自宅の北側に「三つ葉アケビ」と「白アケビ」の2種を植えています。
特にたくさん実が生った「三つ葉アケビ」の、春から晩秋までのまとめです。
3月末、新葉の展開と同時に、花芽も伸びてきました。
4月上旬、開花した大きな雌花と、たくさんの小さな雄花は、成熟度の差から
自家受粉が難しい。五葉の白アケビを近くに植えてあるので、受粉ができます。
4月中旬、たくさんのツルを伸ばしますが、その若芽を摘み取り、「木の芽」
として食します。 春の苦味を味わう山菜の1つです。(右が三つ葉、左が白)
7月中旬には、果実が大きくなって来ます。
8月中旬です。
10月下旬には、果皮が色付き始めます。
夏から秋にかけて、葉を食害するのがアケビコノハという蛾の幼虫です。
目玉模様で脅し、黒や緑色の体色もあります。
葉を千切って巣?を作り、中で蛹になりますが、羽化する前に鳥に食べられる?
11月中旬、邪魔な葉を切除して見えてきた果実、果皮に切れ目が入って、
口を開きます。 中に白い果肉に包まれた黒い種子が入っています。
白い果肉部が甘いので、子供の頃、山で採って食べた思い出があります。
現在は、果皮で肉詰めを作っていただきます。 ほろ苦さも秋の味覚です。