大堀川沿いの中学校の垣根にマテバシイ(馬刀葉椎 、 全手葉椎)が植えてあった。
ドングリはアク抜きをしないで、炒って食べられる。
名前はマテガイに似たシイノキの仲間に由来。
ブナ科 マテバシイ属
別名「サツマジイ、マタジイ」
撮影 2009年1月13日午後2時ころ
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↓ ドングリが残っているマテバシイの枝
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↓ マテバシイの葉(表側)。中心にはつやのある黄緑色の芽鱗に包まれた冬芽。
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↓ マテバシイの葉(裏側)ちょうど風が吹いてきて裏がよく見えた。
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↓ マテバシイの1年目の果実。年を越してもこんなに小さい。
雌雄同株なので、横に見えるのは雄花序か。
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↓ マテバシイの2年目の果実。
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↓ マテバシイの植え込み、大堀川緑地と校庭との境界。
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↓ マテバシイの幹。樹皮は灰黒色でなめらか。縦に白い筋がはいる。
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メモ
・樹形は常緑高木、高さ15m、直径60cmほどになる。
・葉は互生。厚い革質。
・花は雌雄同株。
・果実は堅果。長さ1.5cm~2.5cmの長楕円形で、翌年の秋に成熟する。
山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」より