明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
難(コロナの災い)を転じて、福と為せるよう祈って、
元旦のブログアップと致します。
「ナンテン」(南天)は、メギ科の常緑低木で、
中国原産のようですが、西日本に自生もあるそうです。
自宅の南東隅で、株立ち状に育っています。
幹の先端に、葉が集まって付き、葉の間から花序を伸ばして、
6月中旬、小さな白い6弁花が、たくさん集まって咲きます。
クローズアップで見ます。6枚の白い花弁が反り返り、
雌しべの周りを、黄色い6本の雄しべが囲みます。
花弁と雄しべが散った後、
雌しべの子房が膨らんで、緑の実が出来ます。
9月中旬、丸い実が、緑から褐色に変わって来ましたが、
長雨と酷暑の中で、多くの果実が落ちてしまいました。
10月中旬、果実が赤く色変わり中です。
10月末、
11月上旬です。
11月中旬、例年より数は少ないですが、
鮮やかな赤い果実になりました。
ナンテンの葉や実には薬効成分が含まれますが、
毒性もあって、すぐには鳥が食べません。
食べても少しずつで、その方が種子散布の目的に合う、
ナンテンの策略でしょうか。
元旦の朝、長岡市の積雪は50cm、
軒下で、雪をかぶったナンテンの樹です。
「災難を転じて福となす」
我が家の早咲き福寿草「ミチノク」は、
玄関で間もなく開花し、福を呼んでくれるでしょう。