セグロアシナガバチが、根上り盆栽仕立てのサツキの枝 に巣を作りました。
毎年のように、鉢植えや庭木のツツジに巣が作られましたが、親バチがいなくなったリ、
巣が鳥などに獲られて消失しました。 しかし今夏は違いました。
下左から7月中旬、7月下旬、8月中旬の日中です。邪魔になる枝は口で噛み折って、
巣を大きな楕円形に広げ ていきます。 右端は朝で、夕方からは働きバチがビッシリと
巣に張り付いています。 その間に慎重に鉢への水やりをします。
下1枚目はは、8月中旬で、精一杯羽を振って 暑さから巣を守っています。
2~4枚目は餌の肉ダンゴ を作って幼虫に与える所です。
8月29日、朝の水やりで、誤って巣にも水がかかった時 、危険を感じたのでしょう
働きバチが攻撃に出ました。 1匹に左の上腕をチクリと刺された ! 一瞬でした。
その日は痛みも腫れもたいしたことなく、キンカンを塗っただけですが、翌日から腫れ
が左手の甲まで広がって収まるのに5日間 かかりました。
それまで友好的だと感じていたのですが、この後、幼虫が羽化し終わる10月末まで、
鉢への水やりの度に怖い思いをしました。
( 蜂の社会は、メス中心です。オス は、特定の時期にのみ生まれ、女王蜂と交尾
します。 女王蜂は精子を保存できて、長期にわたり産卵し続けることが出来るそ
うです。卵、幼虫、蛹、を経て成虫となった働き蜂もすべてメス ということです。 )