こんなコロナ禍の時代にも、意外とお友達とランチの時間を持っている方かもしれません。それでも例えばこのアニメを見た後に、その感想を言い合えるお友達を、今はもう私は持って無いのではと思います。
強いてあげれば、私の場合は姉妹のみかも・・・・。
だからアニメではありますが、その感想をブログに書いておこうかなと思いました。
だけど本当はちょっと迷いました。
良い歳なので、ワタクシが (笑)
他のアニメの感想を書いていても、この超絶人気漫画のアニメの感想、しかもバトル系(それのみではないけれど)、私にその門は開いているのかなと悩むわけです。
なので簡単にね。(前書き、または言い訳は長いが(^_^;))
最終回のラストシーン・・・・・あっ、そうそう。あらすじは書いてないけれど、ネタバレはしています。
そしてそのラストシーン。それを見ていたら、なんか不思議な気持ちになりました。つまりそれは漢字二文字で言ったら「感動」になるのかも知れません。
正確なセリフも見直せば書けるわけですが、今は不正確のままお許しください。
つまりトップの画像の
「よくぞ生きた、生き残った !!」と4人で抱き合いながら、そして頷きながら、この戦いが本当に終わったのだと伝わってくるシーンです。
このシーンの後で、すぐにEDに入るわけですが、まるで映画を見ているような気持ちになりました。
確かに「感動」。だけどやっぱりそれだけでは言い切れない不思議な感覚。
それって何だろうか。
遊郭の街は、壊滅的な打撃を受けてしまいました。この場合、遊郭の存在のなんたらは抜きにしておきましょう。
柱である宇随天元も片目片腕を失ってしまいボロボロ。だけど嫁のひとりが「ひとりも欠けず四人で帰れますね。」と言いました。「おう。四人で帰ろう。」と彼の家族も明るい顔をして、去って行くのです。この場合も一夫多妻のなんたらもスルーでお願いします。(^_^;)
大事な事は、負けない事なんだ!
また私はしみじみとそれを思うのでした。
アニメで、そんな面倒な事を考えるんじゃないよ、おばさんは、と、思われた方がいらしたら、それはそう思った人の過ちだと私は思います。ずっと昔から、紡がれた物語の根底には、たいがいが真面目でちょっと面倒なメッセージが隠されていて、見ている者に知恵とか勇気とかを与えてくれるものなんですよね。
「鬼滅の刃」のエピソードは、だいたいは最初の「鬼は何処だ」と言うようなミステリー的な導入があり、鬼の正体が分かった後は、壮絶なバトルシーン。そして敗れ去った鬼にも鬼にならざるを得なかった悲しい人生があったのだと語られ、消えゆくそれを見送る炭治郎は決して甘い言葉だけは言いません。だけど何故かそこには「赦し」のようなものを感じさせるものがあるのでした。
今回の炭治郎ら三人の遊郭潜入捜査編は、けっこう楽しくてもう少し長く見ていたかったなと思いました。
バトルシーンでは、禰󠄀豆子のシーンは凄まじく印象に残りました。禰󠄀豆子の強さはやはり竈門家のお父さんの秘密にあるのかもしれませんね。
起きている時は、ウザさが凄まじい善逸。寝ている時の彼のカッコよさはないですよね。
だけど同じくらい、いや少々それよりかはマシですが、同じようにちょっとウザいなと思ってしまったのは、炭治郎の戦い中のひとり反省会。「俺がもっと」「あの時俺が」「俺は」「俺は」って、もう良いからって・・・・。それ、後でやって下さいって思ってしまった(笑)
体が柔らかく心臓の位置をずらした・・・・って発想、どこから出て来たんだとまたも感心しました。原作では描かれているのだと思うのですが、美しき伊之助の過去を知りたいものだと、いつも思っています。女の子のような美しい顔に、猪の被り物を被らせて上半身裸体で走らせると言う、作者のキャラデザインの力は、まさに感動ものですね。
あっ、そうだった !
確か最初の方で、もうおばさんだから、熱く語らず簡単に書くと言っていましたね。でも、これ、お昼頃書きだして、でもその後、いろいろと家の事や仕事などをやって、またも真夜中。
間が空いてしまったので、「昨日の事なんか、もう遠い過去~ !!」ってなもんで、忘れてしまっていました。
とにもかくにもではありませんが、私的には、やはり画像をお借りしたラストシーンにすべての想いが集約した気持ちになりました。
次のシーズンも楽しみです。
負けない事が、大事です !
実はちょっと落ち込んでいます。
時に作り手が思いもよらない事を、見る側が勝手に感じ取って、心に刻むときがあると思いませんか。今の私には、宇随の家族四人、ラストシーンの四人。この四と言う数字に涙が出るのです。
スノウさんの調子が悪いものですから。