flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

尾瀬へ

2013-10-09 00:00:00 | 漂い紀行

(特別天然記念物 日光国立公園 2004年8月14日)
 前日に熊野古道を歩いた私は、午前中に人間ドックを受け、バリウムがまだ体内に残った状態で東国入りをした。その後バスで関越道を北上、沼田、尾瀬戸倉を経て標高1590mの鳩待峠に到着した。
 未明に軽い食事をし、夜明け前の峠を歩き出した。盆の朝の気温は14℃ 周囲はジャンパーを羽織る者が多かったが、私は半袖シャツ一枚であった。暗闇では谷底に転落してしまうため、一旦空が白々するのを待つ。そして再び出発すると、登山者の中で何故か私が先頭となった…熊避けの鈴を持っていたからであるらしい。然し気が付くと私だけとなっていた。
       イワギキョウ
  
 
 川上川に沿って歩いていくと、やがて日の出間もない山ノ鼻に差し掛かった。

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