山茶花の「朝倉」はたくさん咲いて、終い花になりましたが、
「豊麗」という品種は、1輪だけの開花でシーズンを終え、
雪囲いの中で、休んでいます。
11月下旬、唯1個のピンクの蕾が膨らんできました。
11月末、開花です。
白地に紅紫のボカシが入る、一重咲きの小輪花です。
12月初めの快晴の日、冬の陽射しを浴びて、
間もなく、花弁を1枚ずつパラパラと散らしました。
残る数鉢は玄関外の庇下で、開花中です。
蕾もあるので、春まで、ポツポツと咲き続けるでしょう。
「マンリョウ」(万両)は、斑入りや縮れなど葉の変異に注目して、
江戸時代に多くの園芸品種を生んだ、古典園芸植物の1つです。
砂子覆輪系の2種ですが、実成りが少ない年でした。
「恵比寿」という品種、7月末の花です。
10月半ばの緑実、葉には縁に白い斑が入り、少し縮れた感じです。
12月中旬、赤熟した実は3個だけでした。
次は、「千鳥」の7月下旬の花です。
10月中旬の緑実、12月中旬の赤い実、
1個を残して、8月に落果してしまいました。
長めの照葉で、縁が波打つ、覆輪葉です。
葉がシャコに似ている「シャコバサボテン」は、
デンマークで多くの改良品種が作られ、
「デンマークカクタス」として、販売されています。
ブラジル原産なので、花時の晩秋から冬は無加温の室内に置き、
春から秋まで屋外の樹下などに置いています。
「タマ」は、比較的新しい品種のようです。
濃いピンクの花で、11月中旬に最初の花が開きました。
11月下旬、2輪から、
3輪へと開花数を増やし、
11月末には、ほぼ満開となりました。
春に芽摘みをしてなかったので、茎葉が垂れ下がり、
寒さで葉色も悪くなっていますが、
12月中旬の終い花です。( 昨年は1月中旬まで咲いていた?)
「マンリョウ」(万両)は、関東以西の林内に自生する
ヤブコウジ科の常緑低木です。
名前がめでたいので正月の縁起物とされます。
町内の保育園の園児たちが、実生苗をペットボトルに植えて、
プレゼントしてくれたのが、この仲間を鉢で育てる契機でした。
現在は樹高80㎝を超えてきた、その苗木です。
7月下旬に、葉の下で咲いた花、
径1cm弱の斑点をもつ白花で、雄しべは黄色です。
花後の小さな果実が育ち、10月中旬の緑実です。
12月中旬の赤熟した果実、緑の葉とのコントラストが美しいです。
昨夏の異常気象で、実成りが少なく、かつ小さい感じです。
果実は鳥に食べられなければ、長く樹に付いていますが、
我が家では春までに、ヒヨドリが食べに来ます。
庭で、こぼれ種で芽生えた小苗を鉢に植えたら、
夏に先端部の葉が枯れ落ちましたが、
樹高20cm余りで実が生っています。
「サザンカ」(山茶花)はツバキ科の常緑広葉樹です。
椿との違いは、1、晩秋から冬の寒い時期に開花する。
2、葉が椿より小さく、縁がギザギザしている。
3、花弁がバラバラに散る。(椿は花ごと散る)
庭植えすると雪に埋もれてしまうので、鉢植えで育てています。
「朝倉」という品種は、白色・八重咲の清楚な花です。
11月中旬、蕾が膨らんできました。 蕾は桃色です。
丸く膨らんだ蕾が、花弁を開いていきます。
咲くと、中心が白の八重咲で、外側に淡く桃色を帯びます。
以下、11月中旬から、12月上旬にかけての花です。
玄関前の庇下に置く鉢植えですが、
雪国では少ない晴天時には、青空の下で、
雪が少ない今年は、まだ美しさを維持しています。