思い出してみれば、2009年4月に我が家の車庫でヤマガラさんが子育てをした。
それから6年後の今年、今度はシジュウカラさんが車庫で子育てをした。(厳密には車庫の鉄骨の空洞部分)
今回は巣作りの段階の写真は撮れていないんだけど、何度も苔などを運ぶ姿を目撃していたので、
又、ここを子育ての場所に選んだのかな~。。。と思っていた。なぜ?車庫を選ぶ!?と思いつつ。
そんな5月26日、偶然に鉄骨の空洞から顔を出している姿を見つけた。
(その時、たまたま花の写真を撮っていたので、カメラが手元にあった)
何か普通の感じとは違うシジュウカラさん、鳴き声を出さず大きく口を開けているだけ。
(この↓に10枚の同じような写真を載せています。)
長くここに籠って卵を抱いていたのか?何となく憔悴し切った様にも見えたし、
普通なら付いてない毛がホワホワと体にくっついて見えるし・・・
14日程、穴に籠って卵を抱いてて、無事に雛が孵ったってことかい!?
それにしても、全く鳴き声はなし。ただ口を大きく開けるばかり。
後になって、巣立ちの日から逆算してみると、この日辺りで雛が孵ったのではないかと思える。
もっとも、これが母鳥なのか?父鳥なのかさえ判別できないので、何とも言えないけど、
とにかく、結構な時間、同じことを繰り返していた。
これが何を意味する仕草、サインだったのか?不思議でならないんだけど。
この鉄骨の穴は本来ちゃんと両端にフタが付いて、ふさがれている物ですが、
ぶっちゃけ、年数が経って、両端とも自然にハズレちゃってるわけで・・・
なので、雨が降り込んでも水が貯まる心配も無し、暑い空気がこもる心配も無し。
6年前のヤマガラさんが子育てした穴は、同じ車庫のもう1ヶ所別の穴だったのですけど、
自然の木の穴とかで無くて、人の出入りがある人工物の穴を子育ての場所に選ぶとは・・・
何が条件的に良かったんでしょうかね? 選択の基準って一体何なんだろう~。
外敵のカラス、スズメなどに雛が狙われにくい穴の大きさ?
エサを運んで穴に入る時、近くに何か所か入口の様子を窺えて
安全確認してから入ることが出来る、丁度良い木の枝があること?
そんな幾つかの条件を、クリアしているってことなんだろうけど。
2度も同じように子育ての場所として、此処を選ぶからには相当お気に召す条件が揃っているのか!?
見て下さる皆さんには、同じような写真ばかりで申し訳ないのですが、
早々は巡り合わないチャンスで撮れた写真なので、どうしても此処に載せて置きたくて。
その後は、エサを運ぶ姿を時々見かけるようになって、
6月4日以降、6月14、15日の巣立ちの日まで何度かエサを運ぶ姿を撮ることが出来た。
それらは、又、日を改めてご紹介したいと思います。