「リンドウ」は、リンドウ科の多年草で、
本州・四国・九州の野山に自生します。
他の山野草の鉢に付いて我が家に来てから、
自然実生で庭に芽生え、増殖しています。
庭のあちこちで、10月上旬から咲き始めました。
花茎を横に伸ばしながら、
釣鐘型の青紫色花を上向きに咲かせます。
10月中旬の東庭で、
上画像の左下に、ナンバンギセルが咲いています。
自然実生のイトススキの小株に種子が飛んで、
1輪だけ開花しました。
トラマルハナバチでしょうか? 花筒の中に潜り込んで吸蜜です。
他の草花や花木の鉢植えでも、種子が飛び込んで開花しています。
池の北側、エゾムラサキツツジの株元では、
少し遅れて10月末から11月に開花しました。
曇雨天では花弁を閉じて、晴天時のみ開花します。
11月の晴天の日は、満開でした。
「オクラ」はアオイ科で、ハイビスカスに似た花を咲かせます。
原産地はアフリカ北東部で、熱帯では多年草。
古代エジプトで、紀元元年頃には栽培されたそうです。
寒さに弱いので、苗の植え付けを遅らせますが、
今年も初期成長は良くありません。
丸オクラと白オクラを、初めて1本ずつ植えてみました。
7月に咲いた花は黄色花で、
中心がエンジ色の美しい花は1日花です。
7月中旬に収穫した丸オクラと白オクラ、
花と、その後にできる果実、
8月の花と実です。
9月の実成りと収穫例、
大きくなって熟すと、硬く木質化し食べられなくなるので、
早採りします。
10月の花と実生り、
今年栽培した2種は、莢が角張らないので、硬くなり難く、
収穫した全てを美味しく頂けました。
11月になると気温が下がり、この蕾も翌日の雨で開花できず、
果実も成長しなくなり、栽培を終えました。