※ 今日は一日、家のお掃除。家具の移動もしたので少々疲れました。
ワタクシ、最近時々言っている事なのですが、9時台はけっこう眠くなってしまうことが多いのです。それなのにパソコンの録画機能がおかしくなってしまって、意地でも目をこじ開けて「相棒」をリアルタイムで見ています。
でもラストの方、なんかボーっとしてしまいました。
それでいつもはしない事をしてしまいました。それはブログ記事を書く前に、皆さんの感想を読んで廻る事。
影響されたくないので、いつもは記事を書いてから感想を読むようにしています。
だけれど今回はボーっとした頭で、何かを見逃していたような気になってしまったものですから。
それで思ったのは、やっぱりなんか細かい面白さを拾いきれてなかったなと。
二度目三度目と見ても新しい見方や発見があるから、「相棒」は再放送で見ても面白いのかもしれませんね。
さて、今回のボーっとした頭で見ていた感想ですが、なにぶんボーっとしていたので薄い感想です。
最初の方で、私、思ってしまいました。
右京と亘は相棒ではないなって。
相棒って言うのは一緒にいる事でもないし、一緒に行動することでもないんじゃないかなって。
そしてまた本編の中でも・・・・・
― あっ、これ以降ちょっとだけれどネタバレしていますよ。再放送時など放送前に読まれる方はお気を付けてくださいね。
その本編の中で犯人の刑事に
「相棒だった事もあったのに。」と言うと
「言われて一緒に仕事をしただけ。」と言うような〈かなり不正確〉セリフがあったと思います。
私、これ、凄く印象的なセリフに感じました。
「相棒」って、『相棒』になっていく過程がさりげなく上手く描かれていくことが多くて、今回はその「単なる同居人」が相棒になっていく序章のようなものだったのかなと思いました。
最初に勝手に単独行動をとっているように思われた亘も、― あっ、いや、単独行動は良いわけですよね。だって彼は「特命係」の部屋にいるだけで「特命係」の人間ではないのですから。― 右京が介入してくるように蜘蛛の糸のような罠を張っていたと言うのが笑えますよね。
だけど靴の土を鑑識に持っていく右京さん、やっぱりやり過ぎなんじゃないかと思いました。
ますます変な人っぽい。
亘がわざと置いていく鞄も、わざとらしい。
― わざとらしくて良いのか、わざとなんだから。
だけどこの亘と言う人は、右京の部下でもないし自由な感じでそこが魅力に感じますが、個性も強くて、二人の絡みを描くにはライターさんたちは結構大変で腕の見せ所なんじゃないかと思いました。
今回のライターさんは、真野勝成さん。
「右京さんの友達」や「ストレイシープ」を書いた人で、ちょっとお気に入りのライターさんです。
カイトパパのレギュラー残留が何気に嬉しかったり・・・・・。
彼の口からカイト家族の近況とか今後も聞くことが出来たら良いのだけれど。
父の死の真相が分かってもその父の秘密も暴かれて、依頼の少女の胸のうちを思うと、ちょっと切ないと思いました。
変に良い話にまとめなかったのも好感が持てました。
〈あらすじ〉 「相棒hpより」
首席監察官の大河内(神保悟志)が、峯秋(石坂浩二)を通じて、右京(水谷豊)に亘(反町隆史)の様子を問い合わせてきた。亘は最近、ある組織について 調べているようなのだが、知っていることがあったら教えてほしいという。その場では亘を「単なる同居人」とそっけなく答えた右京だが、秘密裏に動いている 彼の動向には興味をひかれたようで、周辺を調べ始める。そんな中、亘が2人組の男に襲われ、「余計なことは調べるな」と脅迫される事件が発生。その窮地 を、尾行していた右京のおかげで逃れることができた亘は、事情を説明する。亘の旧友で、元埼玉県警の刑事・千原(関戸将志)の遺体が発見され、自殺で処理 されたのだが、その死に疑問があるという。退職後、フリーのジャーナリストだった千原が、当時調べていたのが県警の所轄署。右京は、千原の元相棒で、今回 の一件で亘に協力していた県警の刑事・早田(宅間孝行)に、「後は自分たちに任せてほしい」と告げ、亘と共に背景を探り始める。
元刑事の死の真相を県警が隠ぺいしている可能性が浮上
警察という巨大組織を揺るがす不都合な真実とは!?
右京と亘、一筋縄ではいかない2人が衝撃の真相を解き明かす!
視聴率は 17.6