(画像は記事には関係ありませんが、16日のお散歩の時に撮った梅の花です。)
少し前のお話。
そう言っても、テレビで映画の「鬼滅の刃 無限列車編」の放送をやる前です。
映画館でそれをやるからと、その前の「竈炭治郎立志編」のスペシャル版のラストをチラ見した程度の私は、映画版「無限列車編」を見てから、急にこのアニメにはまったのです。
それでもこのアニメが子供ばかりではなく、その家族も巻き込んでの人気の高いアニメであることぐらいは知っていました。
ある日、ひとりで喫茶店で本を読んでいて、ふと顔をあげると、少し離れた所に少々年配の夫人が座っているのが目に入りました。思わずハッとして、チラチラと見てしまいました。でもそれは顔を見たと言うわけではなかったのです。その方は、竈門炭治郎が来ているような黒と緑の市松柄のロングカーデガンを着ていたのです。思わずそのカーデガンに目が行ってしまったのでした。
思わず、心の中で勇気があるなぁと思ってしまったのです。
それは確かにそのカーデガンのデザインに過ぎないわけで、黒と緑の市松柄は意外とお洒落な色合いですよね。だけどここまでキャラが有名になってしまうと、なんだかコスプレのような気がして、ちょっとハードルが高くなってしまったように思うのです。
「ばぁば、これを着て。」とお孫ちゃんからプレゼントでもされたんだろうかと思いましたが、単に、そんなアニメが流行っていることを知らなかっただけかもしれませんね。
何でもないような1分ぐらいの出来事ですが、とっても印象に残る出来事だったのです。
その後このアニメに嵌って、「遊郭編」も楽しみに見るようになり、13日にはその最終回でした。
余韻を引きずって、「ああ、終わっちゃったなぁ。」と思ったら、急にその炭治郎の着物の柄の事が気になってしまいました。
なんでも調べてみるものですね。
ちゃんといろいろと説明を載せているサイトがあるんですよ。素晴らしいと思いました。と、言うより、同じような事を考える人がたくさん居るんだなと、そこも嬉しく思いました。
そこには『碁盤目状の格子が色違いで交互に並べられており、その柄が際限なく続いていくことから“繁栄”の意味が込められています。
「子孫繁栄」や「事業拡大」の意味で贈り物などにも使われる柄ですが、』と書いてありました。
更に解釈として『炭治郎の場合は、「鬼から家族や市民を守る=“命を繋いでいく”」という意味が込められている…とも解釈できそうです。』
なるほど~、と思いました。
『』の部分は、コピペすみません。
そちらのサイトは→こちらです。
また禰󠄀豆子も「麻の葉模様」のピンクの着物を着ているわけですがー。
『麻の葉模様は、「子供の健やかな成長」を願う厄除けや魔除けの意味で、江戸時代にも、産着や子どもの着物に使われていました。』
実はこれは知っていました。
二人の子供を産んだ時、母が用意してくれた産着の柄がそれでしたから。
可愛らしいベビードレスにも、心を奪われましたが、その柄の産着を着せるたびに、なんだかそれを着ている子供がますます可愛らしくなるように思われて、
「この柄、良いよね。」と母に私が言うと、その柄の意味を母が教えてくれたのでした。
しかし作者はいろいろと学んでキャラデザインを生み出しているんだなと思うと、またもちょっと感動してしまいました。
続けて、アニメの感想などを書きたいと思っていましたが、長くなってしまったので次の記事に書くことにします。