留守録TV観戦レポです。
9日土曜日にリベッツのホーム戦でも地上波放送がありました。せっかくなので、リスペクト記事にしたいと思います。アップがまたずれ込んだ日になりましたが、ご容赦ください、順番なので。昨日の試合を観る事になりましたが、まだ結果を知りません。生中継状態で楽しみたいと思います。
今回はホーム琉球戦です。張本選手は帯同していなくて残念。会場は津山総合体育館。ファジアーノがホームタウンの一つである津山に顔を出せない分、他のトップチームが頑張って津山市で興行していますね。岡山はここまで5連勝中。でも3位(今季は6チーム中3位でも、昨季で言うと4チーム3位)ですが。でもプレーオフ圏内とか。今季の琉球さんとの対戦は、1勝1敗とイーブンですね。画面から応援団の応援コールが聞こえてきます。いいですね。トライフープの試合でも欲しいところ。
第1マッチ:郝・田添組 対 吉村・ユウ・ジャン組
郝・田添組は3戦全勝でまだ負けていないようです。世界ランクの表示。吉村選手が59位、ユウ選手が574位。一方の岡山の2人はあれっ表示が「-」になってる。でもまだ負けていませんから。3位がプレーオフ圏内という事ですが、確か1位と2位でやるんじゃなかったっけと思って調べてみました(最初のシーズンに岡山が2位で出場)。セミファイナルですが、先に6チームになった女子からが始まり、男子ではどうやら6チームになった今季から始まるようです。
解説によると、郝選手は試合の無い時期に、よくドイツに行って練習しているようです。試合では郝選手が田添選手のいい所を引き出してカバーしていました。1-2(11-10/7-11/9-11)で取られました。
第2マッチ:ヤン・アン選手 対 ユウ・ジャン選手
中国人選手対決。ユウ選手は世界ランク574位ですが、ヤン選手も「-」でした。白神監督の横に岸本選手が座っていますね。この春に関西高校から入団した若手ですが、いつのデビューになるのか。ヤン選手はよくネットに引っ掛けますね。大差でリードしていたユウ選手のサービスミスから流れが変わって、逆転して第1試合を取る。解説でやたら中国製ラケットのラバーを称賛していました。そのっま2-0になって第3試合に入る。ベンチでのコーチングは郝選手がやってます。弟子なのかな。その姿を見て、ふと2代目の監督は郝選手もいいかもしれないと思ってみたり。ヤン選手3-2(11-9/11-9/10-11/11-10)で競り勝ちました。
第3マッチ:丹羽選手 対 有延選手
明治大学の同級生対決のようで、有延選手の方が分が良く、まだ丹羽選手が勝った事が無いそうです。この日の来場者数は1,034人と解説されました。両選手とも世界ランクの表示は「-」。丹羽選手は代表引退を宣言していますから。メダリストで今季からの主将、頑張って欲しいです。有延選手は琉球さん一筋の選手で、優勝も経験しています。
MCのフォローもありましたが、会場から「コウキ」コールが聞こえました。第1試合取りましたが、第2試合は取られる。第3試合で9-9のところで放送終了になりました。本当にいいスコアの所だったので残念、もう少し観たかった。
第3マッチですが、試合結果は3-2(11-9/6-11/11-6/9-11/12-10)で丹羽選手が獲りました。そして第4マッチは郝選手対ジョ・シンコウ選手で、1-3(8-11/6-11/11-9/5-11)で負け。延長になった第5マッチはヤン選手対ジョ・シンコウ選手で、0-1(9-11)で残念ながら負けてしまいました。
10日の山陽新聞朝刊の「リベッツ6連勝逃す」という記事です。
「悔やまれるのは今季11戦10勝と圧倒的な勝率を誇っていた第1試合のダブルスの敗戦だろう。3連勝の郝帥・田添組は最終第3ゲームで勝利まであと2点としながら逆転負けした。『勝負どころで決め切れなかった』と田添。先手必勝のシナリオは崩れた。」
「ビクトリーマッチを託されたのは、第2試合のシングルスを制したヤン・アン。10月の前回対戦で寄せ付けなかった中国選手に一時は8-4とリードしたが、パワフルな強打に失点を重ね、ひっくり返された。」
ついに勝利の方程式が崩れましたか。思い出すに、最初のシーズンは上田・森薗ペアがそんな感じでした。ただ、研究もされるでしょうし、若い強敵がまた登場する。あと、張本選手が出てなくてチャンスだったかもしれませんが、力及ばすでしたね。琉球さんはこの試合結果で首位に浮上されました。3位の岡山は2位とも4位とも差が広がってきました。でも、まぁプレーオフ出場圏内という事で、優勝への可能性はキープできています。
J2岡山がJ1昇格プレーオフに行けず、シーガルズがV.ファイナルステージ(上位6チーム)へも遠い成績、トライフープがプレーオフ(上位8チーム)へ遠い成績と、岡山相倒れの中、プレーオフに行ける可能性が見込めるのがリベッツか。他の3チームに分、夢をつないで欲しいですね。次の試合はまた少し離れて今月の23日で笠岡会場です。白神監督兼社長さんも、1人2役なので大変だと思います。何しろ現場のトップと経営・運営のトップを両方やっている訳ですから、そりゃ大変でしょう。
話は少し変わって、Tリーグ構想というページを見つけました。ドイツの卓球リーグを参考にしているとしており、世界トップレベルの選手を擁するチームから、趣味でプレーする地域のチームまでが、各カテゴリーに分かれて存在するリーグ。ドイツでは1部から16部までレベルごとに分けられたピラミッド型になっており、この中で1・2部が「ブンデスリーガ」と呼ばれ、ドイツ国内のみならず、日本を含む多くの海外選手が参戦していると。
ここから見えるのは、そのうちTリーグ2部を作りたいという思惑。確かに素晴らしい構想ですが、個人的にはその前に安定経営かなと。聞いた情報では女子の方で経営に苦しむチームがあるとか。少しずつ少しずつビジネス規模を大きくしていったらいいと思います。
#がんばろう日本