「アケビ」はアケビ科のツル性落葉低木、
自宅北側にミツバアケビと白アケビの2種類を植えています。
鉢植えを移植し、毎年実成りを楽しみましたが、
繁茂し過ぎたので、一昨年株元数10cmを残して伐採しました。
昨年は花も実も着けず、
今年また、三つ葉アケビの実成りがありました。
4月中旬、ミツバアケビの花、
上に付いている雌花と下に付いている雄花、
熟期がずれるので、1種1本だけでは実が着きにくいのです。
下は、白アケビの花です。左に伸びた花が雌花で、右が雄花、
2種のアケビが、ツルを絡ませて伸びてきました。
白アケビの花粉をミツバアケビの雌しべに人工授粉しました。
8月末、ミツバアケビが1か所に固まって、実が成長していました。
前面の枝葉をカットして見ました。
10月中旬、
10月末、果皮が色付いてきました。
11月上旬、熟して、果皮が割れ始め、
鳥が果肉を食べに来たようです。
11月中旬、
11月下旬、収穫しました。
2年ぶりで、黒く丸い種を吐き出しながら、
白いゼリー状の甘い果肉を確認しました。(子供の頃を思い出し)
果皮を使った肉詰めも作りました。
少しほろ苦い山菜の味、年に一度の大人の味です。
「サザンカ」(山茶花)は、ツバキ科の常緑広葉樹で、
秋の終わりから冬にかけて、寒い時期に開花します。
雪国なので、鉢植えにして育てています。
「丁字車」(チョウジグルマ)は、唐子咲きといって、
雄しべが花弁化して、盛り上がります。
今年は蕾が2つしか着きません。
そのうち1個は傷んでしまって、不完全な花となりました。
11月下旬、開き始めましたが、
蕾の時に傷ついて、花弁の一部が欠損しました。
花弁には紅色のボカシが入ります。
12月中旬、2個目の蕾が開きました。
全開しても小輪ですが、深みがあります。
開花5日後、外玄関の庇下で、風雨にさらされ、
花弁に傷みが出てきました。
先日、花を摘み取って、板囲いの下に移動しました。