小児科医として、
子ども達が心も体も健やかに育つ
環境をつくりたいという理想のもと、
立候補するというのは、
3・18にご説明いたしました。
マニフェストに書きましたような
私自身の考えを、地域住民の皆様に
投げかけて行きたいと考えます。
私は中央区医師会理事を
やってまいりましたので、
この役職のまま、立候補すると、
理事という立場の人間が言うことですから、
中央区医師会の考えという風に
受け取られる可能性がございます。
このことは、中央区医師会にとっても、
また私にとっても、
好ましいことではないと考えます。
よって、
中央区医師会の理事を辞任させていただく
ことにいたしました。
昨日3/20、中央区医師会の理事の
先生の集まりが開催され、
今回の選挙への立候補宣言を
述べさせていただき、
その後、理事辞任を受理いただきました。
一会員として医師会には所属しますが、
一人の小児科医師として立候補いたします。
私のマニフェストには、
私の役職は、
『中央区医師会理事』となっていましたが、
その削除をお願いいたします。
以下は、
医師会へ提出した
私の立候補宣言文です。
************************
「子ども達は、地域の宝。そして子ども達が地域の宝なら、母親もまた地域の宝。この宝を守りたい、地域の力で守って行きたい。」この思いをもって、私はこの度の区議会選挙に立候補いたします。
悩みに悩みぬいた末、ぎりぎりになって決断を致しました。理事は辞任し、一医師会員として、「無所属」で立候補致します。
私は、月島の地で、病児保育併設の小児科外来を開業し丸5年、子育て広場“あすなろの木”を開始し丸2年。さまざまな、子育ての現場を見て参りました。
* マンション暮らしの核家族、父親が働きに出た後は、わが子とつきっきりで24時間過ごす孤立した母親。
* わが子がいい子に育ってほしいと思う気持ちはある、しかしどうやってしつけたらいいのかわからなくて怒ってばかりいる悩みを持った親。
* 子どもに体の不調が出てきているにも関わらず、今が仕事で一番大事なときとして、仕事を優先するしかない親。
* 子どもが病気で保育園に預けることができないが、突然、仕事を休むことができず困り果てた親、
* わが子に是非いい大学にいれてあげたいと強く願う親に、寝ずに必死で答えようとする子ども。
* 学童保育になって、子どもの預けられる時間が減少し、いままでのキャリアをあきらめざるを得ない母親。
日本中の子育ての現場で、ふつうに聞こえる声だと思います。悩みながらの子育てで、どこか無理や負担が生じてきています。無理や負担のしわ寄せは、ひきこもり、不登校、いじめ、心身症など様々な問題として、将来の子ども達に表れてくるかもしれません。子育て環境が悪化してきています。
なんとかしなくてはならない。なんとかして、子育ての現場で出る親御さんたちのこれらの生の声を行政、区政に反映させたい。だれかが、責任を持って、行政・区政に届ける必要があると思います。
そして届けるだけでなく、親御さんたちがのぞむ子育て環境の整備に向け、行政・区政に実際に提案、実現させていく必要があります。
子育て環境の悪化をふせぐための提案を、私なりに考え、マニフェストに書かせていただきました。
緊急に必要な提案の一つは、地域のボランティアやNPOが、活動しやすい場作りだと考えます。活動しやすい環境ができると、地域のボランティアやNPOの様々なアイデアにより、地域の個々の課題が個別的に対応できると考えます。
例えば、中央区で現在定員10人の病児保育も、地域のボランティアが病気の子を預かるのであれば、ボランティアの数だけ、一日に預かれる数が増えます。定員を気にすることのない、病児保育を実現できるのです。
このマニフェストを区議会選挙の場で、地域住民に問いたいのです。もし賛同いただけるのであれば、私はそれを実行していきます。
立候補にあたり、私に2つの点で説明責任があると考えます。
一つは、医師会との関係であり、二つ目は中央区との関係です。
①医師会との関係について
今回の立候補におきまして、医師会との関係に一線を引いたものとするために、私は理事を辞任する所存です。ただし、理事としての私のやり残した仕事は、もし医師会員として残ることができるのであれば、新しい理事の先生がされるのをお手伝いさせてください。
②中央区との関係について
区役所からの病児保育の委託の件では、私の属する医療法人への病児保育事業の委託を今年度で中止するとの通知があり事業存続が危ぶまれています。中止理由の文書回答がないためわかりませんが、もし理由が「立候補が理由で委託を中止する」のであるとするならば、立候補により子育て支援策がマイナスの方向に行くのは、私も見過ごせません。区には一度立候補を撤回するので、事業存続をお願いする旨の働きかけもいたしました。しかし無理でした。見解の相違はともかく、私なりの区民への迷惑のかからない選択肢として、病児保育事業の方は自主運営して行く所存です。
最後となりましたが、子ども達が心も体も豊かに育つことに、小児科医として政治家として、全力で支援していきます。いつの日か、中央区を子育て日本一の区にします。そして中央区をみならって、日本全国の子育ての形がよい方向に進むような、さきがけとなります。どうか、小坂和輝のわがままをお許し願います。
平成19年3月20日
医療法人小坂成育会
こども元気クリニック
小坂和輝
********************************
文責:小坂和輝
子ども達が心も体も健やかに育つ
環境をつくりたいという理想のもと、
立候補するというのは、
3・18にご説明いたしました。
マニフェストに書きましたような
私自身の考えを、地域住民の皆様に
投げかけて行きたいと考えます。
私は中央区医師会理事を
やってまいりましたので、
この役職のまま、立候補すると、
理事という立場の人間が言うことですから、
中央区医師会の考えという風に
受け取られる可能性がございます。
このことは、中央区医師会にとっても、
また私にとっても、
好ましいことではないと考えます。
よって、
中央区医師会の理事を辞任させていただく
ことにいたしました。
昨日3/20、中央区医師会の理事の
先生の集まりが開催され、
今回の選挙への立候補宣言を
述べさせていただき、
その後、理事辞任を受理いただきました。
一会員として医師会には所属しますが、
一人の小児科医師として立候補いたします。
私のマニフェストには、
私の役職は、
『中央区医師会理事』となっていましたが、
その削除をお願いいたします。
以下は、
医師会へ提出した
私の立候補宣言文です。
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「子ども達は、地域の宝。そして子ども達が地域の宝なら、母親もまた地域の宝。この宝を守りたい、地域の力で守って行きたい。」この思いをもって、私はこの度の区議会選挙に立候補いたします。
悩みに悩みぬいた末、ぎりぎりになって決断を致しました。理事は辞任し、一医師会員として、「無所属」で立候補致します。
私は、月島の地で、病児保育併設の小児科外来を開業し丸5年、子育て広場“あすなろの木”を開始し丸2年。さまざまな、子育ての現場を見て参りました。
* マンション暮らしの核家族、父親が働きに出た後は、わが子とつきっきりで24時間過ごす孤立した母親。
* わが子がいい子に育ってほしいと思う気持ちはある、しかしどうやってしつけたらいいのかわからなくて怒ってばかりいる悩みを持った親。
* 子どもに体の不調が出てきているにも関わらず、今が仕事で一番大事なときとして、仕事を優先するしかない親。
* 子どもが病気で保育園に預けることができないが、突然、仕事を休むことができず困り果てた親、
* わが子に是非いい大学にいれてあげたいと強く願う親に、寝ずに必死で答えようとする子ども。
* 学童保育になって、子どもの預けられる時間が減少し、いままでのキャリアをあきらめざるを得ない母親。
日本中の子育ての現場で、ふつうに聞こえる声だと思います。悩みながらの子育てで、どこか無理や負担が生じてきています。無理や負担のしわ寄せは、ひきこもり、不登校、いじめ、心身症など様々な問題として、将来の子ども達に表れてくるかもしれません。子育て環境が悪化してきています。
なんとかしなくてはならない。なんとかして、子育ての現場で出る親御さんたちのこれらの生の声を行政、区政に反映させたい。だれかが、責任を持って、行政・区政に届ける必要があると思います。
そして届けるだけでなく、親御さんたちがのぞむ子育て環境の整備に向け、行政・区政に実際に提案、実現させていく必要があります。
子育て環境の悪化をふせぐための提案を、私なりに考え、マニフェストに書かせていただきました。
緊急に必要な提案の一つは、地域のボランティアやNPOが、活動しやすい場作りだと考えます。活動しやすい環境ができると、地域のボランティアやNPOの様々なアイデアにより、地域の個々の課題が個別的に対応できると考えます。
例えば、中央区で現在定員10人の病児保育も、地域のボランティアが病気の子を預かるのであれば、ボランティアの数だけ、一日に預かれる数が増えます。定員を気にすることのない、病児保育を実現できるのです。
このマニフェストを区議会選挙の場で、地域住民に問いたいのです。もし賛同いただけるのであれば、私はそれを実行していきます。
立候補にあたり、私に2つの点で説明責任があると考えます。
一つは、医師会との関係であり、二つ目は中央区との関係です。
①医師会との関係について
今回の立候補におきまして、医師会との関係に一線を引いたものとするために、私は理事を辞任する所存です。ただし、理事としての私のやり残した仕事は、もし医師会員として残ることができるのであれば、新しい理事の先生がされるのをお手伝いさせてください。
②中央区との関係について
区役所からの病児保育の委託の件では、私の属する医療法人への病児保育事業の委託を今年度で中止するとの通知があり事業存続が危ぶまれています。中止理由の文書回答がないためわかりませんが、もし理由が「立候補が理由で委託を中止する」のであるとするならば、立候補により子育て支援策がマイナスの方向に行くのは、私も見過ごせません。区には一度立候補を撤回するので、事業存続をお願いする旨の働きかけもいたしました。しかし無理でした。見解の相違はともかく、私なりの区民への迷惑のかからない選択肢として、病児保育事業の方は自主運営して行く所存です。
最後となりましたが、子ども達が心も体も豊かに育つことに、小児科医として政治家として、全力で支援していきます。いつの日か、中央区を子育て日本一の区にします。そして中央区をみならって、日本全国の子育ての形がよい方向に進むような、さきがけとなります。どうか、小坂和輝のわがままをお許し願います。
平成19年3月20日
医療法人小坂成育会
こども元気クリニック
小坂和輝
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文責:小坂和輝