富山、鳥取の13チーム。結構多いですね。つまりJ1が2クラブ、J2で4クラブ、特にJ3では7クラブもあるという事か。まぁ札幌さんのように移行賛成のクラブも何クラブかありますが、本音はどうなのか。アウェー最長6連戦ですか、とんでもない格差ですね。これがフェアプレイなのでしょうか。スタジアムの確保問題も大きいですが、これは新潟の中野社長が強く言われていた部分。
 このコラムを読むと、基本的に移行ありきの流れとしていますが、12月の理事会で「まだ結論は時期尚早」という最終決定になるかもしれないという見方。確かにそれも決定ですから。シーズン移行は難事業とありますが、当ブログ的には「2ステージ騒動」とキャラがかぶりますね。何季かやって、結局サポーターの大反対を受けて撤回するというパターン。今日はこの辺にしておきましょう。最後に、最近キープしていた秋春制のネタ情報をリスペクトさせていただくので参考に。一つ一つ掘り下げたかったのですが、もう今月一つの結論が出るため省略です(山雅さんもあったのですが、いつの間にかサポカンの議事録が消えていました)。
【Jリーグのシーズン移行 雪国チームへの配慮忘れるな】:  
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH080ZA0Y3A101C2000000/
【「シーズン移行」は「条件付き賛成」も、計画性などを見極めていきたい】:
 https://hochi.news/articles/20231028-OHT1T51016.html?page=1
【J2仙台:ファン、サポーターと秋春制移行について意見交換会を実施】:
 https://hochi.news/articles/20231028-OHT1T51303.html
【J3富山:秋春制シーズン移行タウンミーティング…スタジアム確保の問題は一歩前進】: 
 https://hochi.news/articles/20231028-OHT1T51279.html
【J3八戸:シーズン移行意見交換会議事録】:
 https://vanraure.net/archives/697453
【J3富山:第3回秋春シーズン制移行タウンミーティング 報告書】:
 アドレス
秋春制関連⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231123
  〃  ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231027
  〃  ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231026
  〃  ⑬https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231020
  〃  ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230627
  〃  ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230604
  〃  ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230527
  〃  ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230419
  〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230415
  〃  ⑦https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220812
  〃  ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃  ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
#がんばろう日本

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