flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

附馬牛 早池峰神社

2013-01-07 00:00:44 | かみのやしろ

(はやちねじんじゃ 岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛)
 附馬牛(つきもうし)の集落を標高1917mの早池峰山に向け上がって行くと、遠野の早池峰神社がある。大同元年(806)閉伊郡来内村(遠野市来内)の猟師藤蔵が、早池峰山で十一面観音に遭遇して感銘を受け、後に早池峰山山頂に社を建立したのが始まりという。その後、藤蔵は普賢坊と名を変え、早池峰山南の附馬牛に新山宮(里宮)を建立した。斎衡年間(854-857)慈覚大師が境内に神宮寺、妙泉寺を建立し、神仏習合となったが、神仏判然令により妙泉寺は廃寺となり、今の早池峰神社となった。 また、隣接して一昨年まで大出小中学校であった校舎が残る。
  
 熊の爪あと
 
   

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