<イギリス旅行記再開させていただきます>
前回の記事では、ウィンダミア湖と蒸気機関車からみた車窓の風景の写真ばかりを見ていただきました。なんとなく、言葉は不要なような気がしたからです。
でも、この街でも楽しい時間が持てたので、そのことも記録しておきたいと思います。
だけど私・・・・涙・・・・、実は湖水地方に行きながら、ミスポターが住んでいた「ヒルトップ」にも、ポターギャラリーのあるホークスヘッドにも行っていないんですよ。前に義母と「ミス・ポター」の映画を見に行った時、昼食を取りながら
「アタシ、行くんだ~。」と誇らしげに自慢しました。でも、その時ふと感じた不安。家に帰ってから確認しました。
「ない、やっぱりない~!!」
どこにも「ニア・ソーリー」と言う文字も「ヒルトップ」と言う文字も見当たりません。おのれ、××××ッ×め、と言っても始まりません。
でも、空は快晴。前の記事の一番上の写真は、この旅行中の写真では気に入っているものの一枚です。この街は賑やかでした。久し振りに観光地に来たという感じがしました。私が訪れたポターゆかりの場所は「ポター世界館」。はっきり言って・・・・お土産やさんではないでしょうか。
でも、中にはこんなものが待っていてくれました。
ちょっと、ミス・ポターが怖いです。私はここで、お土産なんかを買いまくりました。家族四人分のマグカップとか友人のためにマグネットとか、姪の為にキィホルダーとか(でも、コレは渡す前に壊れてしまいましたが・・ひどいね)シールとか、絵本とか・・
観光が叶わない時は、買い物ですよね。(ちょっと、やけ!!)
でも、街の中を友人達三人だけでうろついて、スーパーに行ったりパブで珈琲を飲んだり、湖のほとりを散歩したり、なんだかとっても楽しく時間を過ごしました。ここでは、自由時間がたくさんあったのですよ。もしかしたら、知っている方はこの文を読んで、アレって思ったのではないでしょうか。ちょっとそのことは、最後に書きますね。
湖のほとりなんて言うと、ロマンティックですが、ここは本音を言うと私は山中湖あたりを思い出していましたよ。
でも自由時間のその後、観光船に乗って湖を周遊しました。その時も実は日本の湖を思い浮かべていたのです。何処が違うかと言うと、山が迫っていない所が違いますよね。後は湖畔に何気なく建っている物が違いました。
最後に書くと言った、ここでの愚痴です。この街ではたくさんの自由時間があったのです。でも、ヒルトップに行くスケジュールはここには入っていなかったのです。そんな事は来る前に分かっていたことなんですね。ただ、ここで、こんなに自由時間があることは、私たちは知らされてはいなかったんです。
私たちはこの街で、自由に観光をしその時間を楽しんでいました。でも同じその頃、この場所に来て初めて自分達は、ヒルトップには行かないことに気が付いたグループがいたんです。その場で驚いたがゆえに、彼女達は自分の気持ちに素直でした。何とかならないのかと添乗員に訴えたのです。
私のリサーチ力では無理でしたが、実はこの場所からヒルトップまではギリギリ行ける距離で、彼女達は船のチケットを取ってもらいそこに行っていたのです。
私はこの話を、別のグループの年配の人に聞きました。その人はかなり膨れていました。当たり前です。私も、どうしてこの添乗員は情報を平等に流さないんだろうとバカップリに嫌気が差しました。
でも、・・・・と別の冷静な私が私に囁きます。彼はみんなが、それならば私たちもと言われたら、困ったのだと思うのです。そこに行ったグループは昼食をキャンセルして出かけていました。素敵なホテルの食事でした。ドタキャンでいくつも食事が余ってしまっては、彼としてはイヤだったのだと思うのです。
その時は、「あ~あ」と思っていましたが、しばらくするとどうでも良くなってきてしまいました。そんな旅でのドタバタも、いい想い出になってしまいました。
と言うわけで、5日目湖水地方ともお別れです。