平井貞夫、二回目の登場・・・・・。
何処でだっけなぁと思ったので、探してみました。
彼はシーズン15の第4話に出ていたのですね。
そのお話の感想は→「相棒15第4話「出来心」」
なんですが、この元詐欺師の平井は詐欺師だった時から、良い人だったのですよね。その「出来心」も心がふわっとするような良いお話だったような気がしました。
これはある意味、ライターさんの山本むつみ節みたいなものじゃないかしら。
上に載せた「出来心」の感想の中で
>コミカルに物語は進み、推理劇としてはまったく面白くは感じられなかったのでしたが、そのラストはとても良かったように感じましたし、なんたってゲストの風間さんが良い感じ。
と書いたのですが、なんて言うか、全く同じ感想のような気がするのです。
事件はああなってこうなってと、なかなか面白かったかもしれませんが、二人も死んだと言うのに、何か命が非常に軽い推理劇であったように感じました。ただセリフの面白さはあちらこちらで感じる事が出来ました。
如何にも昔の「相棒」の良い終わり方と言う感じで、良かったと思いました。
最後の女詐欺師の「おとうさん !」は、お約束のような感動シーンでしたが・・・・(^_^;)
また前科がある人が、まともに生きていく難しさは、上手く社会復帰できない事もあるかもしれませんが、または昔の仲間たちや同業者が匂いを嗅ぎつけて近寄ってくると言うのも、その理由にあげられるかもしれないなと感じました。
でも私、最後に気分が悪くなり怒っていたら、夫に
「たかがドラマで怒る事ないじゃない ?」と言われました。
何に怒ったかというと、
「たまには青木も役に立ちますね。」という亘のセリフ。
何を言ってるのよね。毎回役に立ちまくりだし、この特命係は青木頼みが凄く多いの。なのに感謝知らずのふたり。
青木って、見るからに感じが悪く性格も悪そうと言う設定になっているじゃないですか。
だけど特命のふたりが、いつも人には常識的な良い人で性格の悪い青木にやれやれと言う雰囲気になるなら、もう彼ってしょうがない人ねってなるわけですが、私から見たら、特命のふたり、青木といい勝負に感じるんですよね。
前回の時も、敢えて書かなかったんで、詳しい事は忘れちゃったけれど、言葉の比喩を言う為に彼に日頃の感謝を込めてご馳走をするみたいな事を言って、それはもちろん言葉の比喩の為だったので嘘で、だけど言われた人のことを右京は考えもしない。青木なら良いやと言う感じ。感じがすこぶる悪かったです。
それについてももっと長くちゃんと書くべきなのかも知れませんが、長く書くより一言だけ付け足しときます。
それは「私には」という言葉です。
あくまでも、私にはそう感じると言う意味で、それ以上のものではありません。
あっ、そうそう。来週の16日はお休みですね。