flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

太宰府天満宮

2010-11-30 00:00:31 | かみのやしろ

(福岡県太宰府市宰府 旧官幣中社)
 私がこの地に訪れるのは、何か意味があるような気がしてならない。西鉄の駅を降りるとすぐ参道となる。いつも大規模な神社仏閣に訪れて思うが、我が郷の豊川稲荷とは比較にならない人の量である。
    (心字池と太鼓橋)  (重文 志賀社社殿 室町時代)    (重文 本殿 天正十九年)  

 昌泰四年(901)菅原道真が京からこの地に左遷され、そして間もなく亡くなった。その際、遺骸を乗せた牛車が安楽寺の前で動かなくなったため、同地に廟をつくった。その後、京では疫病等が流行し、これを道真の祟りであると恐れられ、霊を鎮めるために藤原仲平が安楽寺天満宮を創建したのが、太宰府天満宮の始まりとされる。

  

 上空の飛行機を見ながら、観世音寺方面へと向かった。

(関連記事:旭地蔵尊 観世音寺 筑紫戒壇院 太宰府学校院跡 月山東地区官衙 太宰府政庁跡

コメント (2)
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