アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

アキニレ(秋楡)の翼果と紅葉

2010-11-15 | 樹木

柏の葉公園のアキニレ(秋楡)。数本の並木があり、翼果と一部紅葉が見られた。
ニレ科の中で、唯一秋に開花することから命名
「ネバの木」とも呼ばれ、カブトムシやクワガタムシが好む。
ニレ科 ニレ属
別名「イシゲヤキ、カワラゲヤキ、ヤマニレ」
撮影2010年11月3日
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  アキニレ(秋楡)の翼果
長さ1cm程度。一つの果実の中に種子が二つ入っている。
葉が落ちても果実は枝からなかなか離れない。


  アキニレ(秋楡)のたくさんの翼果


  アキニレ(秋楡)の木


  紅葉の始まったアキニレ(秋楡)の葉


  アキニレ(秋楡)の並木


  アキニレ(秋楡)の幹、プレートと共にどうぞ。

 


メモ

・本州中部以西に分布する落葉高木。
・果実には翼があり、風によって種子を散布する。
・冬の木枯らしが吹くころになって、少しずつ果実は枝を離れる。強風が吹くと散布される。
・2月ころになるとやっと殆どの果実が枝を離れる。
・樹皮はまだら状にはがれ、特徴的。
・刈り込みにも良く耐え、盆栽にも仕立てられる。


参考サイト   植物雑学辞典 アキニレ


イガアザミの花

2010-11-14 | 動物

筑波実験植物園のイガアザミの花。
全体的に荒々しい感じで咲いていた。
他に咲いている花が少なくなったせいか、いろいろな蝶が吸蜜にきていた。
キク科 アザミ属
別名「タイアザミ・ハコネアザミ」
撮影2010年11月2日
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  仲良く


  イガアザミの花と蕾


  咲き始めたイガアザミの花


  荒々しく咲いているイガアザミ



メモ

・ナンブアザミの変種で関東地方の海岸近くに生える多年草。
・ナンブアザミより葉や総苞の刺針が太く長い。
・頭花は多くつける。
筑波実験植物園の植物図鑑より


北柏ふるさと公園で草を食む白鳥

2010-11-13 | 

久しぶりに北柏ふるさと公園へ行った。
撮影2010年11月10日
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  柏ふるさと大橋から北柏ふるさと公園から手賀沼を見る


  北千葉導水ビジターセンター方面の紅葉


  大橋を渡りきったところの街路樹モミジバフウの紅葉が鮮やか。


  公園の芝生でくつろぐ白鳥。手賀沼に住みついているようだ。



  草を食む白鳥。人になれていて、近づいても怖がる様子は全くない。




コウヤボウキ(高野箒)の花。おまけは保育園のクリスマスイルミネーション

2010-11-12 | 動物

筑波実験植物園で出会ったコウヤボウキの花。初めて撮れたが、ロープの中にあって、近くに行けなかったのが残念だった。リボン状の花弁をもっとはっきり撮りたかった。
キク科 コウヤボウキ属
撮影2010年11月2日午後1時ころ
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  コウヤボウキ(高野箒)の花
花は1年目の枝の先に咲き、白~淡紅色。13個前後の小花からなる。

 

 


  コウヤボウキ(高野箒)の群生

 


メモ

・コウヤボウキは本州の関東以西から四国、九州に分布する落葉小低木。
・山林の日当たりのよいところ、乾燥した林内に良く見られる。
・高さ数十センチで根元からたくさん枝を出し、集団を作る。
・茎は細いが木質化して硬い。
・葉は幅広い卵型。冬には葉を落とし、枝のみが目に付く。
・花は秋の遅くに、1年目の茎に一輪ずつ咲く。
・頭状花は筒状花のみ十数個からなり、白い房状、長さ1.5cmほどで、花弁は細長くてよじれる。
・高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。
・玉箒(たまぼうき)と呼ばれて古くから箒の材料とされ、正月の飾りなどにもされた。
以上 フリー百科事典ウイキペディアより


参考サイト   植物雑学辞典コウヤボウキ



おまけ
おおたかの森方面へウオーキング中に見た
素敵な保育園のクリスマスイルミネーション(2010/11/10撮影)


ツリガネニンジン(釣鐘人参)の実

2010-11-11 | 動物

筑波実験植物園で出会った花ツリガネニンジン(釣鐘人参)に実が出来ていた
キキョウ科 ツリガネニンジン属
撮影2010年11月2日午後1時ころ
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  花も咲いていた

 


  吸蜜を終えて出てきたアブ?


  茎を長く伸ばして花を咲かせるツリガネニンジン(釣鐘人参)。
周りの元気なクサソテツに負けまいとしているようだった。


昨年筑波実験植物園で見た   ツリガネニンジン(釣鐘人参)の花  撮影2009年9月29日



メモ


・花茎の高さは30cmから100cmになり、葉は茎に3枚から5枚輪生し、稀に互生または対生する。
・茎につく葉の形は楕円形から披針形で、やや厚みがあってつやがない。
・縁は鋸歯状を呈する。
・花期は8月から10月頃で、淡紫色の下を向いた鐘形の花を咲かせ、数段に分かれて葉と同じように茎に輪生する枝の先に少数ずつをつける。
・花のがく片は糸状で鋸歯があり、雌しべは花から突出する。
参考文献 ヤマケイポケットガイド「野の花」、フリー百科事典『ウィキペディア』


カントウヨメナ(関東嫁菜)の花

2010-11-10 | 植物

近所の畑に生えているカントウヨメナ(関東嫁菜)の2番花が咲き始めた。
この畑は殆どが空き地になっていて、野草が伸びると、草刈機が入っていた。
夏の初めに一度全部綺麗に刈り取られた。
その後新芽が育ち始めた。野草が伸びるとまた、草刈機が入った。
今度はカントウヨメナだけ残して周りを刈ってあった。
おかげで、葉も元気に育ち、傷みもなく、花も綺麗に開花した。
キク科 シオン属
撮影2010年11月7日午前11時半ころ
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  カントウヨメナ(関東嫁菜)の花の表と裏
(花弁を食う幼虫も一緒に)


  カントウヨメナ(関東嫁菜)の筒状花と舌状花
舌状花のすぐ内側の筒状花の下の方に、冠毛が見えない。
ノコンギクには冠毛が見える(これで、区別できる)。

 


  咲き始めのカントウヨメナ(関東嫁菜)


  花盛りのカントウヨメナ(関東嫁菜)と過ぎた花


  カントウヨメナ(関東嫁菜)の草姿


  文章


参考サイト   ●Plants at East-PineDoor


筑波実験植物園で出会った環境省レッドリストに載った花

2010-11-09 | 動物

筑波実験植物園では、環境省のレッドリストにあがっている
植物が保護・育成・展示されていた。

レッドリストカテゴリー
(フリー百科辞典 ウイキペディアより)

1. 絶滅(EX) わが国では絶滅したと考えられる種
2. 野生絶滅(EW) 飼育や栽培下でのみ存続している種
3. 絶滅危惧類(CR+EN)絶滅の危機に瀕している種
  1. 絶滅危惧1A類(CR) ごく近い将来の絶滅の危険性が極めて高い種
  2. 絶滅危惧1B類(EN) 絶滅危惧1A類ほどではないが、絶滅の危険が高い種
4. 絶滅危惧類2類(VU) 絶滅の危険が高まっているもの
5. 準絶滅危惧(NT) これからの環境変化で危険が高まってくる種
6. 情報不足(DD) 情報不足で評価できないもの
7. 地域固体群(LP) 地域的に孤立しており、地域レベルでの絶滅の恐れが高い種


撮影2010年11月2日



セイタカアワダチソウの2番花に蝶

2010-11-08 | 動物

大堀川の斜面は、夏の終わりに綺麗に草刈りされた。その後セイタカアワダチソウ(背高粟立草)が芽を出し、草丈が大人の膝下くらいまでに成長し開花した。
当然花穂も小さいが黄金色に輝き綺麗に咲いている。
花がめっきり減った大堀川斜面では、チョウやハチなどの貴重な食料になっている。
翅に痛みが見られるチョウ(キタテハだろうか?)が吸蜜にきていた。
キク科 アキノキリンソウ属
撮影2010年10月8日午後3時ころ
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  セイタカアワダチソウ(背高粟立草)の2番花。
草丈も低いし、花穂も小さいが、咲き始めの花は黄金色で美しい。

 



「セイタカアワダチソウ(背高粟立草)へ蝶」は動画でご覧ください




  セイタカアワダチソウ(背高粟立草)の2番花と1番花
ここは、1番花が刈り取られない場所があった。


セイタカアワダチソウ(背高粟立草)の花  撮影2009年10月10日


今採り農産物の店「かしわで」の収穫祭

2010-11-07 | キママ日記

今採り農産物の店「かしわで」の収穫祭
撮影2010年11月6~7日
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  二週間以上前から立っていたのぼり


  ワラボッチで仕切られた駐車場


  巨大トラクター


  花鉢で描いた絵。「かしわで」と読めるかな?



収穫祭の雰囲気は動画で見てね。



  今日一番の人気者「コブタちゃん」、疲れてお休み。


カツラ(桂)の木にたくさんの実

2010-11-06 | 樹木

黄葉したカツラ(桂)の葉の間から、枝にそって小さなマメのような鞘を持った実が綺麗に整列していた。
カツラ(桂)の木は雌雄異株で、4月ころに咲く。まだ撮ったことがないので、来春タイミングを逃さないようにしたい。
カツラ科 カツラ属
撮影2010年11月3日
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  カツラ(桂)は黄葉や紅葉が見られる。

 


  カツラ(桂)の大木(左側)とカツラ(桂)の幹


  柏の葉公園駐車場のカツラ(桂)の並木。紅葉も黄葉も見られる


  柏の葉公園レストハウス近くで黄葉するカツラ(桂)の木。
高さでは、左隣のユリノキ(ハンテンボク)や右隣のラクウショウにはかなわない。


柏の葉公園の紅葉・黄葉

2010-11-05 | 樹木

柏の葉公園には、背の高い樹木が多数植えてあり黄葉・紅葉を楽しんだ。
ユリノキ(モクレン科ユリノキ属、別名をハンテンボク・チューリップツリー)
アメリカフウ(マンサク科フウ属、別名をモミジバフウ)
カツラ(カツラ科カツラ属)
サクラ(バラ科サクラ属)
撮影2010年11月3日
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  イベントで賑やかな広場とのどかなスワンボート
休日で、天気にも恵まれ、家族連れが多かった。



大きな木の紅葉・黄葉はフォトチャンネルでご覧ください。



柏の葉公園のスワンボート

2010-11-04 | キママ日記

柏の葉公園は、休日で快晴とあって、親子連れでにぎわっていた。
スワンボートは待ち行列が出来ていた。
撮影2010年11月3日
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  こんな看板があった。


  レストハウス前の広場の、大バーベキュー大会。
黄葉した大きなユリノキやカツラがめだった。



  スワンボートなど動画で見てね



樹木 「ゴンズイ(権萃)・コバノガマズミ(小葉のがまずみ)・カマツカ(鎌柄)」に実った赤い果実

2010-11-03 | 樹木

国立科学博物館筑波実験植物園で見た赤い実のついた木
撮影2010年11月2日
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  その1 ゴンズイ
大きさ1cm位の赤い袋状の果実が実り、それがはじけて中の真っ黒な種が見える。
果皮の内側の鮮やかな赤色と、光沢のある黒い種とのコントラストが美しい。
ミツバウツギ科 ゴンズイ属
別名「ゴゼノキ」

 


  大きなゴンズイの木。


  ゴンズイの幹


昨年見た ゴンズイ  撮影2009年9月29日



  その2 コバノガマズミ(小葉のがまずみ)
ガマズミに比べると葉が小さいため命名された。
散形花序は直径4cmほどでガマズミより一回り小さい。白い花を多数つける。
葉柄が短い。ガマズミは長い。
スイカズラ科 ガマズミ属

 

 


  コバノガマズミの幹


参考サイト 植物雑学辞典「コバノガマズミ」



  その3 カマツカ(鎌柄)
カマツカの材は粘り強いので鎌や槌の柄にされることから命名。
粘り強いことから牛の鼻環にも使うことから「ウシコロシ」という和名がある。
バラ科 カマツカ属

 

 


  カマツカ(鎌柄)の幹
伐採されると根際から萌芽し、シュートを形成して立ち上がり回復する。


参考サイト 植物雑学辞典「カマツカ」


シュウメイギク(秋明菊)の花

2010-11-02 | 植物

シュウメイギク(秋明菊)の花が咲き始めた。
名前に「キク」とつくが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間。
花びらにみえるものは、実は萼片で本物の花弁はない。
キンポウゲ科 アネモネ属
別名「キブネギク・ジャパニーズアネモネ」
撮影2010年10月29日午前7時ころ


  アルちゃんとシュウメイギク(秋明菊)



シュウメイギク(秋明菊)の花はフォトチャンネルで見てね


メモ

・名前の由来は秋に咲く菊に似た花なので「秋明菊」。
・花言葉は耐え忍ぶ愛。
・特徴は中国から渡来した多年草。
・名前にキクとつくがキク科の植物ではない。
・花びらに見えるのはがく片で、一重咲き、半八重咲き、八重咲きになる。
・草丈(茎長)は50cm~80cm。
・花径3~5cm。
・花期8月~10月。
・殖やし方はかぶ分け、根伏せ。
・栽培メモ 水はけ、水もちのよい腐植質に富んだ肥沃地に適する。
・シンクイムシの食害に注意する。
参考文献 日本文芸社「季節の花図鑑」


シュウメイギクの花  撮影2006年9月30日


カナムグラ(金葎)とアレチウリ(荒地瓜)の実

2010-11-01 | 動物

大堀川の斜面では、カナムグラ(金葎)の雌株に果実が見られた。
カナムグラ(金葎)は雌雄異株なので、雄株は殆ど枯れて、今は雌株が元気。
カナムグラ(金葎)の雌花は、苞が重なってかたまり状になっている。
雌花は苞の内側にあって、外から見えない。がくも花弁もない。
カナムグラ(金葎)の果実(痩果)は赤紫色を帯びる。
アサ科 カラハナソウ属
撮影2010年10月9日午前7時ころ
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カナムグラ(金葎)とアレチウリ(荒地瓜)  撮影2010年9月27日



  アレチウリ(荒地瓜)
「アレチウリ」は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により、
平成18年2月から、生態系等に被害を及ぼす「特定外来生物」としての適用を受けることになった。結果、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入等について規制を行うとともに、必要に応じて国や自治体が野外等の外来生物の防除を行う。
参考サイト フリー百科事典ウイキペディア
ウリ科 アレチウリ属


  見事なトゲトゲ。
雌雄同株で、葉のわきからそれぞれ柄を出してその先に花がつくので、
今は雌花の方に立派な果実が実っている。

 


  アレチウリ(荒地瓜)の果実は大豊作。
このまま刈り取られなければ、大量のひっつき虫が生まれる。


  今年最後のあがき。雌花がないのに、雄花だけ咲いている。
小さな昆虫には有難いことだ。