森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「まっ、いいか」なんて言っている場合じゃない、2011.

2011-12-31 17:55:04 | 梢は歌う(日記)

いつも年末は「まっ、いいか」と言う記事を書くことになっています。
やりかけの仕事があってやりきれなくても、目標を達することなく今年が終わってしまっても、そんな事は気にしない。大掃除がとうとう出来なくて、家の中がぐちゃぐちゃで一年が終わっても、掃除なんてやっていられないほど忙しい日々を過ごしていたのだから、他の人と同じテンポじゃなくても気にしない。

最後は「まっ、いいか。」と言って締めくくる。

そんなノリが大切ですよ。

 

だけど今年は、やっぱりそんな言葉では締めくくってはいけないのだと思います。

今年を普通に終わらせたかったけれど、叶うことなく天上に旅立たれた多くの皆様のご冥福を心の底からお祈り申し上げます。

今年日本で起きたことは、ずっとずっと忘れてはいけない事だと思います。

いいえ、忘れられるわけがありません。なぜなら地震、津波だけではなく、その後の人災である原発事故の被害は継続中なのですから。

世の中には、そんなの気にしないわと言うポーズを取る人もいますが、特に私が知るところでは、おばちゃんに多し。そんなポーズを取る人がさながら聡明ぶって、一生懸命情報を集め行動を取っている人を低く見るのだけは許せないような気がします。これからも自分の目で真実を探し見極め、自分の頭で考える人であり続けたいと思っています。

 

今年の纏めをするならば、地震、津波、原発&病気に尽きてしまうようなのですが、実は私的にはそうでもありません。私の悩みと不安と心配の種は別の所にもあるのですが、自分が病気になってみると、その事が自分の首を絞めてしまう様な気がして、しばらくは考えないようにしようと思っています。
こんな時でも、なぜか私のお仕事だけは順調です。今の体力では昔のようには出来ませんが、それでもパートに出てるくらいの収入があるので、それこそ「まっ、いいか」と思っています。

何も宣伝もせず、自然消滅で良いやと思っていた割にはしぶといのです。

病気になってヨロヨロしているのに、仕事を止めないのかと思う人もいるかもしれませんが、いつか止めようと思っていた今の仕事を、今の私には止めるという選択肢はありません。そこの部分は、自分が病気になって一番分かった事なのだと思いますが、やっぱり「人はパンのみに生きるにあらず。」なのだと思うのですよ。

もちろん私の病気は死に至る病気ではありませんが、死ぬまで生きていたいと私は思っています。その為に今の仕事は私には必要なものなのです。

と言っても、「もう、あかん」と思ったら、たぶんその翌月には止めているかも知れません。「固執しない愛」でいこうと思っている私と仕事です。だけど、こんな私の家を選んで来てくださっている皆さんに本当に感謝しています。と、ブログの中で書いても直接には伝わらないと思うのですが、気持ちは以心伝心で何気にきっと伝わってくれると信じています。

来年も私、心を砕いて身も砕いて頑張りますよ。あっ、訂正。身は砕かない。死んでしまうから。そこの部分は無理しないようにやる事にします。

 

ブログに関しては、今年は結構自分で言いたい事を書けてきた方だと思いました。その時は、別に病気だったわけではないのに、ブログのあり方などについてもしっかり書いてあって、自分でそこを読み直し、来年の目安にしようと思いました。→「今日この頃は

ブログにて書きたかった事、「100年平安に生きるという事」のシリーズや「ばべる」は、その中のひとつですが、夢の話や予知については、私には大事なテーマです。

もしもそのテーマでブログを語るならば、今年初頭、今年一年の決意をこめて書いた詩「僕は見るよ」は、一番自分を驚かせるものがありました。何でこの詩を書いたんだろう、私。

だけど、この詩に私はかなり励まされたように思います。
辛くても、目を背けずに見るって言ったよねと自分と対話する事が出来たからです。

でも今年の新年には、見るべきものが、こんな辛いものになるとは微塵にも思ってはいなかったはずです。

 

夫が横で、
「今年は本当に凄い年だったな。だけどそんな年にも終わりが来るな。」と言いました。

そうです。辛かった2011年、未曾有の年は終わりを告げるのです。

来年こそは、明るい未来がやってきてくれますように。
そして明るい未来を自らの手で拓く力を、私自身が手に入れることが出来ますように。

 

また今年、私のブログに訪れてくださった多くの皆様、ありがとうございます。

私は来年もここに居て、過去を想っていたり今を見つめていたりしています。

どうぞ多くのネットの森の中のその中のささやかな1本の木である私の所に、来年もお越しください。

 

それではまた、良いお年をお過ごしくださいませ。

 

 

 

コメント (2)
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