ずっと漠然と不思議に思っていた謎が解けた。
不思議に思っていたのに、それを解明しようともしないまま今までヌケヌケとここまで来てしまった事もどうかと思うのだが。
何が不思議と思っていたかと言うと、
犬養首相が
「話せば分かる。」と言い、「問答無用」と一体だれがどのようにその流れを伝えたと言うのだろうかと言うもの。
私の中の誤りは、(それだけちゃんと興味をもってなかったことがばれると言うものだが。)犬養首相は銃で打たれて死んだのだから即死。そしてクーデターを起こした奴らはみな捕まる前に自死したのだと、何でか思っていた。そのぐらいの覚悟はあったでしょうにと思い込んでいたのだと思う。
だから誰が犬養毅の臨終の言葉を伝えたと言うのかと疑い、そしてこれは彼の日頃の会話からのある意味創作なのではないかとさえ無意識に思っていたのかも知れない。
恥ずかしながら自分の愚かさをさらしたのは、このような愚か者はたぶん私だけではないからだと思うからだ。
きちんと描かれた「五・一五事件」。
凄く勉強になった。
即死ではなかった犬養毅。
「今の若い者をもう一度呼んで来い、よく話して聞かせる」
息のあった犬養首相はそう言った。
もしも「五・一五事件」が無かったら、その後の日本はどうなったのだろう・・・・・・。
あっ、因みにドバっと横道に逸れるけれど、ブログを13年間ぐらいやっていて、始めた時から気になっていたのだけれど
「歴史にもしもはないけれど」とネット世界ではみんな枕詞のように使うけれど、出典は何処、もしくは誰がどのような背景で言った言葉なんだろうか ?
歴史を学ぶときに「もしも」と考える事は意味が無い事なんかじゃない・・・・・と私はずっと思ってる。
あの時もしも・・・。
もしもあれが・・・・。
そう考える所に、未来への知恵が湧くと言うものではないのだろうか・・・。
まあ、それはともかく、話を元に戻すと、「紀行」で犬養毅の別荘だった白林荘の事が出ていたじゃないですか。
なんだか行ってみたいなと検索始めてしまったら、ああもうすぐ日付が変わってしまう・・・・・・。
その場所は、普段は非公開なんですって。
だけど興味のある方は、こちらなどをチェックすると見学するルートが分かりますよ。→富士見町観光情報
そこの「富士見町を歩く」と言う所をクリック!!
で、面白いなと思ったのは、そこに行きつくまで、グーグルのトップページの数名の方の「白林荘」に訪れたと言うお出掛け日記のブログ記事を読まさせていただいたのです。中にはgooのブログの方もいらしたのですが(文体が変わってしまった(^_^;))、けっこうな過去記事なのに昨日の人気記事のトップになっていたのです。
「いだてん」、人気なくないじゃんって思いました。そして皆考える事は同じなのかなって^^
「白林荘」。いつか行ってみたい所になりました。
さてさて、肝心のドラマのお話ですが、河野一郎氏が記者の限界を感じ政界に。
まあちゃんの「あれがあれであれして」を見事に記事に立ち上げる坂井菊枝女史。
田畑の頭をお土産で、とんとんと叩く高橋是清(ショーケン)。
次回は、きな臭い世界を背景にロサンゼルスオリンピックに参加で、見逃せませんね。
覚悟をもって政治をやっていたのだと思います。
『いだてん』の軽いノリの中で、かなり大事に描いてくれた場面だと思います。
>覚悟をもって政治をやっていたのだ
ドラマでもそれが伝わって来ましたね。
今回のお話自体が、「言葉」と「伝える」だったような気がしました。この事を記事内に書かなかったのは、他の方のツイートから確認し共鳴したもので、それを記事に書いたらパクリになるからなんですが(笑)、その方の深い洞察によれば、すでに言葉を持つことが出来ない幽霊の前畑の両親が夢枕に立って、彼女に想いを伝えるとか、言葉の悪い田畑の、時にはわけの分からない言葉に魅力があると言う事を、言葉では伝えられないと言う面々。
そして「話せば分かる。」と大事な事を伝えようとした犬養。
しかしクドカンが伝えようとしたことは、見ていたものにはちゃんと伝わったように思います。
>『いだてん』の軽いノリの中で、かなり大事に描いてくれた場面
やっぱ、クドカンは凄いと思います♪
ところでたたらさんは漫画好きなんですね。
今日、「ポーの一族展」に行ってきましたよ~♪