1月は意外と忙しくて、しかも寒かったし(心も)ちょっと引きこもりがちだったのでした。
ほんのちょっと家に居る時間が長いと、「意外と歩けるdebu」 と言うのが、その体型に比例した動かない人になるまでには時間がかからないのですよね。
1月に近所の公園にお散歩に行った日は15000歩も歩いたわけですが、けっこうフーフー言ってしまい、
「こりゃ、アカン。春待たずにせっせと歩かなくては。」と思ったのでした。
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毎週金曜日は、姉妹でlineで集会をしています。でも先週の金曜日は私の誕生日で映画に行ったり買い物に行ったりで忙しいので、いつもの時間から午後4時に変えてもらいました。
帰りのバスの時間から逆算して行動していたので、約束の時間までにはばっちり間に合う予定です。
いや、でした。
バス停に行ったら、既に人が並んでいました。そして並んだ途端にバスがやって来て、みんながバスに乗り込んだので私も普通にバスに乗って、集会までまだ時間があるから何をしようかなとか呑気に考えていました。
だけどバスが曲がり角にきて、私はクラッとしました。左に曲がるはずのバスが右に曲がったからです。
「ええええええええ~~~ !!!!!!」←心の中の叫び
「あああ、なぜ、なぜに、来たバスの行き先を確認もせず、バスに乗ってしまったんだろう。こんな普通の事が出来ないなんて、もう終わりだ。ああ、もう人間として終わりだ。」←心の中の嘆き
すると心の中で、
「いやいや馬さん」と鹿さんが言いました。
「こっちのバスのルートは何処を通って行くのか、前から気になっていたんだよね。嘆いていないで風景を楽しみたまえよ。」
するとバスは、いつものお散歩コースの近くを通ることが分かってきました。
それで途中下車し、タオル三枚とグラス1個と蜜柑を持って、ふうふうと豚さんは歩いて帰ってきました。
もちろん途中で立ち止まり、5分遅刻する旨を姉妹に伝えました。
帰って来て、その話を姉妹集会で伝えると、妹が言いました。
「なにその、世界は自分中心で動いている的な発想は。」
私はその発言に吃驚しました。
「何それ?」
「だって来たバスが、自分が乗るバスだと信じて微塵も疑わなかったんでしょ。」
凄い発想だなと、むしろ私は感心してしまいました。
私がバス停に来たんだから、私が乗るべきバスが来るはずよってなことでしょうか。
「いやあ、そうじゃなくてさ。ただ単に何も考えていないって事だと思うよ。」
「意外と花ちゃんってさ・・・」と言うので
「いいえ、意外じゃないのよ、それが。お姉ちゃんは、毎日生きて行くのが大変よ。」と私は言いました。
完璧な日なんか一日だってないような私の毎日・・・・・。
「だけどね、」と私。
「今日さ、お蔭で『今日歩くノルマ』達成よ♪♪♪ きっと『歩かなきゃと決意してもやらないだろうな。』と見えない何かが応援してくれたんだと思うんだ。」とニコヤカに言うと、
「そのチョーが付くほどのポジティブ発想はどこから来るの。」とまた問うので、
「さあああ、どこからかしらね。」としみじみと応えておきました。
漫画に描けないのが残念ですが、たぶんそのポジティブ発想は、馬さんと鹿さんが手を取り合って笑顔で握手を交わし、その向こう側に豚さんがちょっと親指を立てて、そして可愛らしくウィンクしてる、そんな妄想空間の中から風船のように浮かび上がってくるのだと思います。
まあ、いろいろあるから、毎日は楽しいのだと言う事で結んでおきましょう。
因みにこの日は夜のバイトにも行ったので、11000歩、歩きました。