森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「フェイクスピア」

2022-02-05 20:25:29 | 観劇・コンサート日記

WOWOWで放送し録画してあったものを、1月の最後の日に観ました。

このお芝居、劇場でやっていた時もとっても気になっていたので、WOWOWで放送が決まった時は本当に嬉しかったです。

だけど、これは、私は劇場に行かなくて良かったと思いました。

そのラスト、私は声をあげて泣きました。

劇場ではできない事だったからです。

この時の公演数はどのくらいあったのだろうかと私は思いました。

あのお芝居を、その公演数だけ繰り返したのかと思うと、心が震えました。

映画も好きだけれど、やっぱりお芝居は「凄まじさ」と言うものを感じさせます。

 

これはネタバレでは詳しく感想は書けないと思います。

なぜなら2月19日から27日まで有料配信されるからです。チケットは今日5日から販売されています。

詳しい事は→ここです。

 

気にはなっていたけれど、全く情報を持っていませんでした。せいぜい主演は高橋一生さんで白石加代子さんが出るくらい。もちろんNODA・MAPのお芝居。そのくらいの情報量。橋爪功様ごめんなさいと言う所ですね、まったく。

その他にも川平慈英 伊原剛志 前田敦子 村岡希美 野田秀樹 。

私的には、前田敦子さんは好きな女優さんです。

 

これから見られる予定で、ほんのちょっとの内容でもピーンと来てしまう方は、以下は見られてからまたご訪問下さい。HPに書いてあるあらすじ程度しか書いていませんが、ある種のネタバレはしているかもしれませんから。

 

誰もいない森の奥で、大木が誰も聞いてないのに、大きな音を立てて倒れる。その時天から神の声が落ちてくる。

舞台は恐山でイタコの白石加代子の元にダブルブッキングしてしまった男が二人尋ねてきます。

男たちは誰なのか。

神の声が入っている箱は何なのか。

 

途中で、私は「ああ、そうか。あの箱はあれだな。そして・・・。」と気がつきました。いや誰でも気がつくことなのですが、その気がついた途中からの感情移入度が凄く、このお芝居に「面白い」と言う言葉は不謹慎なような気もしてしまうのですが、確かに面白かったのです。

そしてラストは、本当に凄まじかったです!!

永遠プラス36年の意味。

「頭を下げろ!!」と言う威嚇のように言う言葉の意味。

だけど、本来は違った意味で使われたその言葉が、最後に違う意味を持って、私たちにエールを送ってくることが、また心から素晴らしく思えました。

 

「頭をあげろ !

頭をあげろ !  」

 

 

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髪型だけは・・・

2022-02-05 01:59:48 | 梢は歌う(日記)

2月3日の3時ごろ散歩に出かけ、帰って来たのがちょうど5時ごろ。

その2時間コースのお出掛けで私がした事。

公園に行っての梅の花チェックについては、ひとつ前の記事に書いた通りです。

その後、スーパーに行って恵方巻を買うと言うミッションがあったのだけれど、その前にお花屋さんやホームセンターで「節分草」なるものは売ってないかと、期待はしてなかったけれど、一応見に行ったのです。

山野草の類なので、簡単には置いてないのですよね、やっぱし。

 (季節の花300様より)

その日は、節分の日だったからか朝からツイッターで、その花の画像がたくさん流れてきました。

可愛らしくて、欲しくなりました。その花は売ってはいませんでしたが、他の花たちも可愛らしくて、見て回るだけでも幸せな気持ちになりました。

そのホームセンターに行く途中、千円カットのお店が珍しくガラガラである事に気がつきました。

 

じゃあ、切るかなと思って入店し、待たずにやって貰えたのは良いのですが、まさか髪を切ろうなんて思っていなかったので油断しました。何をかっていうと、マスクの下はスッピンだったのです。

椅子に座った時、なんだか私、太ったペコちゃんみたいだなと思い悲しくなりました。でも黒マントならぬ黒いケープで体は覆われるので、ホッとしました。

5センチぐらい切って貰って、最後にスーパーに行きましたが、入り口近くにデスプレイされていたのは、福豆ではなくて、なんと雛あられだったのですよ。なんか、スーパーの季節先取りには驚かされるものがありますよね。

ちょっと見習わなくちゃな。

(日付が変わって、もう5日だけれど実はまだ玄関の柊の飾りを仕舞ってない。)

福豆はもう少々と言う感じで売っていて、凄く少ないものを買いました。

 

仕事から帰って来た夫に、お皿に入れて出そうとすると

「歳の数なんて食べられないからな。」と言うので、

「子供の時、たくさん食べられるお爺さんおばあさんが羨ましかったけれど、とうとう私たちもそっちのセリフを言うようになっちゃったね。」と私は言い、10粒ほど出しました。

このお豆。本当に一年に一回しか買わないと思うのですが、マジに美味しいと思います。

 

そして恵方巻の話ですが、別に我が家は、この日にこれを食べなくちゃと言う家ではないのですが、せっかくメインの献立を考えなくて良いと言う手抜きできる日がぶら下がっているのに、それに便乗しない手はナイナと思っての参戦です。

だけど立派なのはお値段も立派ですし、食べやすい普通の海苔巻きに「恵方巻」と印刷されたビニールで巻いてあるものを買いました。はっきり言って普通の海苔巻き。

そんな程度なら自分で作れと、ポテトサラダオジサン(すでに風化)に叱られそうですが、なんたって魂胆が手抜きなので、作りません。

 

5本パックのものを二個買ったのですが、そうすると納豆巻きが2本という事になるのですよね。

このぐらいのを入れないと採算が合わないのかなと思いましたが、納豆巻きは、豆と恵方巻が合体した節分の最強の食べ物だそうですね。なるほど。

だけど元々、これは関西の方から流れて来た風習でしょう。

関西の方は、納豆には異文化の香りを感じるみたいなものでしょう。つまりあまり食べないとか言うじゃないですか。

納豆巻きの恵方巻は、関東での進化形なのでしょうね、きっと。

 

と言うわけで、お散歩&買い物に出かけた2時間は、梅の花見に花屋さん巡り、髪のカットに二日分の買い物。かなり充実していたと思います。

 

夜、歯を磨いていて鏡を見た時、

「あっ、なんか髪型、原田知世みたいじゃない?」とひとりほくそ笑む私^^

はい。

あくまでも、髪型だけですからね。

 

 朝になったら仕舞います。

 

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コメント (4)
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