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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Bリーグについて90

2023-12-22 00:01:25 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 Bリーグの将来構想「B.革新」関連のリスペクト記事です。何回かに分けてお届けという事で、第1部は「リーグ概要」、第2部は「米国型リーグか欧州型リーグか」、第3部は「米国型リーグ」、第4部は「欧州型リーグ」で第5部で当ブログの考えをまとめたいと思っています。今回は第4部の「欧州型リーグ」です。まずはイングランドのリーグ構造をリスペクトしてみましょう。
   
【イングランド】
 「プレミアリーグ」は「最上級のリーグ」という意味で1部リーグのことを指し、20チームで構成されています。その下にフットボールリーグ・チャンピオンシップ (2部)=24チーム、フットボールリーグ1(3部)=24チーム、フットボールリーグ2(4部)=24チーム、カンファレンス・ナショナル(5部)=24チーム・・・この下にも何層かのリーグがある・・・というきれいな形のピラミッド構造になっています。
 プレミアリーグとフットボールリーグ・チャンピオンシップの入れ替え方式は、ますプレミアリーグ下位3チームが自動降格。そしてフットボールリーグ・チャンピオンシップの上位2チームが自動昇格し、さらに3位から6位のチームがプレーオフを行い1チームが昇格します。

 これはJリーグと同じですね。1カテゴリで24チームずつというのは多いかもしれません。その頂点の1部がプレミアですか。今や放送権料で巨額な収入を得ており、世界で4番目のプロスポーツリーグになっております。ちなみに1位はNFL、2位がMLB、3位がNBAとアメリカ勢が続いています。欧州は6位がブンデスリーガ、7位がラ・リーガ、8位がセリエA、9位がリーグ・アンになっています。確かに上位3リーグはアメリカ型ですが、4位以降は欧州型とそん色ありません。つまり、欧州型でも大きな売上を上げているのです。
 ここで欧州型の特徴が昇降格。いわばその国内リーグピラミッドの頂点で、プレミアまたはスーパーリーグ的な存在で昇降格を無くしているようなイメージがありますが、実はしっかり入れ替えをやってます。以下のとおりです。
   
【22/23年欧州5大リーグの1部昇格・2部降格チーム】
「欧州5大リーグの22/23年シーズンが終了した。プレミアリーグはマンチェスターCの3連覇、ラ・リーガはバルセロナの18/19年以来の優勝、セリエAはナポリの1989/90年以来の優勝、ブンデスリーガはバイエルンの11連覇、リーグアンはPSGの2連覇で幕を閉じた。
 このように栄光を見るクラブがいる一方で、降格圏内で終わるクラブも存在する。ただ、その分2部リーグの数クラブが昇格し、新たなチャンスを掴み取ることに挑戦する。今回は、22/23年欧州5大リーグで昇格・降格したチームをまとめてみた。」
〔プレミアリーグ〕
 降格:レスター(13/14年以来の2部)、リーズ(19/20年以来の2部)、サウサンプトン(11/12年以来の2部)
 昇格:バーンリー(21/22年以来の1部)、シェフィールドU(20/21年以来の1部)、ルートン(初1部)
〔ラ・リーガ〕
 降格:バジャドリー(21/22年以来の2部)、エスパニョール(20/21年以来の2部)、エルチェ(19/20年以来の2部)
 昇格:グラナダ(21/22年以来の1部)、ラス・パルマス(17/18年以来の1部)、アラベス(21/22年以来の1部)
〔セリエA〕
 降格:スペツィア(19/20年以来の2部)、クレモネーゼ(21/22年以来の2部)、サンプドリア(11/12年以来の2部)
 昇格:フロジノーネ(18/19年以来の1部)、ジェノア(21/22年以来の1部)、カリアリ(21/22年以来の1部)
〔ブンデスリーガ〕
 降格:シャルケ(21/22年以来の2部)、ヘルタ(12/13年以来の2部)
 昇格:ハイデンハイム(初1部)、ダルムシュタット(15/16年以来の1部)
〔リーグアン〕 ※来季から1部は18チームに縮小
降格:オセール(21/22年以来の2部)、アジャクシオ(21/22年以来の2部)、トロワ(20/21年以来の2部)、アンジェ(14/15年以来の2部)
昇格:ル・アーヴル(08/09年以来の1部)、メス(21/22年以来の1部)
出典:ALLSTARS CLUB

 欧州の5大リーグは昇降格を実施しながら、ちゃんと巨額な予算で運営できているのです。アメリカのように固定してしまうしか成長できないという事はないと言えます。当ブログで昔紹介しましたが、Jプレミアリーグ構想がありました。まさに今のB.革新とそっくり。たぶん昇降格も無くす構想だったと思いますが、あえなくしぼんでしまいました。
 今回Bリーグは同じ道を歩もうとしています。最近のニュースではBプレミアは18チーム以上でもいい、売上や観客数が基準を割れば降格するという事を言っていました。普通に欧州5大リーグを見れば、昇降格制度を残してもやっていけるのではないかと個人的に思いますが、何しろバスケの発祥の地はアメリカですからね。今回はこの辺で。すいません、

 タイトルはBリーグなのに、内容はすっかりサッカーの話と化してしまいました。そこで欧州のプロバスケリーグはどうなのかと思い、調べてみました。
イタリア:レガ・バスケット・セリエA
イギリス:ブリティッシュ・バスケットボール・リーグ
スペイン:リーガACB (1部)、LEBオロ (2部)、LEBプラタ (英語版) (3部)
ドイツ:バスケットボール・ブンデスリーガ
フランス:リーグ・ナショナル・バスケットボール - トップリーグは「プロA」

 詳しく調べていませんが、たぶんプロサッカーリーグと同じ構造で、成績による昇降格があるのでしょう。興味を持たれたらぜひ調べてみてください。
「B.革新」関連第3部「米国型リーグ」 :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231108
    〃   第2部「米国型リーグか欧州型リーグか」 :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231016
    〃   第1部「リーグ概要」② :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230928 
   〃       〃      ① :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230925
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Jリーグの話題225

2023-12-21 00:01:49 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日のJリーグ理事会で、ついに秋春制が決まってしまいましたね。決定ありきなのか、条件付きありきなのかまだよくわかっていませんが、とにかく昨日一つの決定が出て、メディアでも報道されました。決まったものはしょうがないし、そのような世界の流れが来ている事は重々わかっていますが、唯一反対票を投じた新潟さん(中野社長、クラブ、ファン・サポーター)の存在があり、一つでも秋春制でデメリットを受けるところがある限り、当ブログは素直に賛成とは言い切れません。今回はまずメディア発表に内容をリスペクトしてみます。まずはJリーグの公式発表から。
   
【2026-27シーズンからのシーズン移行について】
「Jリーグは、本日12月19日(火)に開催した理事会において、「2026‐27シーズンからシーズン移行を実施し、残された課題を継続検討していく」ことを決定いたしました。これまで各クラブとの分科会や担当者会議、実行委員会、理事会において、様々な検討を重ねてまいりました。
 検討の過程において、Jリーグが目指す姿を明確化し、その目指す姿を実現するために「シーズン移行」を実施すべきと判断し、本日理事会にて決議いたしました。これにより、2026-27シーズンは、2026年8月1週頃に開幕、12月2週頃の試合後から2027年2月3週頃の試合までをウインターブレーク期間とし、2027年5月最終週頃に閉幕となります。シーズン移行の実施に向けて、残された課題については継続検討してまいります。」

 

2026-27シーズンからのシーズン移行について:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

Jリーグは、本日12月19日(火)に開催した理事会において、「2026‐27シーズンからシーズン移行を実施し、残された課...

Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ)

 

 詳細は、資料「Jリーグ『シーズン移行』~次の30年に向けて~」に詳しく出ています。また機会があればリスペクトします。この理事会の数日前の報道で、仙台さんがクラブ公式発表で「課題解決の目途が立つまでは、シーズン移行に対しては「反対」を表明せざるを得ません」と反対宣言をしていましたが、実際は反対票ではなかったです。これはどういう事なのか。何か裏で言われたのか、個人的に想像が進みました。「ただし、今後具体的な課題解決案や代替案が示され、それが当クラブや株主、サポーターのみなさま並びに降雪地域のクラブにとっても納得感があり、ハンディとならないようなものであれば、当クラブとしてもその実現に向けてJリーグの一員として協力していく所存」とあったので、その辺りの話を受けたのか。まぁよくわかりませんが、仙台さんのこの件については首をかしげましたね。

【成長へ世界基準不可欠】
「リーグの国際競争力強化のために長年の議論に決着をつけたが、降雪地域のクラブの不安は解消されていない。」
〔雪国クラブ不安〕
「移行後は冬季中断期を設けるため、冬場の試合開催期間は大幅には変わらない。ただ、降雪地域では慎重論が根強い。(J1新潟は唯一の反対を訴え、)J2仙台は課題解決を重視し、J3岩手は現時点で移行を決めずに継続検討を求める立場だ。」
「Jリーグがたどり着いた結論は、決してゴールではなく多くの課題解決へ向けた出発点でもある。」
【Jリーグ8月開幕 欧州と一致 移籍円滑に】
「サッカーのJリーグは19日、東京都内で理事会を開き、開幕時期を現行の2月から8月に変更するシーズン移行を全会一致で決定した。2026~27年シーズンから実施する。」
「降雪地域を本拠地とするクラブには反対や懸念の声も残る。Jリーグは環境整備やキャンプ費用支援のため、現時点で約100億円を拠出する考えで、日本サッカー協会とも協力する。」
出典:山陽新聞

 山陽新聞の上の記事に「シーズン移行を全会一致で決定した」と書かれていましたが、多数決で決定したの間違いでは? 降雪地域では慎重論が根強く、新潟さんは反対、仙台は課題解決を重視、岩手さんは現時点で移行を決めずに継続検討を求めるとあるので、決して一枚岩とは言えませんね。山陽新聞さんは言い切っていますね。「決してゴールではなく、課題解決へ向けた出発点」と。解決できればいいですが、解決しなかったらどうするのか、すごく気になります。
 もう一つ思うのが、ファン・サポーター不在の論議という事。お金を払う「お客様」である来場者の意向が全く反映されていません。降雪地クラブではアンケートを取った所もあったと思いますが、もちろん結果は非公開。2ステージ制もそうでしたが、まさにこれからどう動くかですね。どこの降雪地クラブのファン・サポーターが全員納得すれば、晴れてこの秋春制が歓迎されるのでしょう。
     
【シーズン移行 Jクラブに補填100億円案】
「降雪地に拠点を置くクラブなどに慎重な意見もあったが、野々村芳和チェアマンはこの日の記者会見で、『これまでたくさんの関係者と話してきた。クラブによって色々な背景や地域性があるが、Jリーグ、日本のサッカーをどうするかに関しては一枚岩になれた』と強調した。」
「冬季中断期間を設けることによって、クラブによってはキャンプ期間が長くなることが想定される。Jリーグは、シーズンを移行した場合に生じるクラブの支出を補填するための費用や冬季のプレー環境を整備するための費用として、約100億円の財源案を示している。施設整備については、日本サッカー協会などと協議しながら進めていく方針だ。」
出典:読売新聞

 野々村チェアマンは「一枚岩になれた」とコメントされていますが、昨日の状況は一枚岩なのかな。読売新聞でも理事会で全会一致で決まったとあります。「全」と言えるのか? 100億円という予算が提示されていますが、果たしてそれで足るのかなぁ、最初の数年だけ賄われてあとはリスクだけ残るのではないでしょうか。この辺りも2026年から3年だと思います。3年くらいでフィットするのか、リーグの損傷が始まるのかわかるのでは。3年といえばちょうど2ステージ制と同じですね。今回はこの辺で。次はそうですね、噂のエアードームでもリスペクトしますか。それで降雪地クラブが賄えるのか。
秋春制関連⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231202
  〃  ⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231123
  〃  ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231027
  〃  ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231026
  〃  ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231020
  〃  ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230627
  〃  ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230604
  〃  ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230527
  〃  ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230419
  〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230415
  〃  ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220812
  〃  ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃  ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
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トライフープ岡山について104

2023-12-20 00:01:05 | トライフープ岡山

 生観戦レポです。
 16日にジップアリーナ岡山で開催された、B3リーグ・トライフープ岡山のホーム鹿児島戦の観戦に行ってきました。他のメンバーにも声掛けしましたが、見事にスルーされました。また負けるんでしょという反応ばかり。当ブログは勝とうが負けようが関係なく地元チームを変わらず応援いたします。日曜日と開始時間を間違えて(ごくたまにあります)、うっかり3時間前に来てしまいました。何か人が少ないよなぁと思ってはいました。入口ゲートで恥をかいてしまいました(恥)。GAME2と同じ開始時間という思い込みです。
   
 出直して45分前に会場入り。入口ゲートから、レイアウトが変わっていました。シーガルズとよく似た配置でしたが、このレイアウトが一番いいと思われたのかな。アリーナに入って席を確保。いつものベンチ裏の1階自由席です。とっしー氏が応援練習で声出し応援を煽る。二階席にいたスポ少かミニバスチームなのか、ちびっ子グループを中心に、少し声が出ていました。
   
 試合まで会場をうろつく。グッズ売り場でN原氏を発見。声掛けすると、その向かいに岡山南ロータリークラブのブースがあり、その出展で来られた模様。立ち話ですが、いろいろなトップチームの裏話を今回も聞かせていただき、面白かったです。ポリオワクチンの募金活動だったので、少々の浄財を投入させていただきました。その横には新アリーナの署名活動コーナーがありましたが、あまり人影は無かったかな。広島のように募金活動もして欲しいですねとN原氏に耳打ちしてみました。ひょっとしたら、建設が決定したら募金活動が起こるかもと、勝手に期待してみる。
   
 今までグッズ売り場が広がっていたアリーナ入口入ってすぐのエリアには選手ボードと、その向こうに新コーナーができていました。「TRYHOOP LOOK」コーナーという事で、選手を1人ずつ紹介するコーナーです。J2岡山で言えば「OUR CLUB」コーナーか。もっともっと選手を露出していかないといけませんね。確かその昔はグッズ売り場の1日店長みたいなイベントもあったかな。前村選手が大きな声を張り上げていたのを思い出す。席に戻ってふと横を見るとやはり全然入っていないなと。おかげで今回も観やすい、いい位置に座れました。
   
 第1クオーター。スターティング5は浦野、JP、マイケルフィリップス、岡田、髙畠の5選手。鹿児島ブースターさん達の大きい声量。いきなり応援で負けていました。岡山のコートエンド席(応援団が座る位置かな)には普通のファンの方々が座っておられました。鹿児島さんのような応援団登場欲しいですね。声出し応援団(ブースター)がいないのは、岡山のトップ4チームではトライフープだけになりました。アブレイズもいるし。アウェー戦の時が心配になってくる。
 前のTV解説で知った、相手のゾーンディフェンス目線で試合を追ってみたいと思います。新外国人選手のモガラド選手、6分で登場。この日は出足が悪い。相手は2位の強豪でやっぱ上手いですね。今日は交代が頻繁な気がする。前よりベンチでよく声が出ている気がする。髙畠主将中心に。とにかくシュートが入らない。ゴール真下からも。モガラド選手もまだフィットしていないのか、得点シーンが見られず。今後に期待。12-24
   
 第2クオーター。席を見渡すと、客層で年配女性がやや多い印象。ママさんとか、若手のブースターは今回少なかったかも。鹿児島ブースターさん達、メガホンも叩いていいブーイングしていました。敵ながらあっぱれ。そしてやっと、モガラド選手が得点しました。そしてトライブチャレンジ、この日も一発で決めました。2節連続でドヤ顔? 当ブログはトライプ君が影で相当練習している事を知っています。その後に少し盛り返す。トライブに感化されたか。やはり、岡山は戻りが遅い。シュートが外れた瞬間、相手選手がダッシュで自ゴールへ走り、パスをもらってシュートを打たれるパターンが本当に多い。モガラド選手、フリースローを2本外す。たまたまだったらいいのですが。28-40
 ハーフタイムにVERTEXダンスパフォーマンスが行われました。子ども達のブレイクダンスですが、上手かったですね。
   
 第3クオーター。相手は3Pをよく決める。後半になって、「ディフェンス!」など子供中心に声が大きくなっていく。やはり、決定力の差か。相手はフリースローも外さない。100点ゲームの勢いか、「GO! GO! レブナイズ!」というコールがうらやましい。岡山はシュートではなく、ファウルからのフリースローの得点ばかりですが、なかなか入らない。とっしー氏が煽って岡山コール、ディフェンスコールが大きくなる。終盤になるほどブースターの声が大きくなる傾向はいつもの事。ダメかと思いましたが、7点差まで詰める。52-58 この日の観客数は837人でした。

 第4クオーター。6点差という事で、あきらめモードから逆転勝利モードに切り替えました。ずっと鹿児島のファウルが多い。いい勝負しているが、とにかく得点入らず。相手3Pもよく決まり、あっという間に13点差に引き離される。岡山の選手は、切り込んで近くからシュートを打とうとして失敗するパターンが多い。遠目から打ってもいいのに。入らないからか。最後の最後に速攻が見られましたが、力及ばず。72-85
試合結果(クラブ公式HP):https://tryhoop.com/2023/12/16/home1216/

   
 試合後に選手が整列しましたが、後姿・・・あれっこっち向かないやと。時々こういうミスをしますね。基本、ブログ掲載向けの写真映りを優先して行動するので、次はベンチ向かい側に座らないといけませんね。大森HCの挨拶も段々短くなってきました。あと今回は中島代表の姿が見えなかったですね。いつもお見送りいただいていたのですが。
 試合後、推し選手と一緒に写真撮影会の参加者は選手ボード前に集合してくださいとアナウンスがありました。選手ネームタオルを持っていることが参加条件だとか。あと、1月の試合から、選手が退場する際に、1階 指定席にお座りの来場客とハイタッチをして退場するそうです。

 

B3・トライフープ岡山 2023年最後のホーム戦 今季新加入の鈴木空が鹿児島相手に躍動 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

 バスケットボールB3、トライフープ岡山が17日、2023年最後のホーム戦を戦いました。 この試合で躍動したのは今季新加入の鈴木空(26)。華麗にスリーポイントやドリブル...

KSB

 

 山陽新聞のスポーツ欄も今回はリスペクトできないくらいに記事が小さかったですね。そして昨日のGAME2ですが、72–82とまたしても勝てずでした。今節の順位表を見てみる。ずっと変わらずの17位ですが、先日2タテを食らった最下位の金沢さんとは1ゲーム差。今後も負け続けていると、そのうち抜かれるのではという立ち位置です。暗闇のトンネルを抜けられるのはいつになる事やら。何か抜本的なてこ入れが必要だと思います。
試合結果(クラブ公式HP):https://tryhoop.com/2023/12/17/home1217/
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チャリティー活動の実施について

2023-12-19 00:01:55 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 TV生観戦レポです。
 ウクライナのシャフタール(2022-23ウクライナリーグ王者)対アビスパ福岡(ルヴァン杯王者)のウクライナ復興チャリティーマッチです。何気なくネットを観ていたら、福岡さんのチャリティーマッチが今日あると知り、ABEMA TVで観れるという事で、急遽生書き込みする事にしました。まぁ国際チャリティーマッチなのでいきますかと。経費を引いた売上がウクライナのスポーツ振興に使われるとか。シャフタールは本拠地で試合ができないそうで、欧州の各地のスタジアムを借りてプレーをしているそうです。避難されたウクライナ人の方々も大勢来場されています。
   
 今日の会場は国立競技場なのに、ピッチボードは九州ローカルなものが並んでいて面白い。スタンドは第1。2層までお客さんを入れているのかな。欧州CLにも出場する名門(今季は欧州リーグ)と紹介されたシャフタールのユニフォームの背中には、カタカナで各選手名が表記されていて、ちょっとシャレオツでした(プーマ製)。試合前のセレモニーが長くて、体が冷えていないか心配する解説者。多くの名選手がシャフタール経由で、欧州の4大リーグに巣立っていっているそうで、結構強豪の相手です。解説によると、あのシェフチェンコ選手も在籍。若い選手にプレミアリーグから注目されている選手が何人もいるそうです。 
   
 キックオフ。シャフタールはほぼベスメンだそうです。開始早々に福岡失点。ファーストシュートがファーストゴールになりました。0-1 チャリティーマッチなのに、何かプレーは熱いです。シャフタールの選手も、納得のいかないジャッジに不満の表情だったり。所々でシャフタールの選手が技術を見せます。長谷川監督のチームは堅守速攻と解説しています。時々遠目からシュートを打つくらいで、ずっとシャフタールにボールを支配されています。
 
 福岡さん、今日はサービス試合?と思うくらいに動きが緩い。前半34分にCKからニアで押し込んで、同点に追い付く。1-1 相手ゴール前で、ワンツーから流し込む。立て続いて得点。2-1 福岡さん、やっとギアが上がったか、動きが良くなりました。シュート数も追いついてきました。ウクライナは11人がアップしているそうで、この試合は交代人数の制限が無いので、みんな出てくるかもしれません。前半終了。
   
 ハーフタイムでも関係者の挨拶。チャリティーマッチだなという内容です。ウクライナは全員交代になりました。福岡さんは3人交代。後半スタート。この試合も貴重ですが、個人的にはウクライナカラーの特別バージョンのユニフォームがある湘南さんとも試合をして欲しかった。後半はだいぶ福岡さんが前に攻められるようになりました。
 サイドから巻いていったシュートが決まってしまう。2-2 上手かったですね。シャフタールはしっかり後から繋いでいきます。やはり足元が上手いと思います。シャフタールは体が慣れてきたのか、動きが良くなってきた気がする。
   
 解説で「福岡サポーターの歌声が響きます」と言っていましたが、「歌声って何だよ、歌声喫茶じゃないんだよ」とついブツブツ。福岡さんはちょっとミスが多くなってきました。ウクライナリーグは無観客の開催だったそうですが、戦時下でどこまで試合興行が開催できたのか聞いてみたいです。
 とにかくシャフタールは縦パスをよく放り込んできますが、あの姿勢はJクラブも学びたいところ。エギナルド選手はチェルシーから戻って来たとか。やはり向こうはレベルが高い。思うにシャフタールは日本では見られないステップを見せますね。独特のリズムもあって最後まで攻めてきましたがホイッスル。いい試合でした。ルヴァン杯王者はこれからもこういう大会に出て欲しいですね。
   
 先ほど報ステで特集されていました。不屈のサッカークラブ来日と。戦時下のウクライナで続く過酷な戦い。攻撃目標にならないように無観客で試合開催。まさに命を懸けた試合。どこのミサイルがくるかわからない状態で空襲警報が鳴ると、すぐにシェルターに避難。解除を待って試合再開。民間航空機はロシアの標的になるので飛行しないため、10時間を超えるバス移動も日常化。それでも輝いているチームで、欧州CLでバルサに大金星。スポーツでもあきらめずに戦う国である事をPRし、支援が必要である事を証明するために。
J1福岡関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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東京ヴェルディを参考に27

2023-12-18 00:01:20 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 これまたアップが遅くなりました。J1昇格プレーオフを制して、16年ぶりにJ1に復帰されたヴェルディさん、本当におめでとうございます。ヴェルディさんはJリーグを象徴するクラブであり、当ブログにとっても特別な存在でした。Jリーグ開幕前の1992年に開催された旧ナビスコカップからJリーグを見始め、1993年の開幕戦であるマリノス戦もしっかりTV観戦しております。当時は10チームと選択肢も少ない事もあり、当時は自然とヴェルディさんを応援していた記憶があります。
 それからいろいろありましたね。最初は読売ヴェルディというチーム名で、川渕さんとナベツネ氏のバトルでヴェルディ川崎になり、まだ若かったネルシーニョ監督の腐ったミカン発言があり、その後川崎市からホームタウンを移転され、経営危機に陥り、一時期Jリーグ直轄経営になり、J2へ降格しと紆余曲折の30年でした。そんなヴェルディさんのJ1復帰。
   
【東京ヴェルディ、16年ぶりJ1 黄金期知らぬ世代躍動】
「J1昇格プレーオフは2日、東京・国立競技場で決勝が行われ、今季J2で3位の東京Vが2008年以来となる16年ぶりのJ1復帰を決めた。同4位の清水と1-1で引き分け、規定によりシーズン上位の東京Vが昇格した。東京Vは後半にPKで先制を許したが、追加タイムに獲得したPKを染野が決めて追い付いた。1993年のJリーグ開幕年から参戦する『オリジナル10』の両クラブの一戦に、5万人を超える観衆が詰めかけた。」

 

東京ヴェルディ、16年ぶりJ1昇格 サッカーJ1昇格プレーオフ - 日本経済新聞

J1昇格プレーオフは2日、東京・国立競技場で決勝が行われ、今季J2で3位の東京Vが2008年以来となる16年ぶりのJ1復帰を決めた。同4位の清水と1-1で引き分け、規定によりシーズ...

日本経済新聞

 
 

代表 中村考昭よりみなさまへの御礼 | 東京ヴェルディ / Tokyo Verdy

Jリーグ30周年の2023年、本日12月2日、新国立競技場にて東京ヴェルディは16年ぶりにJ1のステージに立つ資格を勝ち取ることができました。東京ヴェルディはこれまで合計17年...

 

 いちJリーグサポとして発言します。当ブログ的にはプレーオフ進出クラブの中で、結果的にヴェルディさんが昇格したのは良かったと思います。何しろ3位ですから。3位でも昇格できなかったクラブも今までありますが、今季のヴェルディさんは強かった。3番手でJ1に昇格するにふさわしいクラブだったと思います。同じオリ10の清水さんにも行って欲しかったですが、勝負の世界は非情なりか。
 試合もDAZNで観ていましたが、清水さんがこのまま行ってしまうのかと思っていましたが、PKを与え、PKをもらってドローで優勝という結果に。国立には5万人の来場者があったようですが、果たして地元岡山が出ていたら、そこまで入ったのかとも思いました。オリジナル10同士、特にヴェルディさんだから、30年分のファン・サポーターが集ったのかな。ヴェルディさんの歴史は濃すぎます。Jクラブの栄光盛衰、まさにそんな存在。
   
【「格差」と人材流出に打ち勝って16年ぶりのJ1昇格 東京V・城福浩監督はなぜ成功したのか?】
〔一度は断ったオファーを受ける〕
「城福監督は2008年の東京V降格に間接的に絡んでいる。彼が監督を務めていたFC東京は同年12月6日の最終節で千葉と対戦した。FC東京は後半20分までリードしながら、その後に4失点を喫して逆転負け。降格圏内から蘇った千葉に対して『逆転降格』を喫したのが東京Vだった。」
「言うまでもなく、FC東京は東京Vのライバルだ。城福はクラブスタッフ時代も含めると長く『赤青』に関わっていて、それは気持ちに引っ掛かった部分だろう。因縁のあるクラブに乗り込むとなれば、覚悟は必要だったはずだ。
 試合後の彼はこのような話もしていた。
「冬(2021年シーズンのオフ)にヴェルディさんから話があって、そのときは断りました。自分がヴェルディに行けるわけはないと思っていました。ただ、夏にもう一度オファーを頂いたときには、東京ダービーを再現できれば、またJリーグが盛り上がる(と考えを変えた)。僕はトラックの第2コーナーを走っているわけではなく、第4コーナーに差し掛かっています。これからサッカー界、Jリーグに対してどういう貢献ができるのか、覚悟を決めて夏に受けました」」
〔10年ぶりのJ2で「格差」に直面〕
「城福は2022年6月、東京Vの監督に就任した。その時点でチームは6勝8分け7敗の14位。彼は終盤戦の6連勝などでチームを9位まで引き上げてシーズンを終えた。しかしオフは厳しいものだった。
『このチームは毎年主力が流出しています。私が就任してから夏に2人、冬に4人のレギュラーがいなくなりました』」
「東京Vは育成組織も含めて有望選手を多く輩出してきたクラブだが、経営的にはJ2の中位レベル。2010年前後に経営難に見舞われた影響が今も残り、サッカー界の『経済成長』から取り残されていた。城福は2012年にもヴァンフォーレ甲府でJ1昇格を経験していた。J2経験『2.5シーズン』で2度の昇格を経験したことになる。」
「現実に格差はある。2012年度の『Jクラブ個別情報開示資料』を紐解くと、J2の中では千葉が経済的に突出していて、10.4億円のチーム人件費を計上していた。以下京都が5億円台、徳島、横浜FC、山形、甲府、福岡が4億円台という金額で、今思えばささやかな規模感だった。2022年度のJ2は5クラブが10億円以上の人件費を計上している。それに対して東京Vは4.9億円だった。東京VがJ1昇格プレーオフ決勝で対峙した清水はJ1で22億円強を費やし、J1得点王のチアゴ・サンタナや日本代表GK権田修一を残したままJ2に降りてきた。
 昨シーズンのデータではあるが、東京Vは人件費的に見れば『22チーム中14位』というレベル。監督から見たとき、チーム作りの難易度が高かったことは想像に難くない。」
〔リーグ最少失点の理由は?〕
「東京Vは若手の登用、期限付き移籍(いわゆるレンタル)の活用で競争力のあるチームを作った。2023年の失点数はJ2最少の『31』で、堅守は彼らの大きな武器だった。選手が激しく入れ替わる中でも、組織に乱れが出なかった。今季から加入した齋藤功佑はその理由をこう説明する。
「そもそも選手同士のコミュニケーションが非常にいいチームなので、外から来た選手も順応しやすかったと思います。チームの雰囲気を基本的に作るのはベテラン選手で、そのコミュニケーションや雰囲気作りで結構変わってくると思いますけど、チームのことを考えているベテランがヴェルディは多かった。それでいて若手選手も勝つために要求をし合う、というのを1年間やってきました」
 城福監督も会見で『このチームは非常に若くて、今日のスタメンの平均年齢は25.09歳。彼らが自覚を持つようになったのは、このチームのベテランの姿勢だと思います』と強調していた。
 指揮官の指揮官の手腕について、斎藤はこう述べる。
「城福監督は本当に規律を徹底させる力があって、そこを自分は一番感じています。どうしても人によって基準を変えてしまったり、忖度があったり、気を使ってしまったりがあるものですけど、(城福監督は誰に対しても)勝つためにチームとしてやらなければいけないことを徹底させます。あと、しきりに言っていたのが『リカバリーパワー』でした。プレー選択のミスについては何も言わないけど、その後の切り替え、守備のハードワークを徹底させる。若い選手が多い中で、チャレンジさせるけれど、同時に徹底させることもできる――。そういった部分は素晴らしいなと思いながらやっていました」
 シーズン半ばにC大阪からレンタルで加入し、貴重な戦力となった中原輝は言う。
「あと一歩のところだったり、さぼらないところだったり、口では簡単ですけど、(城福監督は)そういう細かなところも求めている。それがリーグ最少失点につながっています」
〔ベテラン指揮官が成し遂げたこと〕
「城福監督は単に厳しい、細かいというだけではなく、言葉のチョイスや声掛けのタイミング、ユーモアやメリハリといった『プラスアルファ』も持ち合わせた指揮官だ。特にテンポよく多彩なメニューを繰り出し、飽きさせないようにトレーニングを進行する手腕は唯一無二と言っていい。さらに勝たせるだけでなく選手を伸ばす、上手くするという両立ができる指導者でもある。
 正義感が強い彼はやや世渡りの苦手なタイプにも見えるが、絶対的な能力があるから仕事が舞い込んでくる。2008年のFC東京を皮切りに甲府、サンフレッチェ広島、東京ヴェルディで計4クラブの指揮を執ってきた。
 Jリーグが誕生してから30年以上が経ち、選手としてプロを経験していない監督はもう少数派だ。まして城福監督のように社業に専念した時期がある人材はもはや皆無と言っていい。彼は富士通(現・川崎フロンターレ)の選手、監督だった経験を持ち、バブル崩壊後の工場移転という『リストラ』の実務も経験したこともある。そういった社会経験は監督としてプラスになる部分だろうが、彼は同時にサッカー界の変化や進歩にも適応してきた。」

 

「格差」と人材流出に打ち勝って16年ぶりのJ1昇格 東京V・城福浩監督はなぜ成功したのか? - スポーツナビ

 12月2日のJ1昇格プレーオフで、2023年のJ2がついに決着した。昇格の3枠目に滑り込んだのは、リーグ戦3位の東京ヴ…

スポーツナビ

 

 だいぶ前ですが、地元岡山でもネットで監督候補の噂が出た事のある城福監督。すごい指導者だと思います。そうですか、元々F東さんの方で、一度就任要請を断ったのですね。東京ダービーはいろいろそういう因縁もあるんですね
 昨季の終盤戦の6連勝を覚えています。城福さんになってからやたら勝ってる。こりゃ来季は来るぞと思っていましたが、やっぱりという結果でした。城福監督のもっと細かい面、戦術とか選手への指示の内容などをリスペクトしたかったのですが、情報揃わず、間に合わず。またの機会に。
 コラムでは人件費面でJ2の14位のクラブがJ1に行ってしまうので、来季が大変だと書いてありますが、やっぱそういう事なのかな。30年の歴史の支援者から、町田さんのようにホワイトナイトが現れるという事はないのでしょうか。もうJ2には絶対に落とさないという化学反応が働きませんかねぇ。
 これらを読んでも、やはり城福監督の部分が大きかった事がよくわかります。城福監督だったからJ1に上がれたのだと。まさに「昇格請負人」。いつか地元岡山も連れて行って欲しいものです。選手出身でなく、普通のサラリーマンも経験されたのは知らなかったです。

     
【なぜ「毎年のように主力が流出してきた」東京Vが16年ぶりのJ1昇格を果たすことができたのか?】
「チームを取り巻く状況が変わらないなかで、城福監督は就任当初に描いた、ヴェルディを根本的に立て直すための処方箋を実践し続けた。指揮官は端的にこう表現する。
「ハイラインを保ち、相手陣内でボールを動かす。ボールを奪われたら人数をかけて即時奪回する。これらをどのようにしていくのかだけにフォーカスしてやってきた」
 再び選手の引き抜きに直面しようとも、大きな影響を受けにくい戦い方と言えばいいだろうか。9位に終わった昨シーズンも、終盤戦は6連勝でフィニッシュ。総失点は2021シーズンの66から55に減らすなど、改革の効果は確実に芽を出し始めていた。
 迎えた今シーズン。戦い方をより先鋭化させたヴェルディはJ2リーグ最少の31失点と、堅守を武器とするチームに変貌を遂げる。ともに夏場に期限付き移籍で加入した染野(前鹿島アントラーズ)がチーム最多の6ゴール、中原(前セレッソ大阪)が2位の5ゴールをマークするなど、ピンポイントの効果的な補強で得点力不足を補った。
 リーグ戦は2位で自動昇格したジュビロ磐田と勝ち点75で並びながら、得失点差でわずかに及ばない3位だった。順位の上でアドバンテージを持って臨んだJ1昇格プレーオフでも、準決勝でジェフ千葉を2-1でまず撃破。リーグ戦で1-2、0-1と2戦2敗だった清水にも、5万3264人で埋まった国立競技場でしっかりと借りを返した。 」

 

なぜ「毎年のように主力が流出してきた」東京Vが16年ぶりのJ1昇格を果たすことができたのか?

 J1昇格プレーオフ決勝が2日、東京・国立競技場で行われ、J2・3位の東京ヴェルディが1-1で同4位の清水エス…

本格スポーツ議論ニュースサイト「RONSPO」

 

 城福監督は堅守のチームに作り上げたのですね。そしてハイプレスと縦パスのサッカーを追求されました。そうでした、2位の磐田さんと同じ勝ち点で、得失点差がわずかに足らなかったのでした。たぶん、今オフも主力が他クラブへ出てしまうのではないでしょうか。しかもスケジュール的に最後までシーズンが終わらなかったので、移籍市場に手を付けるのが遅れるというハンデもあります。なので、補強が難しいのかもしれません。
 そうそう、当ブログで馴染みのある2選手がチームを去ります。当ブログも賛助会員登録しているFコネクトの小池代表と梶川選手です。来季はどうされるのでしょうか。Fコネクトではまだコメントが出ていませんね。今後も変わらずサッカーも活動も頑張って欲しいと思います。
 

【J1昇格PO】98年読売撤退、05年初のJ2降格、10年資金難/東京Vアラカルト】

「▽ヴェルディアラカルト
 ◆2連覇 FW三浦知良やMFラモス瑠偉らスター選手をそろえ、Jリーグ開幕の93年から2連覇。
 ◆読売撤退 高額年俸の選手を抱えた代償は大きく、98年シーズン終了後に読売新聞社が経営から撤退。
 ◆東京に移転 01年に川崎市から本拠地を東京へ移転。呼称を東京ヴェルディ1969と改称(08年から東京ヴェルディ)。
 ◆初のJ2降格 経営難に伴って成績も落ち込み、05年には17位に沈んで初のJ2降格。
 ◆再びJ2へ 一度はJ1に戻ったものの、09年に再びJ2へ。この年は胸スポンサーもなく、筆頭株主だった日本テレビが株式譲渡し、経営から撤退。
 ◆資金難 09年11月に新経営陣によるクラブ運営がJリーグに認められたが、10年に資金難が明らかに。
 ◆Jリーグが運営 Jリーグの羽生英之事務局長が代表取締役社長に就任し、初めてJリーグが1クラブの経営に直接関与。
 ◆コロナ禍 20年には経営陣の混乱もあってスポーツ用品販売大手のゼビオホールディングスの連結子会社に。コロナ禍で資金難に。
 ◆パワハラ Jリーグは21年12月、同年9月に辞任した永井秀樹前監督の指導にパワーハラスメントがあったと認定し、クラブに罰金100万円。」

 

【J1昇格PO】98年読売撤退、05年初のJ2降格、10年資金難/東京Vアラカルト - J2 : 日刊スポーツ

1969年に読売サッカークラブとして創部し、日本リーグ、Jリーグ草創期の象徴的存在だった東京ヴェルディ(J2・3位)が、紆余(うよ)曲折を経てJ1に返り咲いた… - 日刊スポ...

nikkansports.com

 

 最後に日刊スポーツにあった、ヴェルディさんの30年間の事象アラカルト。とてもわかりやすいですね。最初の2連覇した時の監督は、あの松木さんでした。こうして見比べると、やはり経営難の色合いが濃いですね。Jリーグ直轄経営だったのは2009年なのか。第2のフリューゲルスにはならなくて良かったですね。これには載っていないですが、いつだったかJ3に降格しそうになった事もありますね。あの時はやばいと思いました。
 ヴェルディさんは、老舗のカリスマ性はすっかり薄れてしまった代わりに、総合型地域スポーツクラブとしての存在感、地域貢献活動が素晴らしいクラブに変貌しています。胸スポンサーのコカ・コーラが光っていた読売ヴェルディの時代には想像できなかった景色です。個人的には長い目で見て、あの頃のヴェルディさんよりは今のヴェルディさんの方がカッコいいと思っています。そういう事で来季J1で暴れまくって下さい。
J2東京V関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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優勝の味78

2023-12-17 00:05:43 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 大変遅くなりましたが、神戸さんJ1初優勝おめでとうございます。神戸さんのルーツは川崎製鉄水島であり、実は岡山県がルーツのクラブが頂点を極めたのは個人的にうれしいですね。今季はシーズン当初から神戸さんの調子が良く、早くから「優勝」がささやかれていました。途中マリノスさんに追い上げられましたが、何とか振り切って栄冠を手にしました。見方を変えれば、数年前からポドルスキー選手やイニエスタ選手など、大物外国人選手を獲得してきて、そのうちに優勝まで届くのではないかとは思っていたので、大型補強策がついに実を結んだのかと。
   
【サッカーJ1ヴィッセル神戸が初優勝 大迫ら擁し創設29年目で悲願】
「サッカーの明治安田生命J1リーグは25日、第33節があり、首位のヴィッセル神戸が本拠ノエビアスタジアム神戸(神戸市)で名古屋グランパスを2―1で破って初優勝を決めた。神戸はクラブ創設29年目での悲願達成。国内3大タイトルの獲得は2019年度の天皇杯以来、二つ目。
 神戸は前半、MF井出遥也のゴールで先制し、直後にはFW大迫勇也からのクロスを武藤嘉紀が決め、2点目を奪った。その後、1点を返されたが、逃げ切った。神戸は22得点でJ1のランキングトップを走る大迫を筆頭に、武藤、山口蛍、酒井高徳の日本代表経験者を擁する。」
「13位と低迷した昨季途中に就任した吉田孝行監督(46)のもと、守備を重視した戦術でチームを立て直し、今季は開幕3連勝と順調に滑り出した。前節までで1試合平均0・9失点の堅い守備を土台に、連敗を一度も喫しない安定した戦いぶりで、9月3日に首位に再浮上した。同29日には横浜マとの首位攻防戦も制して優位に立つと、そのまま初の頂点をつかんだ。」

 

サッカーJ1ヴィッセル神戸が初優勝 大迫ら擁し創設29年目で悲願:朝日新聞デジタル

 サッカーの明治安田生命J1リーグは25日、第33節があり、首位のヴィッセル神戸が本拠ノエビアスタジアム神戸(神戸市)で名古屋グランパスを2―1で破って初優勝を決めた。 ...

朝日新聞デジタル

 

 思えば4年前に天皇杯を獲得した頃に、ある程度強くなっていたのではないでしょうか。一発勝負ではないリーグ戦での優勝は簡単ではなく、それから4年かかったという訳ですか。昨季13位に低迷してしまった時に、交代して就任した吉田監督が上手くチームを立て直す事に成功した訳ですが、堅守で連敗が一度も無いのもすごいと思います。開幕3連勝でスタートダッシュができた事が大きいと思います。イニエスタ選手の代わりに、大迫選手などビッグ4(元日本代表)が頑張ったという事かな。

 

2023明治安田生命J1リーグ優勝のお知らせ

ヴィッセル神戸に関する最新情報をご覧いただけます。

ヴィッセル神戸オフィシャルサイト

 
 

ヴィッセル神戸 2023シーズン明治安田生命J1リーグ優勝記念特設サイト

クラブ創設29シーズン目となった2023年、ヴィッセル神戸は遂にJリーグの頂点に辿り着きました。優勝を記念し、スペシャルムービー、マッチフォト、試合ハイライトなどヴィ...

ヴィッセル神戸オフィシャルサイト

 

【神戸の歴史変えた】
「阪神大震災に見舞われた始動日から、クラブはずっとこの日を目指してきた。経営難による消滅危機や2度のJ2降格、昨季の残留争い。選手時代も含めて苦難の歩みを知る吉田監督は『今日で歴史は変わった』と高らかに言った。」
「Jリーグへの準加盟が決まり、新チームで初練習の予定だった1995年1月17日。早朝の激震が高揚感をかき消した。選手らは無事だったが、震災の影響は深刻で、運営会社の大株主だったダイエーが撤退。2月に倉敷市内で練習再開した直後、当時強化責任者の安達貞至氏(85)が『チームはつぶさない。頑張ってくれ』と涙ながらに決定を伝え、選手も涙ながら聞いた。」
「経営面で苦戦が続く中、神戸市は98年度から2003年度まで計35億円超を融資。消滅危機で民事再生法の適用を受け、04年に神戸市出身の三木谷浩史氏(58)が率いる楽天グループに経営権が譲渡されるまで支援した。その恩返しもあり、当時所属していた三浦知良(56)=オリベイレンセ=が始めた小学校訪問は20年続いている。」
「母体は倉敷市が本拠だった川崎製鉄水島サッカー部。神戸とは縁は薄かったが、震災を契機に強い絆を紡いだ。」
【ひと 神戸監督 吉田孝行さん 苦労人 いちずな思い実る】
「神戸がJ2降格の危機にあった昨年6月、自身3度目の監督就任要請を受けた。『正直、やりたくなかった』という。過去2度も低迷時に引き受け、次の監督までのつなぎのように使われては任を解かれた。はかない立場を嘆きながら、苦悩する選手を見て『俺しかない』と覚悟を決めた。」
「兵庫県川西市出身。滝川二高3年時の1995年1月、阪神大震災が発生。『そのまま学校に行けずにプロになった』。FWとして加入した横浜フリューゲルスではクラブ消滅を経験。」
「横浜M、大分に移っても『チームがなくなるわけじゃない。思い切ってやろう』と腹が据わった。『苦しい時に力を発揮するタイプ』と自負する原点だ。神戸入りは30歳。横浜Mを戦力外となった自分を拾い、指導者への道も開いてくれた感謝は忘れない。36歳での現役引退時に悟った『いつか神戸を日本一に』との夢は、10年後にかなった。」
出典:山陽新聞

 さすが山陽新聞、いい記事を書いていますね。阪神大震災から復活したドラマ性を見事に表現されています。震災の年に練習をしていたのが倉敷とは。一度民事再生を申請したのは知らなかったですね。こうして見ると、いろいろ言われている三木谷氏ですが、ホワイトナイトとして一度は経営破綻したクラブを救ってくれた恩人なのですね。だから、優勝の胴上げが監督よりも先にされたのかと。
 吉田監督もドラマがありますね。震災とその後のフリューゲルスですか。選手時代に、入団した横浜フリューゲルスの99年元日の天皇杯決勝で、1-1の後半に決勝弾を決めたそうです。吉田監督のサッカー歴もドラマチックさを感じます。30歳で神戸さんに入団し、36歳まで現役を続けられたという事はいい選手でもあったと思います。その10年後に神戸優勝の夢がかなったのですね。
   
【なぜヴィッセル神戸はJリーグ初優勝できたのか? イニエスタでさえメンバー外に追いやる競争力「うちは経験豊富な選手ほど、練習でも試合でも手を抜かない」】
〔「うちは経験豊富な選手ほど練習でも試合でも、手を抜かない」〕
「昨年6月末に3度目のヴィッセル監督に就任した吉田孝行のもとでスタートした2023シーズン。開幕にあたり吉田がテーマに掲げたのが『競争・共存』だった。」
「昨季の就任後、3連勝でスタートした後、3戦勝ちなしという苦しい状況下で、選手と膝を突き合わせて話し合い、前から圧力をかける、縦に速いサッカーにシフトチェンジ。今シーズンはその戦いをベースに、攻守をより際立たることに力を注いできた。」
「結果的に、チームスタイルを勝利につなげるために設けられたハードワークの『基準』は、チームに過去にはないほどの熾烈な競争を生み出す。アンドレス・イニエスタでさえメンバー外に追いやられるほどに、だ。その事実は、選手たちの『もっと、もっと』という意欲を駆り立て、チームにアラートな緊張感を漂わせた。牽引したのは、前述の大迫や武藤をはじめ、山口蛍や酒井高徳といったベテラン勢だ。
『うちは経験豊富な選手ほど、練習でも試合でも手を抜かない。その姿を見て僕たちがやらないわけにはいかない』
そう話したのは今季、ここまで出場停止の1試合を除く全試合に出場してきた初瀬亮だが、その言葉通り、ベテラン勢がいっさい手を緩めずに戦い続ける姿は、若い選手に伝播し、シーズンが進むにつれてチームはより結束を強くした。」
〔「自分たちのサッカー」と胸を張れるスタイルがもたらした優勝〕
「指揮官が今シーズン、もっとも口酸っぱく言い続けた『先を見ずに目の前の1試合、1試合』との言葉通り、どんな結果にも驕ることなく、常に『課題』に目を向け、成長を求めて愚直に積み上げてきた33試合の答えがそこにはあった。」

 

なぜヴィッセル神戸はJリーグ初優勝できたのか? イニエスタでさえメンバー外に追いやる競争力「うちは経験豊富な選手ほど、練習でも試合でも手を抜かない」 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい

今年のJリーグはヴィッセル神戸の初優勝で幕を閉じた。今夏には世界的名プレイヤーの元スペイン代表、アンドレス・イニエスタが退団。名手が抜けた神戸が優勝できた理由を選...

 

 ハードワークによるハイプレスと縦へのサッカーですか。確かにそういう戦い方だったですね。強化のポイントはイニエスタ外しであり、思い切った大物外国人選手外しが功を奏した訳ですか。元スペイン代表で欧州CLを2度制した司令塔だったマタ選手が現在所属していますが、出ていません。三木谷オーナーの意志に反して、せっかく来てくれた大物外国人を外すというのはやりにくかった事でしょう。代わりに活躍したのが元日本代表のベテラン勢か。特に大迫選手は今季得点王でリーグMVPですからね。武藤選手など日本人の大物選手が若手の底上げを成し遂げたのでしょう。「経験豊富な選手ほど、練習でも試合でも手を抜かない」というのはいいですね。
 地元岡山でも昔加地選手がものすごく早く練習に来て、ウォーミングアップを念入りにしている姿を見て、若手選手が感化されたという話を思い出しましたが、そんな感じなのかな。
   
【2023年J1リーグ、ヴィッセル神戸優勝の要因を探る(1) 賛否両論ある中で見せた吉田孝行監督が貫いた「割り切り」と、それに呼応した大迫勇也ら“ビッグ4”のフル稼働】
「最終ラインの手薄感は大いに懸念された。こうした中、吉田孝行監督は京都サンガから補強した本多勇喜らを有効活用。攻守の切り替えの速いタテを意識したスタイルへのシフトを図ったのだ。
 イニエスタがいなかったからこそ、思い切って推し進められたことなのかもしれないが、バルサ化を目指していたクラブ内では賛否両論があった模様。それでも指揮官は”いい意味での割り切り”を見せ、自分の考えを貫いた。かつて神戸を解任され、V・ファーレン長崎もJ1昇格へと導けなかった失敗を経験している吉田監督は「結果が出なければ何の意味もない」と痛感していたのだろう。ダイレクトにゴールに向かうスタイルが勝利に一番近いと判断し、自分たちの戦い方を確立させていった。」

 

【2023年J1リーグ、ヴィッセル神戸優勝の要因を探る(1)】賛否両論ある中で見せた吉田孝行監督が貫いた「割り切り」と、それに呼応した大迫勇也ら“ビッグ4”のフル稼働 | 概要 | Jリーグ・国内 | ニュース | サッカー批評Web

12月3日のJ1最終節で2023年Jリーグ全日程が終了。ご存じの通り、ヴィッセル神戸が1試合を残してリーグ初…

サッカー批評Web

 

 大迫、武藤、山口、酒井という「ビッグ4」がシーズン通してフル稼働し、吉田監督の目指す形を追求していったことが大きかったとあります。そういえば元代表など豪華な顔ぶれが所属した時期が地元岡山にもありましたが、確かにその年にJ1昇格プレーオフに出場していますから。やはり大物ベテラン選手という存在は大きいのですね。若手選手とバランスが取れずに成績が低迷するパターンもありますが、神戸さんは上手く取り運べたという事ですね。

【2023年J1リーグ、ヴィッセル神戸優勝の要因を探る(2) 前川黛也、佐々木大樹、山川哲史ら中堅台頭の一方で懸念される来期……浦和レッズが示した掛け持ちに必要なもの】
「今季初リーグ制覇を果たしたヴィッセル神戸。どうしても大迫勇也や武藤嘉紀、山口蛍、酒井高徳の元W杯プレーヤーに注目が集まりがちだが、今季はそれ以外のメンバーの成長も光った。」
「井出遥也、初瀬亮らを含めた20代メンバーが成長し、チームとしての輪が一段階二段階大きくなったことが、タイトル獲得の原動力になったのは確か。酒井高徳も『以前は自分から周りに要求することが多かったけど、今は彼らから要求されることも増えたし、自分がいろいろ言うことも少なくなった』と強調していた。そうやって選手層が厚くなって初めてタイトルに手が届く。そこも今季の神戸が如実に示した点だろう。」
「神戸の場合も補強を進めるとは見られるが、親会社・楽天グループの経営難もあって、高年俸の大迫や武藤らが減俸を強いられそうな気配もあるだけに、簡単にはいかないかもしれない。」

 

神戸初優勝に見る「2023年J1リーグ3つの傾向」 G大阪やFC東京に洗礼、帰還組の活躍やプレー強度の“落差”で明暗【コラム】

J1は最終戦を残してヴィッセル神戸が初優勝した。6年間、川崎フロンターレか横浜F・マリノスの優勝だった時代に終止符を打ったことになる。神戸の優勝は2023年J1のいくつか...

 

 気になる文言がありますね。楽天グループの経営難で、今までのように豊富な人件費が割けないという事ですか。それこそビッグ4も安泰ではなくなるという事でしょうか。移籍する選手が出るかもしれませんね。それにしても、今回の勝因の一番は吉田監督のように思えています。今までは余り名前が出なかった監督ですが、神戸さんの優勝で株を上げた事になります。

【初優勝に男泣き吉田孝行監督「最高です」降格で「クビ」もあった13年前から強い監督へ】
「信念を貫いた。FW出身らしくゴールにこだわる。細かいパスをつなぐ『バルサ化』を掲げてきたクラブで、ハイプレスから素早くゴールに迫る戦いを選択。」
「必要なのは走り続けられる選手。明確な基準があったから年俸が自身の50倍近くといわれる同20億円(推定)MFイニエスタを外すことができた。5季で110試合に出た世界的名手が今季わずか4試合で夏に涙の退団。『クラブの王様』を外して勝てなければ、自身の進退に直結する。それでも決してぶれなかった。」
「神戸で3度、監督に就任。すべてシーズン途中で解任された監督の後釜だった。『就任したいかどうかと言われれば、したくなかった。神戸愛。地元クラブに』。大物監督が来れば、その座を明け渡した。主役ではなく『中継ぎ』だった。
それでも3度目は違った。『クラブやファンからこうして欲しいっていうのはあるかもしれないけど、結局、去るのは監督だけ。妥協できなかった』。昨夏には選手との考えが一致し、ハイプレスの戦術にスイッチ。『覚悟を決めた』。イニエスタの代役で夏に加入したMFマタは1試合出場のみ。欧州CLを2度も制した司令塔を使わないで、勝ち続けた。現実から逃げず、あらがい続け、強い監督に生まれ変わった。」

 

【神戸】初優勝に男泣き吉田孝行監督「最高です」降格で「クビ」もあった13年前から強い監督へ - J1 : 日刊スポーツ

初優勝を告げる笛がなると、ガッツポーズとともにしゃがみこんだ。ヴィッセル神戸の吉田孝行監督は、次々とスタッフに抱きつかれた。三木谷会長と抱き合い、涙を浮かべた… -...

nikkansports.com

 

 吉田監督は苦労人のようですね。3度監督に就任し、すべてシーズン途中で解任された監督の後釜で、次の監督が決まるまでの中継ぎだったとか。そういう役目なのでしょうか。J1優勝なので、今回は中継ぎではなくなりましたね。神戸さんの黄金時代がしばらく続くのか、それとも楽天グループの経営難から補強が上手くいかずに、少しダウンしてしまうのか、注目ですね。個人的には新しいクラブが頂点を極めるのはいい事だと思います。Jリーグはメガクラブを作って、常勝チームにずっと優勝して欲しいのかもしれませんが、ファン・サポーターはいろいろなクラブがトップを極めていた方が面白いし、リーグが活性化すると思います。神戸さん、ACLとか大変ですが、次のシーズンも頑張ってください。
J1神戸関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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ラグビーの日本へ47

2023-12-16 00:01:15 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 昨日だったか、ラグビー日本代表のHC(監督)に元HCのエディー・ジョーンズさんが9年ぶりに就任したというニュースが流れました。早くから噂レベルで報道されていて、そうなるんだろなあと思っていましたが、正式な発表になりました。エディーHCは、2015年英国W杯で南アフリカを破るという快挙を成し遂げていて、まだ記憶が鮮明に残っています。当ブログもあのW杯から本格的にラグビーを見始めたので、エディーHCのカリスマ性を強く感じたものでした。感覚的には2015年に戻るような錯覚も少し感じています。さぁあの時のエディージャパンから進化したチームになれるのか。楽しみです。

ラグビー エディー・ジョーンズ新代表HC「まずトップ8を必ず」  育成も注力「日本代表を育てていきたい」/デイリースポーツ online

ラグビー エディー・ジョーンズ新代表HC「まずトップ8を必ず」  育成も注力「日本代表を育てていきたい」/デイリースポーツ online

ラグビー日本代表の新ヘッドコーチ(HC)に復帰するエディー・ジョーンズ氏(63)が14日、日本協会の土田雅人会長(61)と岩渕健輔専務理事(47)とともに都内で...

デイリースポーツ online

 

【ラグビー エディー・ジョーンズ新代表HC「まずトップ8を必ず」  育成も注力「日本代表を育てていきたい」】
「ラグビー日本代表の新ヘッドコーチ(HC)に復帰するエディー・ジョーンズ氏(63)が14日、日本協会の土田雅人会長(61)と岩渕健輔専務理事(47)とともに都内で就任記者会見を行った。ジョーンズHCは「まず(W杯)トップ8を必ず目指したい」と宣言。常に8強のレベル以上を維持するチーム作りを目指す。
 笑顔を見せつつ日本語も交えながら静かに語った。2015年以来2度目の日本代表HCに就任するジョーンズ氏は「まず(W杯)トップ8を必ず目指したい。19年はできて前回はだめだった。常にこのレベルをキープする」と目標を掲げた。
 契約は来年1月1日から27年W杯オーストラリア大会までの4年間。15年W杯では日本のHCとして南アフリカからの金星など歴史的3勝に貢献し、19年W杯日本大会ではイングランドを率いて準優勝。だが、その後は成績不振による解任が続いただけに、ジョーンズ氏自身にとっても再起をかける今回の復帰。「テーマとして挙げたいのは超速のラグビー」とW杯8強以上へ日本人に合った戦い方に活路を見いだす。
 日本の育成年代にもより注目していく。「大学ラグビーもフィジカルの強い選手が多い。そういった選手たちをよく観察して日本代表を育てていきたい」。多様なジャパンの中で、日本人選手増加も視野に入れている。
 来年5月末まで開催されるリーグワンで視察を重ね、日本代表の本格始動は同6月の見込み。「トップチームを作っていくのはチャレンジング」。第2次エディージャパンが再び世界を驚かす。」

 目標は8強。前回大会と同じ成績ですね。エディー監督は日本のあとに、母国イングランドの代表監督に就き、準優勝という快挙を達成しましたが、その後の豪州では成績不振(同国初の1次リーグ敗退)で解任のような形でチームを去っていかれました。当ブログで思いますが、サッカーもそうですが、いくら名監督でもチームの相性というのがあるなぁと。J1柏に3冠の黄金時代を作ったネル監督も、柏以外では全然でしたから。
 またきつい練習になるんでしょうね。当時の選手たちが「地獄」のような表現をしていましたから。ただ、昔のなでしこジャパンなど栄光を掴んだチームは、ハード過ぎる練習をしているケースが少なくありません。特に次代を担う若手選手にはぜひ世界基準の「地獄」の練習を積んでもらって、世界と戦える力を身に付けて欲しいと思います。

エディー・ジョーンズHC再登板に「日本には超速ラグビーが必要」 | チケットぴあ[スポーツ ラグビー]

エディー・ジョーンズHC再登板に「日本には超速ラグビーが必要」 | チケットぴあ[スポーツ ラグビー]

デスゾーンを勝ち抜くための再出発である。『ラグビーワールドカップ(RWC)』準々決勝以上を勝ち上がるための再登板である。12月14日、エディー・ジョーンズの次期日本代表ヘ...

 

 

【エディー・ジョーンズHC再登板に「日本には超速ラグビーが必要」】
「デスゾーンを勝ち抜くための再出発である。『ラグビーワールドカップ(RWC)』準々決勝以上を勝ち上がるための再登板である。」
「母国で開催される『RWC2027』での目標を問われると、ジョーンズHCはこのように返答した。「いくつかターゲットがあるが、まずベスト8を必ず決めたい。2019年はベスト8に入ったが、2023年は達成できなかったので、毎回ベスト8は果たせるようにしたい」
ジョーンズHCが頭に描く速いラグビーとは?
「日本には“超速ラグビー”が必要だと考えている。走るだけではなく、15人全員が素早く決断して素早く動くことが重要。 “ラグビー脳”を早く判断できるように、育成年代の強化が大事だと考えている。若い才能を最大化するシステム、高校から大学、大学から社会人とうまくつないでいくシステムも必要。そして日本では大学は大学、社会人は社会人と分かれているので、一貫性を持ったフィロソフィーが必要になってくる」」

 超速ラグビーですか。「ラグビー脳」は「サッカー脳」と同じで、絶えず考えてプレーするという事か。監督の選考過程が云々という報道が多く流れていますが、決まった以上はもういい話かな。
 日本大会で8強入りした日本は世代交代の過渡期にある。新戦力の発掘や育成が求められている中で、ジョーンズ氏はうってつけの指導者だ。
 ただ、ジョーンズ氏の再登板を巡っては、賛成意見ばかりではないようです。日本代表事情に詳しいラグビー関係者は「以前と同じ方法で指導するのであれば、選手とのあつれきが生まれるかもしれない」と懸念もあります。第1次政権時は、強烈なトップダウンで過酷なトレーニングを課すなど、選手側の反発もあったとか。やり方を一歩間違えればチーム崩壊の危険性をはらんでいるという見方もあります。
 ちなみにジョセフ前HCの時は自主性重視の方針だったそうです。自分で考えさせる方針は、ジーコジャパンなど結果を伴わないケースが少なくないので、成功例だったのかな。という事で、また過酷なトレーニングが待っているようですが、頑張ってもらいたいと思います。
ラグビー日本代表関連: / /  /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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1年で上へ29

2023-12-15 00:01:30 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 J1の残留争いがラスト2試合までもつれ込み、盛り上がってしまいました。昨季はJ2で強さを発揮し、J1残留を目指しましたが、小川選手の海外移籍も痛手になったのか、残念な結果になってしまいました。個人的には、上位勢にも勝っていたし、強かったのに何で降格になってしまったのかなと思ってみたり。
 降格の要因や背景を求めて、今回もネットでいろいろと探しましたが、うーむ余り出て来なかったですね。四方田監督も契約更新になり、何か降格したチームには思えないような感じです。この強さで1年でまたJ1に戻ってこようという意思表示なのか。という事は地元岡山にとっても脅威の存在になるのか。そんな中で見つけた唯一のコラムです。

横浜FCは本当に「弱かったから」降格したのか 報いを受けた「弱者の兵法」

横浜FCは本当に「弱かったから」降格したのか 報いを受けた「弱者の兵法」

12月3日、鹿島。横浜FCは敵地に乗り込んで鹿島アントラーズと戦い、力及ばず2-1と敗れている。すでに実質的には最下位での降格は決まっていた(勝利し、得失点差12をひ...

集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

【横浜FCは本当に「弱かったから」降格したのか 報いを受けた「弱者の兵法」】
<J2からの昇格チームで、戦力的に非力だった。開幕後にJ2得点王のエース、小川航基の移籍もダメ押しに......>
「横浜FCの降格は、そう言って片づけられるのだろう。下馬評も低かった。開幕前から降格の最有力候補に挙げられ、そのとおりになっただけとも言える。しかし、横浜FCは予算的にJ1最下位クラブではない。たしかに下位ではあるが、卑屈になるほどではなかった。今年6月に小川を失ったのは痛手だが、戦績だけで言えば、それ以降のほうが勝ち点を稼いでいる。本当に彼らは『弱かったから』降格することになったのか。」
「横浜FCは開幕以来、主体的にパスを回して優位に試合を進める戦いを目指していたが、布陣もコンセプトも変更していた。実質5-4-1の人海戦術で、守備を分厚くしたカウンター戦法に切り替えた。前線からのプレッシングよりも、うしろでブロックを作り、受け身で守りながら相手のミスを誘い、勝機を探る"弱者の兵法"だった。
「いつか点が入る」川崎戦がそうだったが、敵のそうした甘さに付け込むのだ。構造・概念自体は、カタールW杯で森保一監督率いる日本代表がドイツ代表、スペイン代表という強豪から金星を挙げた戦い方と酷似していた。5-4-1で人垣を作って守りを固めてじっと耐えながら、ウイングバックで奇襲を仕掛け、前線のアタッカーに一撃を託す。ドイツ、スペイン戦では、三笘薫、堂安律が決定的仕事をやってのけた。圧倒的に攻める敵の油断を突いた形だ。
【勝てる相手に勝てなくなった】
 それはひとつの戦い方と言える。だが、"必勝の仕組み"にはならない。あくまで相手のミス次第という偶発性が強く、森保ジャパンが格下と見られるコスタリカに呆気なく敗れたのは、その証左だ。つまり、勝てるべき相手に勝てなくなる。短期決戦のチャレンジャーだったら、その魔法で乗りきれるかもしれない。しかし、リーグ戦という長期戦では必ずぼろが出る。
 横浜FCは攻められる展開になるほど、"弱者の強さ"を発揮した。第22節のヴィッセル神戸戦は、約3割のボール支配率で2-0と勝利。第25節の横浜F・マリノス戦は、先制点を浴び、圧倒的に攻められながらも、なんと4-1と逆転で勝った。第30節のFC東京戦、第32節のサガン鳥栖戦も展開は同じだ。
 一方、互角の相手には、"弱者の兵法"が通じなかった。ボールを持たされてしまい、むしろ苦しんでいるように映る。ボールを握って、つなげる強度が単純に低い。たとえば天王山と言われた前節の湘南ベルマーレ戦も、リードされたあとに慌てて反撃に出ようとして、ビルドアップをたびたびひっかけられ、危機に陥っていた。パワープレーしか活路がなく、なすすべなく敗れたのだ。
 "弱者の兵法"は劇薬である。一定の効果は望めるが、それに拘泥していくことで、根源的なサッカーの力は弱まる。よほど監督に求心力があるか、もしくはチームとしてのスタイルでなかったら、ポゼッションを半ば放棄することは「報いを受ける」ことになる。サッカーボールを蹴ることは、そのものが選手にとってはエネルギーの元であり、それを手放すことになるのだ。」
   
 森保ジャパンは「弱者の兵法」でカタールW杯で勝てたのだと。的確な説明ですね。とてもわかりやすい。当ブログでずっと気になっているのもそこ。森保ジャパンは本当に強かったのかと。元々横浜さんはポゼッションサッカーでした。元柏の下平監督が実施していましたから。そこからカウンターサッカーに変化したのですね。

 横浜さんは今月25日にクラブ設立25周年を迎えられるそうです。記念すべき時期にJ1を去るというのも残念な事。新スタジアム建設とともに、そういえば「周年」も成績不振になる例も多いかもと思ってしまいました。
 クラブ公式HPを観てみると、中村俊輔選手の引退試合で盛り上がっていますね。引退されたのはちょっと前だった気がしますが、このタイミングですか。あと、やはり横浜さんは地元商店街との連携が強いイメージがありましたが、「ポスタープロジェクト」、いいですね。横浜さんらしい取り組み。

 2000年から20年以上にわたり、地域貢献・創成活動の一環として、横浜市が設置している小学生の放課後の居場所である「放課後キッズクラブ」を利用する子どもたちに、選手やコーチ・クラブスタッフが訪問しサッカーボールと触れ合う場、遊びの中から体を動かす場を提供するイベント、「横浜FCと遊ぼう!」も素晴らしい取り組み。何しろ20年以上ですから。そして、かつてあのカズ選手も積極的に参加したという「夢で逢えたら授業」もいいですね。

 若い読者の方は知らない話でしょうが、実は当ブログではその昔に馴染みが強かったクラブです。Jリーグサポ歴30年として、かなり前ですが、旧横浜フリューゲルスの一連の合併劇を見てきました。その後サポーターの方々が一からクラブを作っていったのが今の横浜さん。そういえばあの当時タオマフを買った覚えがある。J1に昇格したら「フリューゲルス」の名前に変えるのかと思っていましたが、そのままでした。過去は過去なのでしょう。
 それから何度かJ1に復帰されました。横浜さんのエンブレムに描かれてあるのは不死鳥(フェニックス)ですか。今回J2に降格されても、また不死鳥のごとくJ1に戻って行かれるのでしょう。来季は本当に横浜さんは強そうだ。いつか福岡さんのようにJ1に定着される事を祈念して、記事を終わらせていただきます。
J1横浜FC関連: / /   /   /   /   /   /   /   /   /   /   /   /   /   /   /   /   /  /   /   /  
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Jリーグの話題224

2023-12-14 00:01:39 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 またかいなという報道が今朝早く流れました。何年かに一度出てくる観測気球的な情報だなと当ブログではすぐに直感しました。過去にもホームタウン地域撤廃など、当ブログのように長いファン・サポーターならすぐに反対するような情報が出ていましたね。当ブログのアーカイブ(記事最下部参照)でリスペクトできています。最初に聞いた時に今回はスルーしようかと思いましたが、Jリーグ公式HPでコメントが出たので、記事にする事にしました。全く・・・またプチ騒動で終わるのにと。まずはそのスポーツ報知の元記事です。

来季からJリーグクラブ名称に企業名「解禁」へ 発足から30年 収入増へ改革実施 19日にも正式決定 : スポーツ報知

来季からJリーグクラブ名称に企業名「解禁」へ 発足から30年 収入増へ改革実施 19日にも正式決定 : スポーツ報知

 Jリーグが、スポンサー企業名入りのクラブ名称を認める方向で最終調整に入ったことが12日、分かった。19日に開かれる理事会で承認されれば、来季から施行される。1...

スポーツ報知

 

【来季からJリーグクラブ名称に企業名「解禁」へ 発足から30年 収入増へ改革実施 19日にも正式決定】
「Jリーグが、スポンサー企業名入りのクラブ名称を認める方向で最終調整に入ったことが12日、分かった。19日に開かれる理事会で承認されれば、来季から施行される。1993年のリーグ開幕から、地域密着を打ち出すために企業名を入れることを認めていなかった。複数の関係者によると、開幕から30年が経過し、Jクラブのあり方が周知、理解され、コロナ禍明けで苦しむクラブ経営のメリットを拡大する狙いがあるという。
 Jリーグが企業名入りクラブ名称の“解禁”に踏み切る。関係者の話を総合すると、クラブ経営のメリットを増やすために議論されてきた同案は、すでにJリーグ、各クラブの代表者間で協議され、実施の方向で合意に達したという。実施時期については最終調整中だが、早ければ来季からクラブの権利として認められる可能性が高くなった。」
「関係者によると、Jリーグは今後、制限されている外資企業によるJクラブスポンサー参画条件を緩和する見通し。外資が日本市場に名前を広めるメリットを感じれば、今回の変更が動機づけの一つになる。海外の大きな資金力を持った企業が、Jリーグに参加することにもつながりそうだ。」

 最初のスポーツ報知が2時0分。今朝、X(旧ツイッター)で鹿島さんの小泉社長と水戸さんの小島社長が引用投稿して否定していました。そして今日11時30分にJリーグから声明が発表になりました。いつもながら、いいタイミングで情報が出るよなぁと個人的に思いました。ライターの村上氏が「スポーツ新聞が飛ばし記事を出す→鹿島・水戸の社長が否定する。Jリーグの様式美ですね」とコメントされており、当ブログと見解がちょっと似てるなと思ってしまう。両社長が昨日から知っていたとは思いたくありませんが、村上さんの気持ちもわかるかな。

【一部報道について】
「本日、スポーツ報知より、『Jリーグが、スポンサー企業名入りのクラブ名称を認める』との報道がありましたが、本件は、実行委員会や理事会でも全く検討されていない内容であり、事実無根です。
 Jリーグでは、Jリーグ規約にて『チーム名および呼称には地域名(ホームタウン)が含まれているものとする』と定めており、今後も地域と一体となったクラブづくり、サッカーの普及、振興につとめてまいります。

■Jリーグ規約 第31条〔Jクラブの名称等〕(抜粋)
(1)Jクラブの法人名、チーム名および呼称(以下総称して『名称』という。ただしチーム名および呼称には地域名が含まれているものとする)ならびにホームタウンは次のとおりとする」

 

一部報道について:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

本日、スポーツ報知より、「Jリーグが、スポンサー企業名入りのクラブ名称を認める」との報道がありましたが、本件は、実行委員...

Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ)

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 今までは即日ではなく、1日か2日経ってからJリーグ側の否定表明が出ていたと思いますが、今回は早かったですね。まぁ、観測気球と思えば納得できるかな。過去の同じようなプチ騒動(Jプレミアやホームタウン撤廃構想等)でも、少しメディアで盛り上がって、いつしか消えていきました。でも火の無い所に・・・というのもあり、Jリーグの理事なり、実行委員に企業名を出したいと思っておられる方が着実にいるのでしょう。

【本田圭佑は賛成!Jリーグクラブ名称の企業名解禁報道に鹿島社長「根も葉もない」】
「明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズの小泉文明代表取締役社長が、『Jリーグクラブ名称』に関する一部報道に反応。ネット上で注目を集めている。」
「小泉社長は13日未明にX(旧ツイッター)を更新。『全く根も葉もない」と報道内容を否定。『1ミリも実行委員会でも理事会でも議論が出てないですし、この記事が何を根拠に出たのか不思議でなりません。本当に解禁されるなら、僕らクラブ経営者は全く知らない話しです』と綴ると、ファン・サポーターからクラブ名称に関して様々な意見が寄せられている。」

 

本田圭佑は賛成!Jリーグクラブ名称の企業名解禁報道に鹿島社長「根も葉もない」 | Football Tribe Japan

 明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズの小泉文明代表取締役社長が、「Jリーグクラブ名称」に関する一部報道に反応。ネット上で注目を集めている。  Jリーグは1993年の...

Football Tribe Japan

 

 本田氏のコメントは省略させていただきました。深読みしすぎかもしれませんが、Jリーグ実行委員会で14日に、全60クラブに「賛同する」「賛同しない」「継続的に議論すべきことがあり賛同できない」から選択して投票し、その結果を受けて19日の理事会で最終決定する予定だそうですが、否決されるかもしれない可能性が出てきたため、ならばという事で、親企業がある数クラブで観測気球を打ち上げていたりしてと、ちょっと推測してしまいました。結果はそうならないのはわかっているのに、とりあえず反応を見てみましょうと。
 やはり親企業のあるJ1の主要クラブは、欧州と見比べてみて、歯がゆさを感じて、何かJリーグが大化けできないかと、いつも考えているのではないでしょうか。とにかく結果はともあれ、今月は何か賑やかですね。どういう結果になっても当ブログは今後もJリーグをリスペクトしていきます。
Jリーグ組織関連(Jプレミア制騒動):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210411 
  〃     (ホームタウン緩和・ネーミングライツ騒動):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211202  
#がんばろう日本

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育成・下部組織について62

2023-12-13 00:01:43 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 その吉報が来たのは一昨日でした。プレミアリーグ入りを目指して、広島で「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 プレーオフ」を戦っていたファジのU-18チームが金曜日の札幌戦に続いて、日曜日に京都戦にも勝ち、見事プレミアリーグ昇格を勝ち取りました。おめでとうございます。やりましたね。岡山は下部組織がもう一つというイメージがずっとありましたが、見事にイメージを払拭してくれました。当ブログでも中国リーグ時代に選手として応援していた梁監督が結果を出されたのは本当にうれしいです。
   
【ファジ プレミアL初昇格】
「チーム発足から13年、ついに最高峰への扉をこじ開けた。」
「今夏のクラブユース選手権は過去最高の3位と躍進したが、『悔しさが勝った。その気持ちを忘れず全員でプレーの質を高めてきた』と主将のDF勝部は言う。ユース選手権の予選リーグでは1-3で敗れた京都サンガに雪辱した事実が成長を物語る。勝部や楢崎ら3年生は2015年創設のU-12チームの1期生。初めて小中高とファジアーノで一貫指導を受けたメンバーだった。」
「ファジアーノはペースをつかんで迎えた前半15分、スローインを起点に右サイド深くに攻め込み、最後はゴール前のMF楢崎が蹴り込み先制。その後はGK近藤、DF服部を中心に粘り強く守り、無失点で切り抜けた。岡山勢のプレミア参戦は2012年の作陽高(現作陽学園高)以来2チーム目。」
出典:山陽新聞

【高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグへ初昇格!】
「ファジアーノ岡山U-18は、12月8日・10日に開催された高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 プレーオフの結果により、2024シーズンはプレミアリーグへ初昇格することが決定しました。ファジアーノ岡山U-18のプレミアリーグ参戦は初めてとなります。」

 

【U-18】高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグへ初昇格! | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

ファジアーノ岡山[Fagiano OKAYAMA]公式サイト

 
 

来年の昇格チームが決定! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 プレーオフ2回戦

https://www.jfa.jp/news/00033406/

 
 

岡山U-18がプレミア初参入!「ゴールではない。ここからが大切」京都U-18を1-0で下す | ゲキサカ

[12.10 高円宮杯プレミアリーグプレーオフ2回戦 岡山U-18 1-0 京都U-18 エディオンスタジアム広島] 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024に参入する権利をかけた...

ゲキサカ

 
 

ファジアーノ岡山U-18 高校生年代サッカーの最高峰の「プレミアリーグ」に初昇格 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

 ファジアーノ岡山のU-18チームが、高校生年代サッカーの最高峰「プレミアリーグ」への参入を決めました。 ファジアーノ岡山U-18は10日、高円宮杯U-18プレーオフ2回戦で京...

KSB

 

 ファジアーノ岡山U-18、鹿児島城西高校が来季のプリンスリーグWESTに参戦する事になりました。来季戦う他のチームを観てみましょう。

サンフレッチェ広島F.Cユース(広島県)、ヴィッセル神戸U-18(兵庫県)、静岡学園高校(静岡県)、大津高校(熊本県)、横浜FCユース(神奈川県)、東福岡高校(福岡県)、米子北高校(鳥取県)、名古屋グランパスU-18(愛知県)、サガン鳥栖U-18(佐賀県)、神村学園高等部(鹿児島県)

 と、そうそうたる顔ぶれで、J1のユースチームが4チーム。高校サッカーの強豪校もいくつも見えますね。岡山は1年で戻るんじゃないかと不安がよぎったりもしました。
 先輩として作陽さんが2012年にプレミアリーグに参戦しています。成績をチェックしてみると、2012年はプレミアリーグWESTで9位(10チーム中)になり、2013年は再びプリンスリーグに戻ったようです。やはり甘くないですね。ファジユースも1年で戻らないように頑張って欲しいと思います。
 あとは、3年生の彼らがきちんとトップチームに昇格してくれるかどうかが気になるところです。そのまま上に上がってきて欲しいですが、J1の強豪からオファーがあれば何も言えません。という事で、ファジサポの皆さんも、来季ユースのプレミアリーグでの応援観戦も増えて良かったですね。頑張って欲しいと思います。
ファジアーノU-18関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230817
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