サツマイモは中南米が原産地で、東南アジア・中国を経て日本に伝来、本州へは
鹿児島から伝わったので薩摩芋と呼ばれています。
茎葉を伸ばして広がるので、未利用で雑草の生い茂った空き地 を、毎年1畝ずつ耕
してサツマイモを作り、その後にはニンニク・タマネギなどとジャガイモを栽培して3年
になります。
ホームセンターで「紅アズマ」と「金時」のポット苗を買って、挿し芽用のツルを育て
ました。 6月の下旬 に各6本ずつを1畝に挿し芽しました(写真を撮り忘れました)。
初めは萎れて枯れるかと思うほどで水遣りもしましたが、1週間もすると新芽が伸び
始め、後は収穫までまったく放任状態でした。
左1枚目は9月末、
茎葉が生い茂る状態。
2枚目は、子供の頃
食べたツルを何十年
か振りで食しました。
葉柄の部分を炒め煮した ものですが、結構美味しく頂きました。
3枚目は収穫当日の畑で、葉枯れが目立っています。
畑への植え付けから4ヶ月が収穫の目安ということなので、10月下旬を予定してい
ましたが、事情があって遅れてしまい、晴天日を待って11月6日 に収穫できました。
下1枚目は前日まで雨天のためもあって、引っ張ってもビクとも動かないため、遺跡
発掘作業のごとく丁寧に手掘りしました。 赤い表皮が現れた瞬間が感動です。
2枚目がほぼ全体を掘り上げた状態です。 計12本の挿し芽苗に立派な芋が付いて
います。
3枚目は、鮮やかな赤紫色の表皮で中身は黄色の紅アズマ。
4枚目が表皮の色が少し薄く中が白っぽい金時です。
掘り取るときに折れた芋を試食した所、金時は栗のようなホクホク感、紅アズマは甘
みがあってシットリ感、味や食感に違いを感じました。