森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒「狙われた女」

2008-01-25 08:30:18 | ドラマ(相棒)

 まず最初に、
中園参事官さま、ワタクシ、あなた様に謝らなければ気がすみません。先週検問のところで、あなた様に向かって「バ~カ」なんて言ってしまって。レギュラーであるあなた様に冷たい私でした。

 

 考えてみれば、あの署長の行動・言動は怪しかったのです。怪しかったのですが、特命係はいつもあのような待遇な者なので、見慣れた光景にしか感じませんでした。それが視聴者にはられた罠だったかも知れません。

 

 裏の裏をかくと言う展開は、いかにも「相棒」らしいと言う感じで、単なる前回の続編と言うのではなく、新たなストーリーのような感じでしたね。前作では推理できない、とんでもない話が絡んできました。

 こうなると春麗の人の良さそうなお父さんが、また大きなどんでん返しでもやってくれないかなぁとか思ってしまったのだけれど、最後の最後で、「彼はこうきたか~」と納得。

「人は誰でも生まれ変わる事ができる。」の見本。

 

こんな書きかたしていますが、感動しました。このラストもいかにも「相棒」。堪りませんね。

 

あらすじはコチラのストーリー12話をごらん下さい。

 

 だけど今回、一番印象に残ったのは元・城代金融の田村のシーンでした。あまりにも速すぎる展開に、気持ちがついていけません。

田村登場に、「オオ~」と思ったのに、
「丸腰の俺を撃って、どういう理由をつけるんだ。」
主人公なら引っ張れるセリフでも、そうはいかない悲しさ。
「後で、考える。」で撃たれてしまいました。
思わず、「ええ~」ですよ。しかも、
「見ろ、やり直すことなんか出来ないじゃないか~」なんてセリフを言うものですから、胸キュンです。

 

 これが他のドラマや、「相棒」でも辛口ドラマの時だったら、彼は空しく死んでいってしまうと思うのですが、今回は「死なない相棒」で、薫ちゃんの笑顔に繋がるのですね。
「向島といい、お前といい、城代金融のやつらはなんで撃たれても死なないんだ。」・・ホッとしましたね。

 

 

そのほか印象深かったのは―

 

今回も角田課長は「働く男」でしたね。
「俺は暇じゃないんだ。」

 

怒れる右京さん
「紙一重かも知れないが、それを超える者と超えない者では、ぜんぜん違うんですよ。」
言葉だけで書いてしまうと、軽くなってしまいましたが、もの凄く重く感じました。奥が深い言葉ですよ。それと水谷さんの説得力ですね。

 

イタミンたちは地味でしたが、最後に幸子さんが
「この人たちは本当に大丈夫ですか。」と言って盛り上げましたね。

 

 レギュラーとそれを愛するファンを大切にしているんだなと、感じてしまいました。それを思うと、危機一髪で飛び出してきたのが、右京さんだったのは、ちょっと残念です。


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