いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ウスバキトンボを捕まえた~。

2015-10-10 23:39:06 | 子供

今日、明日はこちらの八幡様も、himeちゃんちの方も秋祭り。

明日にはハッピ姿の写真が送られてくるんだろうな。。。。。

土日のお天気が怪しい予報だったけど、曇りのち晴れに変わって良かった!良かった!

さて、もうシルバーウィークの記事は終わりと思っていたんだけど、

家の周りで遊んだ写真を忘れてた~。。。ので、遅ればせながら2回に分けてアップします。

例によって、トンボ取り。



子供たちの夏の定番の遊びの1つと言うと、トンボ取りですよね。

それは今も昔も変わって居ないと思いたいけど、

今やトンボそのもの少なくなって居たり、暮らしている環境によっては、

そんな遊びが出来なかったり、ゲーム遊びのほうが楽しかったりで、

子供たちの多くが体験する機会は、段々と少なくなっているのが現状でしょうね。



今や、すっかりトンボ取り名人と変貌したお姉ちゃんと、(あんなに昆虫嫌いだったのに)

トンボもチョウチョも小っちゃい時から大好きな妹ちゃん、やる気満々です。



お盆以降10月の寒くなる前まで、ウスバキトンボの数が凄いのですよ。

殆ど止まっている所を見ないウスバキトンボは、常に飛び続けているトンボです。

なので、飛んでいる所を網で空中キャッチするしかないんですが、



何事も慣れですね~、訓練(?)ですね~。

飛んでるトンボをシャーっと網で取っちゃいますから、凄いです。



お姉ちゃんの虫籠だけでこの数、もう~ウジャウジャする程取っちゃってました。

ウスバキトンボは長距離移動するトンボなので、身体も翅も柔らかいらしくて、

網にかかった時点で傷んでいたり、ギュウギュウの籠の中で折れてしまったり。

こうなると、トンボが可愛そうで痛ましいとも思えるのですが、

生き物は弱いのだから、大切にしなくては死んでしまうんだ・・・ってことを、

命の大切さを遊んでいる間に、知らず知らずの内に覚えるものではないかと・・・



私自身もそうやって生き物にふれあいながら育ったので、

himeちゃん達もキャッチ&リリースと共に、小さな生き物から学んだ命の儚さのことも

記憶にとどめておいてほしいと思いながら、一緒にトンボを追いかけてます。



ちなみに、ウスバキトンボは全国各地で数多く見られるのに、

なぜかこのトンボの知名度はとても低いらしいのです。

かく言う私もず~っと「赤トンボなんだろうけど、それにしちゃ~黄色っぽいよな~」と思ってて、

himeちゃんたちが網で捕まえるまで、ウスバキトンボそのものの存在を知らなかったのです。

あるサイトでは、♪夕焼け小焼けの赤トンボ♪と歌われているのは、

ウスバキトンボのことなのでは? と書かれていて、それってアリかもと思ってしまった。

まぁ~赤トンボと言えばアキアカネ、ナツアカネと、考えるのが普通なのかもしれないけど。微妙?

子供の頃は本当に赤いトンボが飛んでいたけど、最近アキアカネやナツアカネを見かけないんだよね。



薄い翅と柔らかい体のトンボを、潰さないようにそっと網から取り出す妹ちゃん。

もう~慣れた手つきです。



himeちゃんと一緒にトンボ取りをしなかったら、こうしてトンボの体の裏側まで、

じっくり観察することも無かったかも・・・知って見ると、意外な面白さがあるものです。


ただ、家の周りの環境が、道路工事によってこれから大きく変わろうとしているので、

来年も再来年も、バンバカ飛び交うウスバキトンボに出会えるのかどうなのか?

小さな生き物たちは、環境の変化に敏感ですからね~。




コメント (2)
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