毎年、庭の睡蓮鉢や貯水容器でアマガエルが繁殖しています。
ブログを子供たちが見ているのでしょうか?
年間通しては、植物よりもカエルの記事が一番多く見られています。
栽培植物の数が多いので、遅れて越年してのアップです。
「ニホンアマガエル」(日本雨蛙)は、両生類アマガエル科で、
北海道・本州・四国・九州に分布してています。
体長3~4cmで、低い樹や草の上で生活し、
小さな昆虫やクモなどを捕食しています。
繫殖期は5~7月頃です。
体色は腹側が白色で、背中側は黄緑色だが、
黒いまだら模様の灰褐色にも変わることが出来、保護色の例です。
樹上生活に適応し、樹の枝に居る2匹は少し小型で♂らしい。
菜園の支柱で休む腹の大きな♀、4月の産卵前です。
葉上で休む♀、6月末の産卵後です。
♂の喉には鳴嚢(めいのう)という袋があって、
声帯で出した声を共鳴させて、大声を生み出し、
繁殖期の夜は大合唱になります。
雨が降りそうになると昼間でも鳴きます(レインコール)。
5月~7月にかけての夜が繫殖期(地域によって異なる)で、
大きな♀に小さめな♂が乗って、水中で産卵します。
冬は庭の地中で冬眠しています。
梅はバラ科の落葉小高木で、
古代に原産地の中国から渡来しました。
「冬至」(トウジ)は白花で、一重咲き中輪種です。
早咲きの品種で、冬至の頃から咲き始めます。
12月下旬、咲き始めました。
5日後の正月初め、玄関を飾りました。
その3日後です。
サザンカ(山茶花)は、山に咲く茶に似た樹の意味で、
葉が椿より小さく縁がギザギザしていて、
花の散り方は花弁がばらばらに散ります。
「上羽飛鳥」(あげはあすか)は、小輪の多弁咲きで、
白地に紅絞りが入ります。
12月上旬の蕾が、大きく膨らんで、
12月中旬、開花しました。
12月下旬、終盤の花です。
1月上旬の花です。
1月中旬、
5号深鉢植えで、樹高70cm余りです。
寒い外玄関の庇下で、花は長持ちしています。
「ヒメイチゴノキ」(姫イチゴの木)はツツジ科の常緑性低木、
南ヨーロッパ原産の園芸品種で、花木で果樹でもあります。
晩秋に咲く花は、少しピンクを帯びた、壺型の白花です。
開花は10~12月で、この頃に前年の花の果実が熟すので、
花と果実が同時に観賞できる、珍しい花木です。
10月中旬の小さな蕾が、膨らんで、
10月下旬、開花し始めました。
11月上旬の花、
7号深鉢植えで、樹高50cm、横幅60cm位です。
開花期には、前年の花の果実が熟してくるのですが、
昨夏の酷暑で夏に落果し、1個だけ上画像の左上に残っています。
1cm余りの果実は、緑からオレンジ、赤色へと変化します。
11月中旬、
11月下旬、
12月中旬、遅れて咲いてきた花と、オレンジ色に変わった果実です。
花が終わり、茶変した花弁を落とすと小さな実が着いています。
この果実が、雪の冬を乗り越えて、
来秋に多くの実成りを見せてくれるだろうか?
12月下旬、大雪に見舞われた玄関外の庇下で、
1個だけ残った前年の果実は赤熟しました。
果実は食べれますが、食感が良くなく、
多くの収穫があれば、ジャムや果実酒に利用できます。
「ヒサカキ」(非榊、姫榊)は、
本州~沖縄に分布する常緑小高木で、
科名は?ツバキ科、サカキ科、モッコク科など、
葉は革質で艶があり、サカキ(榊)の代用として使用されます。
茶ノ木を挿し木した鉢に、鳥が運んできた種から芽生えて
鉢を占領しました。 雌雄異株で、雌株が育ちました。
4月上旬の花、(昨春に撮り忘れ、過去画像です)
枝の下側に、白~クリーム色の壺状の花がたくさん咲きます。
独特の芳香(臭気)を放ちながら、
雌木なので、雌花だけで、雌しべ1個だけの5弁花です。
(雄木には雄しべが10~15個の雄花が咲きます。)運ばれて
庭に雄木がありませんが、他所から花粉が運ばれてきます。
10月中旬には、黒く丸い液果が生りました。
果径は5~10mm余り。
黒い果実の着いた枝先には、来春用の花蕾が着いています。
12月中旬、冬囲いの中に移す直前の実生り姿です。
樹高は30cm、枝が横に伸びて50㎝幅になりました。
果実は、囲いの中で鳥に食されるようです。