目赤不動

(天台宗大聖山東朝院南谷寺 東京都文京区本駒込)

　元和二年(1616)比叡山延暦寺東塔南谷の僧が夢告により赤目山(三重県名張市)に出向き、授かった不動明王を下駒込において庵を結んだのが始まりという。寛永五年(1628)徳川家光により現在地に移され、江戸五色不動として目赤不動と呼ばれるようになったという。

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(天台宗泰叡山瀧泉寺東京都目黒区下目黒)目青不動等江戸五色不動の一つである。寺伝では大同三年(808)円仁(慈覚大師)によって創建され、貞観二年(860)清和天皇より山号を賜ったという。徳川家光が庇護し、伽藍を造営して以降は繁栄した。目黒不動

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(天台宗竹園山最勝寺教学院東京都世田谷区太子堂)三軒茶屋地区の北側には、ひっそりと佇む堂宇がある。寺伝によると応長元年(1311)紅葉山に創建されたが、康正三年(1477)江戸城築城の際に麹町に移り、赤坂三分坂、青山南町移転を経て明治44年(1911)現在地に移されている。また、本尊の不動明王は江戸五色不動(目黒、目白、目赤、目黄、目青)の一つとなっている。目青不動