イギリス旅行記も、ようやく3分の2が過ぎました。7日目は、私にとってはこの旅行の中で、最も大きな一日でした。大げさに言うと、この7日目があったからこそ、忘れられない旅行になったと言えるかも知れません。
それで、その日の事を書く前に、その他のあれやこれやをちょっと書いて行きたいと思います。
例えばお食事のことなんか・・・・
上の画像は、イギリスについた初日、ドライブインで頂いたケーキとお茶です。なかなか美味しくて、イギリスにおける食事の噂を吹き飛ばしてくれるかも知れないと、淡い期待を抱いたものです。
旅行に行く前、ラッタ君が(私の息子です)
「イギリスに行ったら朝食を三回食べろって言う言葉があるの、知っている?」
その朝食です。
イギリス式朝食はビュッフェ(バイキング)スタイル。飲み物は珈琲、お茶以外にもフルーツジュースからドリンクヨーグルト。ベーコン、ソーセージ、エッグにハッシュドポテト・・・まあいろいろ、好きなだけ取っていただけますが、そんなには食べる事は出来ませんね。とにかく、イギリスの朝食は、素晴らしい。
イギリスで有名なものと言ったら、「フィッシュアンドチップス」ですよね。初日の昼食に頂きましたが、その量に驚きました。美味しいとか不味いとかという問題ではなく、食べ切れません。それにその日は頭が一日中痛くて、ポテトと揚げてある魚の二種類の味をひたすら食べる気がしませんでした。おまけにですね、・・・
というか、私の旅行記はひたすら「堅い」。それは充分分かっているのですよ。なんたって、性格がお堅いもので・・・(うっそー!)
でも旅行記が堅くても、旅行自体はさにあらず。
実はツアー33人中でタバコを嗜むのは一緒に行った二人の友人のみ。このタバコの事は、また他の所で書きたいと思いますが、イギリスではお食事する所は全部禁煙です。食後の一服がしたければ外へ行かなければなりません。
このことは旅行に行く前、予想もしていなかったのですが、食事が終わる頃、私はいつもテーブルに一人ポツンと取り残されてしまうのです。まあ、時には他のグループの方と一緒だったりしますから、毎度と言うわけではありませんが、常に私のグループでは、私だけが最後までテーブルに残ることになってしまうのですね。
でも、マイペースB型ですから、そんな事はどうでもいいことなんです。ただ、傍から見たらどうでしょう。初日、ポツンとひとりで残ったテーブルの前で、頭痛と残ってしまったポテトの山と格闘していた私は、たぶんチビまる子ちゃんの斜線が入った顔をしていたのだと思います。
珈琲を入れにきてくれたお店の人が、私に聞きました。
「エンジョイ?」
私は自分の気持ちに正直な人なんです。即答できませんでした。でも、答えないわけには行きませんよね。
「イ、イエ~ス・・。」
眉間に皺を寄せながら、どもってイエスと言っても、なんか説得力ナイですよね。(画像はないのですよ。余裕なくて。)
http://www.creamteaclub.com/food%20and%20drink/chips/fish_and_chips_japanese.htm
↑の方のところで見ることが出来ると思います。
↓は、3日目の昼食で頂いた、「コテージパイ」です。パイ皮をを使わないラム肉のお料理ですが、ラムが平気な方は美味しく召し上がることが出来ると思います。
↓は、やはり同じ3日の夜、の「ローストポーク」です。美味しそうでしょう?
・・・・、まっ、いいか。ここはお店が素敵でしたから。シェークスピアゆかりの町でしたから、昔から俳優さんたちが多数この店に訪れたみたいで、写真がいっぱい飾ってありました。
↓5日目、ウィンダミア湖にある高台のホテルで頂いた、ますのグリルです。
↓6日目、ウェッジウッド・ビジターセンターで頂いた、チキン料理です。お皿が御馳走です。
↓ 抜けてしまいました。4日目の昼食、ソーセージ料理です。ソーセージは本当に美味しいですよ。
6日目の夜はロンドンに戻ってきて、中華街に行ったのです。
気が向いたときに写したので全ての画像はありませんが、全体的にこんな感じでした。夜はコースっぽく出てくることが多かったので、写真は止めておきましたが、いつも最後に出てくるデザートは、私は気に入っていたかも知れません。噂より甘さ控えめでしたが、初日の夜に出たフルーツケーキは砂糖の塊で、甘党の私でも気絶しそうでした。
イギリスの主食はパンではなくポテトです。来る日も来る日も三食ポテトを食べていました。パンは大抵、薄切りの一欠けらが出てくるだけです。
日本に帰ったら、一ヶ月はジャガイモは食べたくないと言っていました。でも、確か帰ってから二日後は肉じゃがだったかな。
塩と胡椒とハーブの国、イギリス。もっとソースと言う文化が育っていたら、「朝食を三回食べろ。」とは言われなかったんじゃないかなと思ったりしました。
お米が恋しくなると言われていましたが、平気でした。でも、私はしょうゆ味のお煎餅は持って行ったのですよ。お煎餅は、お米から出来ていますし、やっぱり日本人は「しょうゆ」ですよ~。