「ついていない女」の幸子は、三年の服役中で残す所一年半。立派に罪を償ってやり直す決意は固い。だが、健康診断でよくない数値が出たために、医療刑務所に移送されることになった。だが、移送中に起きる脱獄事件に巻き込まれてしまう・・・・
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面白かったですよねぇ。ストーリーが練られていて、本当に「相棒」的面白さです。私の好みで言うと、元旦スペシャルよりも好きかも知れません。
結構緊迫していたので、レギュラー陣は大人しかったような気もします。普通に仕事をしていました。
―なんで普通について来るんだよー
と言われていた特命係の二人なのに、ふと気がつくと中央に出っ張っています。
裏道検問の時、テレビの前でドキドキと言うより、イライラした人が多数なのではないですか。たぶん、ギリギリで検問解除になるんだと、分かってしまいますよね。それでも、参事官のバーカとか思ってしまいますよ。
春麗(MEGUMI)は「ついてる~」と喜びますが、幸子からしてみたらついていないわけです。ふと、思ってしまいました。ついている、ついていないは人の見方によるものなのかと言う事をです。
いくつか引っ掛けポイントがありましたね。
幸子の血が、なかなか止まらない雰囲気の時。彼女の病気はなんなのと心配になりました。
春麗がお嬢様と言われ慣れている雰囲気だった事。
実はぜんぜん違いました。
幸子の血から、彼女が病気でないことが分かった途端、話は一気にどんでん返し。そっちだったのか~。
やっぱり「相棒」は騙してくれるから、楽しいです。
まだ、前半。幸子と春麗との逃避行楽しみですね。