(滋賀県伊香郡木之本町大音 2007年4月1日)
伊香具神社の一ノ宮とされるこの神社は、天之押雲命(あめのおしくものみこと)を祀る。境内にはこの地方で「野大神」と呼ばれる神木の白樫の古木がある。
(滋賀県伊香郡木之本町大音 2007年4月1日)
弘仁三年(816)天台宗浄明寺として開山したのが始まりという。往時は東塔、西塔の他、東光寺、西光寺、長久庵、堂角寺、天正寺、神宮寺の境内末寺が存在したという。久安年間(1145-51)火災により焼失し、以後西光寺は曹洞宗として、浄明寺は浄土真宗誓海寺となった。賤ヶ岳の戦いの際に兵火に遭い再び焼失するが、旧浄明寺の本尊で西塔に祀られいた大日如来像は残り、大日如来堂に祀られた。
(愛知県新城市有海字稲場 2007年3月30日)
天文八年(1539)長篠医王寺の末寺喜船庵として創建したこの寺は、鳥居強右衛門勝商の墓所で知られる。万治三年(1660)現在の興国山新昌寺に改められている。寺の背後は第二東名の予定地になっており、伐採予定の樹木にはビニールテープが巻かれ、変化のときを待っている。
(愛知県新城市有海字船戸 2007年3月30日)
天正三年(1575)長篠の戦いの際に武田勢長篠城監視隊の一人であった昌晟(まさあきら)は、この地で徳川勢により討ち死にしたという。大正3年(1914)に、昌晟のものとされる一石五輪塔の横に自然石の墓碑が建てられた。
(香川県坂出市・丸亀市 2007年3月28日・5月29日)
標高422mの飯野山は、その形状から讃岐富士と呼ばれる。私が初めて目にした小学校一年生以来、この印象深い山は、四国に上陸したと認識する光景である。
(四国旅客鉄道予讃線 愛媛県西条市壬生川 2007年3月28日)
以前は東予市壬生川であったが、平成の大合併で西条市になった。大正12年(1923)讃予線(当時)延伸によって開業した特急停車駅である。