自宅東側軒下に植えた椿「西王母」(セイオウボ)です。
一重、筒咲き、中輪で、淡い桃色に薄紅のボカシが入る花で、
10月~4月に開花します。
幕末に金沢で作出された品種で、西王母は中国神話の女神です。
10月下旬から開花しました。
西王母が漢の武帝に与えたという、3000年に一度実が生る桃を、
「西王母が桃」と言い、
この椿の蕾が桃に似ているところから名付けられたとの由。
11月上旬の花、
11月中旬、
11月下旬の花です。
12月は画像撮る前に、冬囲いをし、
大雪になってすべて落花しました。
樹高は160cmほどになり、残った蕾は春に開花します。
5号浅鉢植えの「ヤブコウジ」、
地下茎で増殖し、樹高は20cm前後です。
花後の果実は秋に赤熟しました。
8月上旬の緑果です。
10月初めから、緑果が色変わりし始めました。
10月下旬、多くの実が赤く染まりました。
正月を飾った後の1月7日、赤熟した実の径は6~8mm、
玄関外に出して、水やり後に日光浴です。
「ヤブコウジ」(藪柑子)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、
樹高10~30cmで小さく、草のように見えます。
藪の中に自生し、葉の形が柑子(コウジ)ミカンに似ています。
冬に着ける赤実が美しく、別名が「十両」です。
斑入り葉の変異株が、江戸時代より選別栽培され、
古典園芸植物としては「紫金牛」(ヤブコウジ)と呼びます。
6月下旬、20cm程の茎先の葉腋に、
下向きに着く蕾が開いてきました。
花冠が5つに裂け、径5~8mmです。
7月初めの花です。
淡いピンクを帯びた白花で、細かな斑点が入ります。
7月末、花後の緑の果実です。
赤い果実への変化は(2)で、
「アキチョウジ」(秋丁字)はシソ科の多年草で、
岐阜県以西の山地の木陰に自生し、秋に丁字形の花を着けます。
7号深鉢植えで、草丈60cmほどになります。
明るい日陰が適する環境ですが、昨夏の猛暑に日当たり置いてしまい、
昨秋は花数が少なく、ブログアップして無かったものです。
茎頂や葉腋に花穂を出し、唇形の花を横向きに咲かせます。
遅れて10月下旬に開花した花、
花冠は長さ1.7~2cmで、上唇は4裂し、下唇は船形となります。
11月中旬の花です。
花形・花色に魅力があるので、枚数少ないですがアップします。
神事に用いられる「サカキ」(榊)は温暖地に自生するので、
新潟県では「ヒサカキ」で代用し、
スーパーなどではヒサカキをサカキとして売っています。
6月に径1.5cm程の白い5弁花を咲かせた後、
小さな緑の果実は、冬には径7~8mmの黒く輝く果実となりました。
7月中旬の緑果です。
8月下旬、
9月中旬、
10月上旬になって、緑の果実が茶色に色付き始めました。
11月上旬、
11月中旬になると、
こげ茶色の果実の中に、黒い果実が出てきました。
新年を迎えて1月7日、黒い果実が輝いています。
植えた場所は自宅の北東軒下で、樹高は1m数10cmになりました。
12月中旬の冬囲いで、竹支柱を立てて縄縛りされています。
直ぐ後に約1mの大雪となりましたが、その後は消える一方で、
株元ではヒマラヤユキノシタが咲いています。