(東京都文京区本郷)
春日局(斎藤福)の屋敷神であったこの神社は、明智光秀臣斎藤利三の娘である春日局が、山崎の戦いに敗れた斎藤家から徳川家光の乳母となり大奥の権力者となったことから、出世稲荷と呼ばれるようになったという。
(内房線 千葉県館山市北条 関東の駅百選 2007年10月12日)
大正8年(1919)北条線(1929-房総線・1933-房総西線)安房北条駅(1946-館山駅)として開業した。平成11年(1999)には南国をイメージした駅舎に改築されている。
(愛知県豊川市西豊町 2007年10月9日)
飯田線西豊川支線は、豊川海軍工廠に物資を運ぶために建設された鉄道であり、この鉄橋は地域の重要道路であった旧伊那街道(豊飯国道)を跨ぐために築造された長さ16mの橋梁である。建設当初はその重要性から複線であったが、終戦後は単線化され、昭和31年(1956)の旅客営業廃止によって、週に数本の日本車輌からの列車が通るだけとなった。沿線は宅地化が進み、また工廠跡は工場団地化した現在、停留所の数を増やしてLRT旅客化するのも面白いかもしれない。
(名古屋市西区那古野 2007年10月5日)
堀川は慶長十五年(1610)名古屋城築城の際に開削された運河である。そこに架かる五條橋は、清洲城(清須市)脇を流れる五條川に架かる橋を由来とし、「清洲越し:城下町移転」の際に移設されたものという。現在の橋は昭和13年(1938)に築造されたものである。