いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

吾亦紅(ワレモコウ)

2012-10-23 23:35:49 | 野草の花と実
去年、家の裏の田んぼの縁に毎年咲く吾亦紅を、少しだけ取って来てプランターに植えて貰った。

その場所でいずれ道路工事が始まれば、好きな吾亦紅が見られなくなってしまうからだ。

そして、段々と育って来たけれど、中々蕾が付かず気をもんで眺めて居た所、

田んぼの吾亦紅が咲き出すより少し遅れたけれど、ついに!咲いた~。



庭先のプランターで独特の趣きのある暗赤色の花を次々咲かせた~。やった~。



荒れた田んぼ後に自然に咲いている。ここから3.4株頂いて来ちゃったのだ。



これは写真の向きが間違っているわけではなく、なぜか倒れてしまいそれでも花は上を向こうとしている。

今年はいつもの年より株が増えたような気がする。やっぱり秋の草刈りって大事なんだなぁ~。






庭の吾亦紅にホソヒラタアブが・・・肉眼では見えないくらい小さな花にも蜜があるって分るんだな~。




庭の吾亦紅、最初の一枚目と同じ物だけど、時間と角度を変えて撮ってみたらこんな風に・・・・

写真って光の具合(太陽の位置?)と角度でこうも違って写るのだと改めて思う。



これも最初の一枚目とほぼ同じ状況で撮ったものでパッと見「同じ物じゃん」ですが、

背景の玉ボケが少々多く、ほんの少し角度が違っているわけ。

いつも撮影に苦労するって言うか、中々上手く見た通りに良い感じに撮れない吾亦紅で、

今回はこれまでの内では、まずまずに撮れてちょっとだけ嬉しがっているのが見え見えでしょ。ポリポリ


私がこの野草が好きな理由は、茶室に活けられる日本的な生け花にピッタリな風情というか・・・

ちょっとした花瓶にススキなんかと一緒にポンポンと投げ入れても様になるというか・・・

どこか淋しげで、物悲しいような。。。そんな佇まいが何とも言えず好ましいから。

(がははは、ガラにもなくたって!そんな一面だってあるんだよ!)


所で、検索をしてワレモコウの漢字表記には幾つもの違う文字が当てられていることを知った。

1番良く見かけるのは「吾亦紅」、他にも「吾木香」「我吾紅」「我毛紅」など等があるそうな。

又、別名もかなり数多くあるのに驚いた。

ちなみに、私は子供の頃からつい最近までず~っと「ワレモコソウ」と呼んでいた。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする