森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

篤姫「桜島の誓い」

2008-01-13 21:31:42 | ドラマ (大河)

―篤姫の江戸までの道のりは、まだまだ遠いナァ― などと感じてしまった、「桜島の誓い」。

 

  だけれど政治的状況を丁寧に描いて、篤姫誕生の背景が良く掴めそうです。 250年かかると言われた、藩の借金を善悪顧みず返し、最後は自らの命を投げ打って、その罪を一身に背負って藩を守った調所の最後が描かれました。

 

 彼の死はその後の於一に、大きな影響を与えそうです。

 

  だけれどこの調所様、平幹二朗がしっとりと重厚に演じているので、「本当はいい人ムード」オンリィですし、悪の巣窟のような人でも、その真相はとか見方の視点を変えると違う真実が見えてくるという風に描かれているわけですが、ちょっと強引なような気がします。

 

 借金まみれと言う点では、今の日本と被ってしまいますが、その日本を何とかしようと、国レベルで贋金作りなんかに励んだら、それじゃあどっかの国じゃ・・・おっとと~、  

 

 とにかく平さんの好演と描かれ方から、調所様最後は印象に残るシーンになりました。人それぞれの「役割」と言うテーマは、思っていたより大きなテーマなのかも知れませんね。  

 

 ところで、蛇足です。お化け屋敷で贋金作り、抜け荷、調伏による暗殺やお家想像・・・、闇奉行なんかが出てきちゃいそうじゃない?

 

 西郷吉之助(小澤征悦)や大久保正助(原田泰造)の話も結構絡んでくるのですね。彼らと比べると於一の周りの男達は情けなさ全開です。兄や尚五郎、見るからにひ弱です。でも「囲碁も剣術も弱い。」と於一に言われた尚五郎は、西郷や大久保に指南を求めます。西郷にも「真っ直ぐなお人」と言われていましたが、育ちのよさを感じてしまいました。また大久保たちの真っ直ぐさには、育て方のよさを感じてしまいました。

 

その情けなさそうな尚五郎も将来は、小松帯刀、家老ですよ。しかも、なかなか・・・・・

 

    小松帯刀の肖像 その1なかなかりりしい人だったんですね。

              近代日本人の肖像(バナー画像サイズ小

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ブログとHP

2008-01-13 02:19:59 | 新米パソコン生活
 別に告知するほどのことでもありませんが、このブログを始めて二年が過ぎました。近頃、映画用のテーマブログなんかも開設しちゃって、大丈夫なのか、この人と思われちゃっているかもしれませんね。
それなのに、今年の一年の私のテーマは「歩く早さで次の景色を見よう」ですものね。なんか一見矛盾しているような行動だと自分でも思うのですよ。

でも、たぶんこれは逆の発想なんです。もっとゆっくり、ブログを楽しみたいなと思ったからなんです。

 先日、イギリスの写真を編集していましたら、通りがかった子供たちに、
「まだ、引っ張っているの?」と言われてしまいました。
―ええ、ありえないくらい長くかかっても、思う存分書かせてくださいよ。―
と言うのが本音です。でもね、子供たちと同じように考える人もいるかもしれないなぁというのは、かなり前から想定済み。

 それで以前、時間などに追われずに好きな時に書き込めそうなHPなんかを作ってみようかなと、急に思い立った事があるんですね。他の事はギリギリウーマンなのに、こういうことだけは準備がいいのです。このことは少し前の新米パソコン生活「近未来二番館オープンのお知らせ」の中でも書きましたが、これは私がやろうと思うと、徒に時間が掛かり過ぎ。
しかも、ようわからん。
「ええ~、簡単じゃない。」と、思われた方多数と思いますが、そこが私の今の「バカの壁」なんですよ。

う~ん、と唸っていましたらラッタ君に諭されました。
「みんなHPの頃、そこで日記なんかを書いていて、そこからブログなんてものが気楽で良いやって生まれたのに、何で時代に逆行するようなことしようとしているの。」

―それはね、ラッタ君。
ブログってなんかロールみたいじゃない?
最初の頃は感じなかったのだけれど、少し続けて書いていると、書いたものがクルクルと巻かれていってしまうイメージが出てきてしまったのよね。

書いてきた時間や言葉がクルクルと巻かれていってしまうんだよ。―

なんだかよく分からないけれど、と彼は言いながら、一応開いてくれたのですね。それで私は言いました。

―入り口作ってくれたのなら、お部屋は何処?

「何、それ?」

―箱よ、箱。入れる場所作ってよ。―  と逆切れの私。

「あなたの言っていることはさっぱり分からない。」

とか言いながら、ここに書くんだよとひな型を作ってくれたのですが、私はその時ブログって凄く簡単なんだナァと実感したのですよ。だって私から見たら呪文と呪文の間に文を書くのですよ~。一気に興味が失せましたね。


はいはい、バカなこと言っていますよね。分かっていますよ~。
ブログを二年やっていても、パソコンはいつまでたっても新米のままの私ですね。


 HPの興味は失せてしまっても、ブログに感じるロールと言うイメージは、私の中の問題なので、払拭できるようにしたいなと思ったのですね。テーマブログを作ったのは、HPの部屋と言うイメージなのかも知れません。
それから、これも今更言うのもアレなんですが、私は感想文を書くのが苦手なんですよ。映画を見ても、書き出しで躓いていると、どんどん日にちが経っていってしまうでしょう。書くタイミングがなくなってしまうのですよ。それでね、時間に終われないで書きたくて、ひっそりと引越しさせてしまったのです。

私にとっては、ここ「森の中の一本の木」がメインのブログなのですが、メインゆえに時々「近未来二番館」のお知らせも、させていただきたいかなと思います。HPの何々更新しましたというのと同じようなものですね。

長々と書いてしまいましたが、後、数年はブログなんかも続けていきたいなと思っていますので、この辺で枠組みを作り直したといったところです。

この話はダラダラエンエンと続くので、まとめも言葉もありませんが、今日はこの辺でと言うことで・・・


 

 

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