今年も、渋柿「八珍」は、一部の枝にしか実成りが無く、
数が少なかったので、全て干し柿にしました。
(焼酎を用いて渋抜きする、さわし柿もありますが)
甘柿が無かった平安時代に、
木簡に干し柿を献上したという記録があるそうです。
[作り方メモ]
1、T字型に枝を一部残して収穫し、柿の皮をむきます。
2、ビニールの荷造り紐を用意して、枝のT字型部分を挟みます。
3、鍋に熱湯を沸かして、10秒ほど熱湯に柿を浸して殺菌消毒。
4、日光に当て、2~4週間ほどで出来上がりです。
(1週間後から、手で柿を揉むと早めに出来上がります。)
10月22日、初めに収穫した21個を吊りました。
私は、寝室で使っていた、衣類ハンガーに吊り下げて、
夜間や、雨の日は玄関内に取り入れました。
出来るだけ、晴天が続く時期を選びます。
10月25日、水分が抜け、
重かったハンガーが大分軽くなりました。
11月1日、干し初めて11日目です。
サイズも小さくなり、色も変わって来ました。
11月2日、残りの柿を24個収穫し、吊り下げました。
初めに干した柿は、下段に移しました。
11月4日です。
収穫時に枝の一部を残せなかった4個は、
櫛を指して吊ったのですが、重さで破れて2個落果。
11月12日、2回目収穫の柿(24-4=20個)
11日目です。
下段の1回目収穫分、21個は表面に白い粉が吹き、
11月20日過ぎに、冷凍保存しました。
12月2日、2回目収穫の20個も、
1か月経過したので、冷凍保存しました。
食べるのは正月以降の予定です。
11月4日のことでした。
枝の一部が着いてなく、落下した柿をハンガーの中間棚に置いた時、
ルリタテハチョウがやって来ました。
近づいても逃げる気配がありません、栄養補給し、成虫越冬する?