flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

田中大将像

2023-08-26 00:00:00 | いにしえの人びと

(山口県萩市堀内 2013年6月20日)
 元治元年(1864)萩藩士田中信祐の三男として生まれる。第26代内閣総理大臣、陸軍大将を務め、昭和4年(1929)に没し、昭和6年(1931)銅像が建立された。(金属供出により昭和38年再建)

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高杉晋作誕生地

2023-08-24 00:00:00 | いにしえの人びと

(山口県萩市南古萩町 2013年6月20日)
 天保十年(1839)萩藩士高杉小忠太の長男として生まれる。安政四年(1857)松下村塾の塾生となり、翌年に江戸へ遊学、その後は尊皇攘夷志士として奇兵隊を創設し、倒幕運動に奔走したが、慶応三年(1867)二十七歳で死去した。

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木戸孝允誕生地

2023-08-22 00:00:00 | いにしえの人びと

(山口県萩市呉服町 国指定史跡 2013年6月20日)
 小五郎孝允(たかよし)は天保四年(1833)萩藩医和田昌景の長男としてこの地で生まれ、七歳のとき藩士桂孝古の養子となったが、翌年桂家の養母が亡くなったため生家に戻っている。嘉永二年(1849)吉田松陰の門弟となり、嘉永五年(1852)江戸に留学した。その後は練兵館塾頭となり、尊皇攘夷派の指導者、薩長同盟の締結等を行った。慶応元年(1865)藩主より木戸姓を賜り、明治10年(1877)に四十五歳で没している。

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お猿畠の大切岸

2023-06-20 00:00:00 | いにしえの人びと
(神奈川県逗子市久木 国指定史跡)
 名越切通の支道沿いには、長さ800m,高さ10mにわたって人工的に抉られた岩壁がある。鎌倉幕府が三浦氏の攻撃から守るために築いた切岸と伝えられていたが、平成14年(2002)の発掘調査によって石切場であったことが確認された。





































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永山武四郎像

2023-06-01 00:00:00 | いにしえの人びと

(北海道旭川市七条通 2012年5月24日)
 昭和42年(1967)に造立された像は北海道開拓百年事業によるものであり、北海道庁長官そして上川地方の発展に功績のあった永山武四郎(1837-1904)を偲ぶものである。

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高峰譲吉生誕地

2023-05-14 00:00:00 | いにしえの人びと
(富山県高岡市御馬出町 2012年2月21日)
 嘉永七年(1854)同地にて漢方医高峰精一の長男として生まれた。その後間もなく、父の勤務する加賀藩学問所「壮猶館(そうゆうかん)」に近い金沢へ転居。精一は加賀藩典医となった。譲吉は長崎に留学し、京都兵学塾、大阪適塾(蘭学)、舎密局(せいみきょく:化学)、工部大学校(東大工学部前身)、イギリスグラスゴー大学等で学び、農商務省に入省した。その後は実業家の傍ら、消化酵素の研究でタカジアスターゼや、ホルモン分泌物であるアドレナリンを発見し、大正11年(1922)六十八歳で没した。昭和30年(1955)生誕百年を記念して生家跡を高峰公園とし、譲吉の胸像が設置された。



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蘆花・独歩ゆかりの地

2023-04-22 00:00:00 | いにしえの人びと
(神奈川県逗子市桜山)
 この地に存在した旅館柳屋で、国木田独歩は明治28年(1895)から四ヶ月、徳富蘆花は明治30年(1897)から四年ほど執筆活動を行った。
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黒島番所跡・黒島分校跡

2022-11-04 00:00:00 | いにしえの人びと

(沖縄県八重山郡竹富町黒島 2012年12月27日)
 薩摩藩統治時代に、首里王府の与人(副首長)、目差(補佐)が常駐して人頭税徴収や黒島に発着する船舶の管理を行った場所である。明治26年(1893)大川尋常小学校黒島分校が設置され、昭和24年(1949)中学校設置に伴い黒島小中学校として現在地に移転された。

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佐々木喜善出生地

2022-10-11 00:00:00 | いにしえの人びと

(岩手県遠野市土淵 2011年11月4日)
 民俗学者柳田國男に遠野物語を著すきっかけを与えた、文学者で民話研究家の佐々木喜善(きぜん)は、明治19年(1886)上閉伊郡土淵村で生まれた。東北地方の家の神として信仰されているオシラサマや、座敷童子の研究をし、遠野地方の昔話の収集も行っている。

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板垣退助像

2022-07-31 00:00:00 | いにしえの人びと
(栃木県日光市上鉢石町 2014年7月10日)
 明治元年(1868)の戊辰戦争の戦火から日光を守ったとして、その遺徳を讃えて昭和4年(1929)に建立された。戦時中に金属供出されたが、昭和42年(1967)に再建されている。
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砧大塚

2022-07-24 00:00:00 | いにしえの人びと
(東京都世田谷区砧公園)
 砧公園の南端に盛り土がある。かつては南隣の東名高速道路の位置に存在したが、昭和42年(1967)現在地に移築復元された。当初は古墳とみられていたが、昭和34年(1959)の発掘調査によって中世の祭壇であることが検証されている。
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白隠誕生地

2022-05-01 00:00:00 | いにしえの人びと
(静岡県沼津市原)
 貞享二年(1686)この場所にあった商家の三男長澤岩次郎として生まれ、松蔭寺で出家して後に臨済宗の中興の祖となった白隠慧鶴は、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」と謳われた。信濃飯山城で生まれた真田信之の子である道鏡慧端によって指導を受け、著名な禅僧となり、当地で没した。近年は沼津市による「白隠のみち整備事業」の一つとして、誕生地の整備が行われた。










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黄金の信長像

2022-03-12 00:00:00 | いにしえの人びと

(岐阜市橋本町 2009年11月13日)
 岐阜駅前に完成した織田信長像は、信長が永禄十年(1567)井ノ口の地名を岐阜に改めたこと、また、岐阜市制120年を記念し、「信長公の銅像を贈る会」により設置された。像高3m,台座高8mを測り、マントを羽織って火縄銃と洋兜を持つ信長の像である。

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ペリー公園

2022-03-01 00:00:00 | いにしえの人びと
(神奈川県横須賀市久里浜 日本の歴史公園100選)
 嘉永五年(1853)久里浜に上陸したペリー提督を記念して、明治34年(1901)伊藤博文の揮毫により米友協会が建立した「北米合衆国水師提督伯理上陸記念碑」がある。昭和29年(1954)に公園化され、更に昭和62年(1987)ペリー記念館が開館した。














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坂本龍馬と鞆の津

2022-02-18 00:00:00 | いにしえの人びと

(広島県福山市鞆町鞆 2009年8月20日)
 慶応三年(1867)瀬戸内海六島(岡山県笠岡市)で紀州藩の軍艦名光丸と大洲藩の蒸気船いろは丸が衝突。名光丸は、いろは丸を鞆港へ曳航しようとしたが、いろは丸は宇治島沖で沈没した。この際、いろは丸に乗っていた海援隊及び坂本龍馬は、この鞆港に上陸し、廻船問屋の桝屋清右衛門宅で数日間身を潜めたという。紀州藩の船長と賠償交渉をした魚屋萬蔵宅では、沈没したいろは丸には金塊や銃を積んでいたと主張し、紀州藩から八万両の賠償金を得た。高台の対潮楼は紀州藩の談判が行われた場所である。
(桝屋清右衛門宅)
(魚屋萬蔵宅)
(いろは丸展示館)
(福禅寺対潮楼)

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