鉢植えの雪割草、今年我が家で咲いた2鉢目です。
3月下旬に開花しました。
花弁が8枚で多めですが、白地に桃色の覆輪が入る標準花です。
この後、夜に食害されてしまいました。
犯虫のヨトウムシは捕殺したので、
以後の鉢は順調に開花し続けています。
庭植えの花木が咲き始めてきました。
3月23日~24日、雪囲いを撤去しました。
板囲いの下に格納した鉢植えを取り出します。
4月3日、1鉢ずつ点検して配置した玄関前の通路脇、
早春の庭の景色が戻ってきました。
玄関前の鉢は開花中、又は開花済みか開花前の鉢植え草花、
南側の庭木、シモクレンはまだ蕾ですが、
紅梅の「紅千鳥」(ベニチドリ)が開花してきました。
北側です。
防鳥網の中では自然実生の「アオキ」の実が赤熟してきました。
本日、4月4日朝、起床時に寝室の窓を開けて東を見ると、
「エゾムラサキツツジ」と「ヒュウガミズキ」が咲いています。
自宅東側の軒下通路で「ヒマラヤユキノシタ」が咲き出し、
エゾムラサキツツジと西王母椿の花も、
右の赤い葉は、自然実生のナンテンです。
自宅西側では、満開の「マンサク」が長持ちし、
その南側で、エゾムラサキツツジが咲き始めました。
緑の「雪柳」が白花を咲かせるまで見守るつもりでしょうか?
早春に咲く花「クロッカス」は、地中海沿岸~小アジア原産で、
耐寒性の秋植え球根(正しくは球茎)です。
7号鉢に黄色と淡紫の球根を植えたのですが、
黄色種が消えたので、あとに白色に水色が入る種を植えました。
(古い球根の上に新しい球根が出来て増殖するそうで、
深植えにする必要があるようです)
3月上旬、初めに咲いたのは追加した球根でした。
3月下旬になってから、
元から植えていた白地に紫の筋が入る種が咲いてきました。
原産地の違いで、開花時期がずれました。
鉢植えは花が終えましたが、庭植えは現在開花中です。
7号皿鉢植えの「バイカオウレン」(梅花黄連)は、
キンポウゲ科の常緑多年草で、日本固有種です。
針葉樹林の林下や深山の渓谷沿いなどに自生します。
糸状の地下茎で繁殖したのですが、
長年植え替えてないので、苔や他の雑草に埋もれながら、
縮小した株で僅か3輪の開花でした。
玄関外の庇下で、1月末には花弁が開き始めました。
1輪は、蕾のうちに虫にかじられた跡が、
2月上旬、花茎3cm位で、全開しました。
花径は14mm程の小さな花、
白い花弁に見えるのはガク片で5枚、
小さな黄色いスプーン状のものが花弁で、蜜を分泌しています。
2月中旬の花、白い雄しべを伸ばし広げています。
2月下旬の花、
3月中旬まで花が長持ちし、
受粉が済んで、子房が膨らんできました。
昨日、4月2日の果実です。
花後に伸びた花茎先に、船形の袋果を3個着けています。
「雪割草」(ユキワリソウ)は園芸名で、
キンポウゲ科のミスミソウやスハマソウの別名です。
特に新潟県を中心とする日本海側に分布する
「オオミスミソウ」は変異が多く、様々な花色・花形が楽しめます。
長岡は、西山丘陵が自生地でもあるので、
栽培する愛好家が多くいます。
変化咲きが多くあるので、オシベ・メシベとも正常な花を、
標準花としています。
3月中旬、雪融け後、
我が家で最初に咲いたのが、濃い赤花の標準花でした。
花びらに見えるのはガクで、
花の背後にある緑のガクのように見えるのは苞です。
6日後の3月下旬、綺麗に咲き揃う写真を撮る前に、
たくさん着いた花と蕾が食害されました。
犯虫は、体長4cm程のヨトウムシ(夜盗虫)でした。
土や鉢底に潜んでいて、夜に葉や花を食害するガの幼虫です。
無残な姿で花を終えた、今年最初の雪割草でした。