雨が続く毎日。
9月の長雨は、6月の梅雨よりもなんだか寂しさを伴うから嫌いよ。
それに9月の長雨と言うと、シトシトと言う感じがして、それはそれで風情などもありそうなものだけれど、なんたってその背後には台風などが控えているものだから、あまりそう言うものとは無縁なのも嫌だね。
だけど日本には「野分」と言う言葉があって、その野分と言うと、なんだか台風にもそれなりの季節を感じ趣深いものを感じてしまうもの。
通り過ぎって行く16号殿が、何の被害を与えずどなた様にも危害を与えなかったならば、その時にはその感覚も良しとしましょう。
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日記少々。
こんなに毎日の雨模様だと、やはり困るのは洗濯とその始末ですよね。
先日、義母と会った時に乾燥だけコインランドリーを使うと彼女が言いました。そう言えば先日友人もそんな事を言っていた事を思い出しました。
土曜日だったか、私がハンガーで掛けられるものは部屋干しして、タオルなどは二回に分けて今から8時間乾燥機を回すと言いましたら、夫が姑が言った事を思い出し、コインランドリーに乾燥だけ行ってくれました。45Ⅼのビニール袋二袋分の洗濯物があっという間に片付きました。
それに味をしめて、今日も行って貰いました。
今日は買い物などもあったので、私も一緒に着いて行きました。
私的には、前に洗濯機が壊れて新しいものが届く前に行った事があるので、これでコインランドリー経験は二回目です。
家の乾燥機だったら8時間はかかる内容が30分程度で終わっていくコインランドリーは、確かにお金はかかるものの、本当に便利な場所だと思いました。
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「義母」と書いたので、敬老の日の事をほんの少々・・・・。
先日行った「超高速!参勤交代 リターンズ」は、彼女も誘って行きました。その前作も一緒に行ったので、きっと喜んでくれると確かな自信があったのです。
夫にそれを言うと、
「え~、好きじゃないんじゃない。おばあちゃんはラブストーリーが好きなんだよ。」などと言います。
そうなんです。
私の方がよっぽど枯れております。姑の一番好きなジャンルはラブストーリーで、好きな俳優はリチャード・ギアなのよん。ちっとも女が古いと書く姑は当てはまらないのですよ。
「ううん ! ラブも好きだけれど、これも絶対に好きだって。前に大笑いしてたもん。」と私が強く言うと、ちょうど実家に用があった彼はついでのようにお誘いしてきました。
私の記憶は定かで、一人でも行こうと思っていたのだって。ほらね。
映画館でチケットを買う時に、私は偉そうに言いました。
「ここは良いのよ。敬老の日のプレゼントの代わりなんですから。」
そして楽しい時間を終えて、義母がお昼を食べて帰ろうと言いました。気持ち的にはそこもワタクシがと思っていましたが・・・
義母が払ってくれました。
お茶も飲んで帰ろうと言いました。気持ち的には、そこはワタクシが・・・・
だけど席に座った途端、握りしめていたんじゃないかと言う速さで、
「これで買って来て。」と私にお金を渡してくれたのです。
そこはカウンターで注文する喫茶店だったのです。
出したお金を「いいよ良いよ。」と遣り合うのは好きじゃないので、ありがたくそのお金を頂く事にしました。
注文した珈琲などを席まで運び、首を傾げながら私は言いました。
「なんか、私…。数時間前に…なんかほざいていましたよね。『ケイローの日の』とか。なんか…これで良いのかと言う感じがして…。」
「いいのよ~。誘ってくれただけで嬉しかったんだから~。」と彼女は言いました。そして、
「近頃、映画に行こうと思ってもお誘いできる人がどんどん減っていってしまってね。ひとりで行っても良いのだけれど、なんだか行きそびれちゃって、映画を見たのは本当に久しぶりだったの。本当に楽しかったわ。」と言ってくれたのです。
その帰り、家の前で
「今日は返っていろいろごちそうさまでした。お昼は美味しかったです。」と私が言うと
「また食べに行こうね。また映画にも誘ってね。」と義母はにっこり笑って手を振りました。
若くてピンシャンとしている私の大切な義母は91歳。
ほんのちょっとだけ小さくなったと感じてしまった私ですが、きっと彼女の息子たちは皆、彼女は永遠に生きる人なのだと思っているに違いないと、私は思っているのです。
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コインランドリーのついでの買い物は、猫たちのための猫草です。
猫たちは良い子でお留守番・・・。
良い子で・・!?
土を掻きだすな~。
いやいや、今日などの猫たちはこちら。
あんずお気に入りの籠。
毎度安定の寝顔のもも吉。
※ 夫が家にいると、助かることが多いです(今のところ・・・)