アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

クマシデ(熊四手)の果穂

2010-11-19 | 動物

大堀川昭和橋近くの緑地に植樹してあるクマシデ(熊四手)に茶色になった果穂がたくさんぶら下がっていた。
冬でも果穂は残るので、花が咲いたように見える。
カバノキ科 クマシデ属
撮影2010年11月12日午後4時過ぎ
いずれも画像クリックで拡大します


  クマシデ(熊四手)の果穂
この果穂は葉状の果苞からなり、果苞は一つの果実を抱いているが、確認できなかった。

 

 

 


  クマシデ(熊四手)の冬芽。太いほうは雄花序、小さいほうは雌花序か葉が入っている。

メモ

・生育地は日当たりの良い丘陵や山地の谷筋。
・樹形は落葉高木。高さ15m直径20cmほどになる。根元から多くの萌芽を出す。
・樹皮は黒褐色、若木の樹皮は滑らかだが、大きくなるとミミズばれのような模様が入り、老木になると裂ける。
・冬芽は長さ6~10mmの紡錘形。芽鱗は14~16個。
・果穂は長さ5~10cm。葉状の果苞は密に付く。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」


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