本当に詐欺師って許せないですよね。
しかもこの詐欺師は、自分の身が危なくなってくると、トカゲのしっぽ切りのように部下を殺して罪をかぶせ、自分はずっと水面下に居続けた男だったのですからね。
ずっとずっと昔から・・・・・。
しかしこの喫茶店のオーナーは、最初から怪しいと感じていた人は多かったのではないですか。
もちろんこの人がゲストだからと言う、サスペンスドラマとしては邪道な(ある意味正当な)見方もありますが、疲れてしまうのでお店を開けたり閉めたりと気まぐれって、絶対に、この男は何かあるなと思いました。
右京は、スペシャルな紅茶や去年の紅茶についての反応や返事に、違和感を感じていましたね。
私は右京のブレンドしたお茶に対しての反応で、「おかしいな、やっぱり」と思いました。
「好き」と「知識」は必ずしも一致しない場合もあります。
だけど紅茶好きなら、「試飲してください。」って言われたら、すぐにでも飲んでみたくなると言うものでしょう。それもあくまでも私の感覚だけ思う事も知れませんが、あの反応はないと思うのですよね。
あんな風に保温容器に入れて、後から飲もうとするなんて !
いや、飲もうなんてしなかったのですよね。
しかもそれを、第2の殺人に利用すると言う・・・!?
そこ、もっと右京は怒っても良いと思いました。
ラストはあの喫茶店の常連客だった、孤独な女性に「お茶飲み友達」になって下さいと言う右京。
なんだかホンワリとしました。
何とはなしに、面白いお話で好きだなと思えました。
ところで今回、タイトルを見て、口ずさんでしまった人は多数いたと、推察しました(笑)
紅茶が美味しい喫茶店は、あちらこちらにあると思いますが、この「紅茶のおいしい喫茶店」で、メロディが思い浮かんでくるなんて、やっぱりあの曲は歌詞・曲共に名曲でしたね。
その歌詞は、吉田拓郎氏の曲にも多数作詞した喜多條忠さんが書いていました。
その喜多條さんは、今年2021年11月22日にお亡くなりになりました。
今年の「相棒」はこれで最後。
2021年も終わっていきますね。
ハロー☆グッバイ 柏原よしえ('81)