森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

まったく無理をしない「四万温泉旅行記」その1

2017-06-05 10:53:04 | お出掛け日記

私の節目でもあった誕生日は2月でしたが、なにせその時はいろいろと書類書きや税務署等に行く用事が重なり、私にとっては雑務地獄に陥っていました。それで母が招待してくれる旅行を6月まで伸ばしていました。

楽しみを後回しにするのも、それはそれで楽しみ倍増と言うものです。

そして、とうとうその旅行の日がやって来ました。

今回は何処にするのかで行く場所から悩みました。

それと言うのも、急激に老いてきた母と、病み上がりで体力のあまりない妹と一緒に行くからです。

で、けっきょく行った事のない四万温泉に行く事にしたのでした。

 

宿を取った後、どうやって行くのか調べた時にも悩みました。

確かに電車で行けば、時間はもう少し短縮できたかもしれません。でも乗換も多いし、早いと言う事は特急などを使うわけですから、決して安いと言うわけではないのですよね。集合場所によってもお値段が変わって来てしまうわけですし、まさか現地集合はダメだなと思っていましたら、東京駅の八重洲通りからバスが出ることが分かりました。

時間はかかりますが、お値段も片道3100円とお安い。

しかも集合場所も東京駅と集まりやすい。

この方法で行く事にしました。

だけどこのバスは9時出発で、なんたって6名という団体さんなので、アクシデントが起きた場合の対応も考えて8時集合にしました。そうすると、家の方の路線バスの都合上、私は5時半に起きなくてはなりません。

寝坊するわけにはいかないし、緊張するなあって思ったら、本当に前日眠れなくて、それって遠足前の子供と一緒ですよね。

 

路線バスの時間の都合上、集合時間前に着いた私は・・・・

 

八重洲中央口出口前のおにぎり屋さんで軽食を取って時間調節をしていましたが、みんな時間前に集合しました。同じく眠れなかった人ばかり。

やはり姉妹だけあって似た者同士だったのですね。

 

 

 八重洲通りのバス乗り場。

ここからは他にもいろいろ夜行バスも出るみたいで、ワクワクするものを感じました。

そして 間に休憩20分入れて、ほぼそれも含めて4時間で着きました。けっこう寝ていましたし、おしゃべりもしていたらあっという間に着きました。バスはトイレ付きで快適です。別に使いはしませんでしたが、付いてると思うだけで安心出来ますよね。

美しい川の流れです。

 

バスはグランドホテル前に着きましたので、ランチはそこの「かふぇ ふろれすた」で頂きました。

 

 

 

 

キティちゃんワールド、可愛い空間でした。

 

そしてこの後は、予約しておいた観光タクシーに乗り込んで四万温泉観光に出発したのです。

 

四万温泉で何が出来るかと企画中に、一か所、どうしても行きたいと思う場所が出てきました。でもアクセスが良く分かりません。路線バスとかそこに行くタクシーとかないのかしらと、観光協会に電話して尋ねると、お車で来ていただかないとなどと言うのです。

お電話の対応は爽やかで良い感じでしたが、お返事の内容にはムッ、とするものを感じました。

やる気あんのかな、ここは?

歩きだとどのくらいかという質問には、1時間はかかりますよと、なんか歩いていくなんてありえないような口ぶり。

本当は心の中で「なんだ1時間か。」と思いました。いつもの旅の仲間では迷わず、その歩きコースを選ぶと思いました。

でも無理。

メンバーが違います。

じゃあ、車で来ない足の弱い人はどうやってそこに行くのだと思いつつ、本当は心の中では、もうアレしかないなと思っていた所に、観光タクシーの紹介をされました。

やっぱりそうか。

でもうちらは6名でタクシーだと2台。(因みに5名だと1台でいけます。)タクシー観光ってやった事もなくて、結構贅沢な感じが否めません。

でも四万温泉往復の交通費が安く済んだので、それもありかなと思い直し、姉に相談の上で予約することにしたのです。

 

1時間半のコースで、10260円でした。

今回、かなり金額の事を詳しく入れています。この先、ここもありかなと考えていらっしゃる方はご参考にしてください。

この金額も、ネットで調べた時よりも安くなっていました。最近下げたらしいです。2000円ほど違うような気がしました。この2000円は大きいです。頭数で割った時の印象も違うし、1時間半に費やす値段としてどうなんだろうかと考える時にも、やはりそのイメージも変わってきます。

結論から言うと、私はこの観光タクシーを予約して、本当に良かったナと思いました。それにそこを移動して感じた事ですが、ここに路線バスを走らせたり、そこだけのタクシー依頼などだと採算が取れないような気もしました。

 

観光地は人が溢れかえっていても嫌ですが、溢れかえっていない観光地には、それはそれでいろいろとあるのだろうなと思います。

あっ、そうそう。

歩きコースも、今は危険でした。今は森のくまさんと遭遇する可能性があると運転手さんが言っていました。

だけど後で旅館で貰った地図をしみじみと見てみると、メンバーによっては私はハイキングコースには入らないと言う歩きコースを選んだと思いました。ただし15000歩から20000歩は歩くかも。その地図、最初に欲しかったけれど、でもどちらにしても、今回は歩きコースは無理な事だったのです。

 

 

 どこに行きたかったかは次回の記事で詳しく載せますが、まずはその1時間半コースの順に追って画像などをアップしたいと思います。

 

最初は「小泉の滝」です。

新緑の奥の滝。

 

寒い !!!

信じられない事ですが、その前日まであんなに暑かったのに、この日は本当に寒かったのです。

半袖と、夜の気温差の為にカーディガンを持っていきましたが、そのカーディガンが脱げません。それでもブルブル。

 

そこはそこそこで立ち去り、次は重要文化財の「日向見薬師堂」に行きました。

 

お籠堂です。(慶長19年、1614年に建てられたもの。)

 ここに来る前、運転手さんが

「次は『国宝・・・』に行きます。」と言ったので

「ええ、国宝があるんですか。凄くない?」と私が言ったような・・・・。

私、あまりそう言う事は詳しくないんです。でもなんかその後、別の運転手さんは重要文化財と言っていたし、

ちょっとだけ「?」が残っていたのです。

でもそれは・・・・

 【日向見薬師堂は、江戸幕府が開かれる前の慶長3(1598)年、時の領主・真田信幸の武運長久を願って建てられたもので、中のお宮は天文6(1537)年に造られたものです。  明治29(1896)年に定められた『古社寺保存法』(古い神社や寺を保存する法律)により明治45(1912)年に国宝に指定されましたが、昭和25(1950)年の法律改正によって国指定重要文化財となりました。関東地方では数少ない貴重な建物です。】

という観光協会のHPで解消しました。

そしてこの場所は地元の人たちにとっては、やはり国宝と同レベルの場所なんだなとちょっとだけ感じました。

また真田大好きの私。(これもまた詳しくはないけれど。)信幸の名前にちょっとだけ嬉しかったりして^^

 

なぜ、上の格子窓の所が二か所開いているかと言うと、そこから覗いて中を見る事が出来るようになっているのです。お参りする方は本尊を見ながらと言う事だと思います。また天上絵なども見学できます。

 

この場所には足湯があったり、無料の共同浴場があったりで、ちょっとのんびりと出来る場所かも知れません。

 そして次は・・「赤沢橋」

そこから見た「奥四万湖」と「四万川ダム」。

上の方で勿体ぶった書き方をしていましたが、私が行きたかった場所はここ。

次回はぐるりと回って、あちらのダムの上からの画像アップをする予定です。

 

 水量が足りなくなって、水が枯れているそうです。いつもはこちらに見えている大地もすっぽり水の中に隠れているのだそうです。

 

更に移動して「しゃくなげの滝」です。

やっぱり寒い寒いと震えながら見ていました。

ところがおひさまが差し込んで・・・・

 ああ、おひさまはありがたいです。

一瞬のうちにポカポカしてきたし、緑もキラキラしていました。

この滝は名前の通り、しゃくなげが咲く季節は近くにその花が咲き乱れて、きっともっと綺麗だと思います。

この花はその名残でしょうか ?

 

と言うわけで、 「その2」に続きます。→まったく無理をしない「四万温泉旅行記」その2

数日休むと言いながら、休んだのは二日だけって、ドンだけブログが好きなのかって言う所ですが、ゆるゆる更新していく予定です。と言いながら、毎日せっせと更新するかもしれません(笑)

 

映画の話、舞台のお話、ドラマのお話もしたいです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする