3月のおまとめ日記。
1月のおまとめ日記は「往ぬる1月は、≪その1≫」「往ぬる1月は、≪その2≫」
2月のおまとめ日記は「逃げたか、2月 !」
今年は、2009年にもやっていたオマトメを復活させています。
が、
3月は何をやっていたのかなぁ?
本当にビュンと去って行ってしまったように思います。気持ちの重い事の多い3月でした。
そうよね、コロナウイルスのせいで・・・・・と思われると思いますが、私にとっての3月の憂鬱事項のトップは、3月末決算に向けての自治会サークルのあれこれだったのです。ひとつの園芸サークルはチームワークも良く、行動もテキパキなので状況に応じて対応して頂けて、むしろ結束も強まったように思います。
そしてさらに、どのように憂鬱な出来事であったかと今思わず書きかけてしまいましたが、今までの経緯を書き始めたら、この記事全体がぶっ飛ぶと思うし、守秘義務なんか微塵もないけれど、道徳的な沈黙は必要かと思われるので止めておこうと思います。
ただ言える事は、
「みんな違って、みんなウザい」に着きますね。
と言うわけで、少々の楽しい事の振り返り。
【映画】
またも「おうち映画」のみです。
1「アリータ:バトル:エンジェル」
原作が日本の木城ゆきとの「銃夢」と言う漫画。こういう事を聞くと、意味もなく応援したくなって劇場で観たいと思ったのでしたが、結局見られなかった作品です。凄い傑作のような気にさせる壮大さと、ストーリーの面白さがありました。「気にさせる」と言うとなんだかそこに悪意みたいなものを感じさせてしまうかもしれませんが、そのようなものはありません。ただテレビで見たので、ちょっとそこは自分でも分からないのです。だけど面白かったことには間違いがありません。続編ありの作られ方でしたね。しかし、この作品は15年もキャメロン監督が構想を温めて、そして「アバター」の制作と公開の影響で制作が遅れ、ようやく世に出てきた作品なので、続編は速やかに作られるのかは疑問です。しかし作ってくれなくては、このままではあまり納得はできません。まさに「今から物語は始まる。」ってな感じですから。
2、「コンフィデンスマンJP ロマンス編」
ドラマが大好きだったので、映画公開が決まった時に「行く、行く、絶対に行く !」とテンション高く思ったのにもかかわらず、行く日が見つけられずに、とうとう行けなかった作品。
夫曰く「その程度のファンだったんだな。」
ちとムカッとする。好きだと思うものは最優先にした方が良いですよね。しかしながら、それよりも優先すべきことはあるってものではないですか。仕事だったり、家族のご用だったり、今なら命とかね。
で、映画の感想ですが、楽しかったし面白かくて満足度も高いです。しかしですね、いつもドラマの時やスペシャルの時、「どうなるんだろう。」とドキドキしたのに、あまりにも好きだなと見続けてきてしまったがゆえに、すべてまるっと御見通しでした。思っていた通りに物語は進んでしまうわけですが、じゃあ、がっかりかと言うとそうでもありません。「好き」ってそう言う事じゃないんですよね。
「プリンス編」も公開間近です。5月1日公開予定が延期されました。ご興味のある方はご確認ください。
3、「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」
2008年5月に公開された、松潤、阿部寛、長澤まさみの映画で、1958年の黒澤映画のリメイク。前に見たことがあると思ったのは、こちらの古い作品だったような気がします。その黒澤作品は「スターウォーズ」にも影響を与えたもので、そう思うともう一回その旧作を見てみたいなと思ってしまいました。だけど、こちらのリメイク版もまあまあの面白さ。どこも悪いところなどありません。しかし作品の説明などを読んでみると、総製作費が15億。ところが興行収入が9.3億。ちょっと痛かったですね。ロケ費とかセットにお金が掛かってしまったのでしょうか。日本映画はあまり予算もなくて撮影日数も短くて、いろいろと厳しい所がありますよね。
私的には火祭りのシーンが好きで、心に染み入るものがありました。後、長澤まさみさんが山の民と触れ合っている所が笑えました。後にここの王になる・・・・・・場所が違うだろってひとりツッコミ(笑)
4、「新聞記者」
劇場で日本アカデミー賞の凱旋アンコール上映をしていますが、結局レンタルで観ました。
日本アカデミー賞はあまり興味がないのですが、それでも松坂桃李さんとシム・ウンギョンさんは素晴らしかったです。
本当にいろいろな役がこなせる桃李がだんだんと好きになって行く自分がいます。
肝心の映画の感想ですが、まとめ記事にこの映画の感想を書くことが難しい。心の中に沈殿した想いを言葉にして浮上させることが困難だからです。
だけどこの映画は、本当にお勧めできます。むしろ見て欲しいと本当に思います。
【ドラマ】
ドラマの感想は、頑張って記事を書いてきました。
「ドラマ☆いろいろ 「心の傷を癒すということ」と「知らなくていいコト」」
「ドラマ☆いろいろ☆見ていたドラマの感想を。」
「ドラマ☆いろいろ「テセウスの船」」
「ドラマ☆いろいろ 「微笑む人」と「不協和音」」
「日曜日の朝がつまらなかった。 #スカーレット」
「相棒」も最終回を迎えたので
「相棒18 最終話「ディープフェイク・エクスペリメント」」
あともう一つ感想をメモしておくとするならば「陰陽師」の事でしょうか。
「陰陽師」の映画が大好きで、寅さんシリーズのように毎年やってくれないかなと思っていた昔。そんな私なので見ないわけがないでしょ。
「うーん、彼じゃないような気がする。」と夫殿。野村萬斎さんと比べちゃダメでしょ、そこは。彼が本業が陰陽師ですと言ったとしても、「あっ、そうか。」と思えるような雰囲気のある人ですものね。夫殿は東山で観たかったと言い、それなら私は伊勢谷友介さんが良いなと思ったりして、佐々木蔵之介さんにはだいぶ失礼な会話をリビングでしていたわけですが、見ているうちに、これはこれで良いような気がしてしまいました。確かに、彼に白塗りの化粧はどうなのかなとは思いましたし、白塗りにしたからって、摩訶不思議感が漂うわけではないのでしない方が良かったと思うのですよ。だけどそこには優しい陰陽師がいましたよね。
「陰陽師」のお話はたいがいは・・・・・・・・・くだらないのですよ、えへへ。
映画だって、くだらない。お話はね。なんていうか世界観とか雰囲気を楽しむと言うかね。だから優しい陰陽師には一般的評価は厳しいものがあったかもと思いました。
そう言えば、その日に放映された「麒麟がくる」の向井理さんと博雅役の市原さんの衣装がまるかぶりでも話題になりましたね。皆さん、よく見ているなぁと、そちらの方に感心した次第。
ああ、今思ってしまったのですが、藤原竜也で陰陽師って見てみたくないですか。ちょっと妄想タイム・…ムフフ
【お出掛けとランチの写真日記】
当たり前の事ですが、どこも行っていません。
お花見のお散歩と近所のランチ以外は・・・・・。
だけど、写真をアップしてたら、私は暗い重いと言いながら、意外と毎日を楽しむ時は楽しんでいましたね。
写真多し。ときどき文も入ります。
3月4日 バーミアンにて友人とランチ(デザートと畑の中の陽光)
6日 夫が有給を取ったので、平日のみにあるくら寿司のランチを食べてみました。
茶碗蒸しが付いている所が良いよね。今度は違うものを頂いてみようかな。
8日 夫殿とルート君とでランチ。
11日 図書館の本を借りっぱなしにしていたので m(__)m 閉まっている施設に行って返してきました。閉まってると思うと行く気がしなくて、やっと返してきましたが、そのあと一人でお散歩をしてきました。
早咲きの桜が咲いていました。寒緋桜とか陽光とか、そして横浜緋桜とか
13日。お友達からランチのお誘いがあったので、お外ランチを提案しました。安上がりで良いですよね。河津桜が緑になっていました。
14日 病院の帰りに夫殿と久しぶりにうどん市に行きました。病院、凄く不愉快でした。いつかみんなに言いつけてやりたい!!
量が多いけれど、やけ食いモードだったかも。
18日 またもお外ランチ。これ、嵌りますね。
20日 またも夫殿とランチ
バーミアンにて。っていうか、旦那とランチ、行きすぎじゃん!!
21日 またもひとりでトボトボとお散歩していました。遠くに見える畑の中の花。こぶしかな~?
25日 お外ご飯、持ち寄りパーティ。子供も参加。足元が寒かったのですが、テーブルを選んだのは、距離が取れるから。ちゃんと配慮していたから安心してくださいね。
先に咲いていた桜がすっかりと緑になっていましたね。
26日 ピアノのお稽古の後で。時間も遅かったので、店内はガラガラ。ちょっといいお店を見つけました。お店の横の公園でちょっとのお花見。子供とお母さんのグループで賑わっていて驚きました。
27日 またもお外ランチ。もうパンの写真なんかは取らなかったみたいです。あまり意味もないものね。
29日 春の雪が降りました。お出掛けしないわけにはいかないでしょう。夫がケーキなどを食べたいというので、仕方がないわねぇとトボトボとお散歩をしてきました。だけどその前にお友達の家でお茶などを頂いていたので、出掛けた時間も遅く桜の上の雪は撮れなかったのは残念でした。
画面の汚れのように見えるのは、雪ですよ。
25日の夜、小池さんの会見があって、それを見ていて私は少し霧の向こう側のろくでもない風景が見えてくるような気がしました。
その日のうちに、姉妹と連絡し合って自由が丘での姉妹集会は延期、オフ会イベントにも正直な意見を述べさせていただきました。サークルの楽しいお花見企画も中止にしました。
だけど26日も27日もそして29日も、いもしない幽霊に怯えているようで、大丈夫だという根拠のない自信をもって予定どうりの行動をとっていました。外だし、個人だし、・・・・・まぁ大丈夫でしょうと思いますよね。
いや、そうじゃないんじゃないかなと気が付いたのは、やはり身近なおじさん、志村けんさんの哀しいお知らせだったのです。
もう、感染経路が分からないのですよ。志村さんの事だけを言っているのではないのです。
私は4月も、お仕事があるうちは仕事に行き買い物にも行き、銀行回りなどもします。そして友達とも交流しますよ。だけどそれはメールや電話でね。それに自治会の人ともお話もしますし、サークル活動で花も植えますよ。
だけど今はそれだけにしようと思っています。
ちょっとの我慢は必要ですよね。
私には何も出来ない。だから出来る事をするのです。
ところで、本当にこの写真日記の画像を並べていたら、あの重苦しい毎日は何だったのだろうかと思ってしまいました。この記事だけを見た人もそう思うのではないかしら。家で映画を見てドラマを見て花を見て、お気楽にランチをしているおばさん。
違うなぁと私は思います。昨日は何をしていたのかと言う記憶さえ泡のように溶けていく憂鬱な毎日。ストレスで××が止まらない毎日。
人間の気持ちは多面体。
見えているものだけが真実ではないのだ…って、映画のコピーのパクリですね。
その他に3月は「蘇」と言うものを作ったり、ひな祭りもやりましたし、お片付け等なども頑張っていますが、その件には触れていません。4月の中でまた、書く機会があるかもしれませんから。3月最後の生徒たちとの別れの事も。
あっ、そうそう。遊びに行く予定などないので暇ですと言ったら、まるっと1週間仕事が入った時には、「マジ!?」と思ってしまいました。
そしてやっぱり記録って大事ですね。私、本当に3月は何をしてたんだろうって言う感じがしていて虚しかったのですが、花だけは見たなと、今しみじみと思っている所です。
トップ画像は、3月31日、3月中にサークルの余っているお金を使いきれというミッションが自治会から29日に来て、皆で驚きつつラストの日にお買い物に出かけた時に車中から撮った風景です。
自粛できないじゃんねぇ。なんかね、喜劇チックな毎日です。