オックスフォードでは、あまり伝えることがないと言いながら、何でこんなに私は写真を撮ったのだろうかと考えてしまいました。
理由の一つは、知の街でありながら、私自身の知的満足を満たすものがなかったからかもしれません。その満足は、この街で学んでいる人のものなのでしょう。
何かを探して、私はシャッターを切っていたのかもしれません。
ですがまた別の理由は、空が綺麗だったからかもしれません。
たぶん、私のカメラに手が伸びる気持ちを動かすのは、空の青、木々の緑、または芝生の緑なのかもしれません。
空と大地の間には~♪
それでなのか、今まで載せた何枚もの写真の中で私が好きな写真は
こことここの一番上の画像です。
同じような気持ちが、私にシャッターを切らせたのかも知れません。
だけど、ふと思う違う事・・・・
私はここでは、空の青、芝生の緑、その間にあるもの、そして影を映したかったのかも知れないと思ったのです。時には、何気なく写している写真にも、人の気持ちは映し出されるものですね。
この街は、私がどんなに憧れても渇望しても、決して手の届くことのない世界なのです。私は観光客と言うただの通りすがり・・・・
なんとなく、そんな気持ちが現れている写真ばかりのような気がします。
ただ、遠くから眺めている建物も、この街の中をタラタラ歩いて回り込んでいきましたら、いつの間にか近づいていたようです。後で、写真を見て気がついたのですが、遠くで写していたものを、実は近くでもそれと気が付かずに撮っていました。
心惹かれる建物は、やはり同じだったと言うことでしょうか。
以下はオックスフォードらしい場所と言う事で載せました。
この街の裏道・・・
次の写真は聖メアリ教会です。この教会の塔の上に上るとこの街が一望できるそうですよ。
「そうですよ」と書いているところが悲しいでしょう。
なーんとなく、文の端はしに、不満っぽい雰囲気が見え隠れしてしまっていますが、その元凶は、この教会に登る時間がなかったことだと思います。なんたって、私は好奇心の強い猫ですから。
それでもこの先、映画とかドラマでこの場所が映ったら、
「あっ、ココ、ここに行った~。」と一人で盛り上がること間違いなし、なんですけどね。