VISAGE

(ヴィサージュ 愛媛県今治市本町 2014年9月25日)

　本町入口角にあった旧大洋デパート跡地に昭和63年(1988)竣工、翌年開業した、RC造4階、延床面積3189m2,今治市による優秀建築物表彰を受けたファッションビルである。平成16年(2004)業態変更され、入居店舗の業種制限はなくなったが、中心市街地の衰退に伴い、平成23年(2011)閉鎖された。一部店舗は同じグループである、今治造船今治国際ホテルに移転された。

静岡県富士山世界遺産センター

(静岡県富士宮市宮町)

　平成25年(2013)世界文化遺産「富士山ｰ信仰の対象と芸術の源泉」の登録を機に、世界遺産条約第4・5条の5「文化遺産の保護、保存及び整備の分野における全国又は地域的な研修センターの設置又は発展を促進し、並びにこれらの分野における学術調査を奨励すること」に則り、平成29年(2017)に静岡県によって開設された。

東武宇都宮

(栃木県宇都宮市宮園町 2014年7月12日)
　昭和6年(1931)宇都宮刑務所の跡地に開業した、東武鉄道宇都宮線の駅と昭和34年(1959)開業の駅ビル百貨店である。

富士山本宮浅間神社令和三年

(静岡県富士宮市宮町 世界文化遺産 国指定重要文化財 特別天然記念物 名神大社 駿河国一宮 旧官幣大社)

（静岡県富士宮市）空は晴れているが富士の山は次第に雲に包まれていった。近づけばまだ間近に見えるかと思い、原の宿から富士宮へ向かった。身延線ルートは初めてである。全体の四分の三の列車が終点の、西富士宮で下車。商店街を歩いてみる。いつものことながら、前もって何も調べずに来たため、雰囲気で漂うと、富士山本宮浅間神社の前に辿り着いた。駿府の静岡浅間神社と同様の朱塗り社殿。慶長九年（1604）に徳川家康が造営したものであり、国宝、重要文化財となっている。境内には湧玉池という富士湧水があるが別項で。神社起源は、大日本根子彦太瓊尊（オオヤマトネコヒコフトニノミコト＝孝霊）天皇年間（B.C290～B.C215）に富士山が噴火をし、辺りの村人の生活の場が失われた。活目入彦五十狭矛尊（イクメイリビコイサホコノミコト・垂仁）はこれを...富士宮

（静岡県富士宮市）平安時代の歌人、平兼盛が「つかふべき数にをとらむ浅間なる御手洗川のそこにわくたま」と詠んだ湧玉池。富士山本宮浅間大社に隣接するこの池は、富士山の浸透水が溶岩の間から湧出したもので、国指定特別天然記念物に指定されている。水温13℃、湧出量毎秒3.6kl.であり、インシュリンに似た働きをする「バナジウム」が含まれている。この日も参拝客と共に、“霊水”を求める人たちが訪れていた。そして私も戴くこととした。この豊富な湧水は、神田川（御手洗川）の源であり、潤井川に注ぎ、やがて田子の浦駿河湾に流れ着く。（関連記事：富士宮てくてく音止滝）湧玉池

宇都宮新堀川

(栃木県宇都宮市簗瀬・下栗町 2014年7月12日)

　一級河川、田川の南大通りを水源とし、一級河川谷田川に合流する準用河川である。当時田畑であった一帯に用排水路を掘削するため、新たに掘った川、「しんぼりがわ」を由来とする。

富士根

(甲州街道中道往還 静岡県富士宮市)

　明治22年(1889)富士郡粟倉村、大岩村、小泉村、杉田村、村山村が合併した際に、富士根村として成立して以来の地名である。

田川宇都宮

(栃木県宇都宮市 2014年7月11日)

　日光市の志度淵川より発し、小山市及び茨城県結城市で鬼怒川に注ぐ延長78kmの一級河川である。名称通り、田畑の灌漑用水、排水路的性格が強い河川であり、延長距離に対しての河川規模は小さい。

八幡山古郭

(神奈川県小田原市城山 国指定史跡)

　小田原城主郭の西側、八幡山と呼ばれる丘陵地に応永二十四年(1417)大森頼春が築いた城郭とされる八幡山古郭がある。本曲輪、南曲輪は宅地となり、東曲輪は公園、西曲輪と藤原平、鍛治曲輪は小田原高校となっている。平成14年(2002)から平成21年(2009)にかけて、小田原高校の校舎建て替えに伴う発掘調査によって、三味線堀及び障子堀が検出された。この八幡山古郭が北条氏の代に拡張され、周囲9kmの小田原城総構えが構築された。また、天正十八年(1590)の小田原征伐の際には、この八幡山に陣が敷かれたという。

明星山不動院光徳寺

(栃木県宇都宮市簗瀬 2014年7月11日)
　建久三年(1192)宇都宮城の辰巳(東南)の方角の守護として上三川街道沿いの宝蔵寺の旧跡に創建された天台宗の寺院である。慶応四年(1868)戊辰戦争によって焼失したが、明治時代に入り再建された。

Jujin Odawara Hospital

(神奈川県小田原市城山)

　小田原城八幡山郭跡に高度成長期に開業し、バブル崩壊によって閉業した美容整形科院の跡。

旧大名ホテル

(栃木県日光市中鉢石町 国登録有形文化財 近代化産業遺産 2014年7月10日)

　明治38年(1905)に着工され、大正8年(1919)に竣工した、木造3階建、建築面積2,470m2の外国人観光客宿泊施設である。昭和18年(1943)古河電気工業に売却され、戦後は一時進駐軍に接収されたが、昭和27年(1952)日光町に寄付され、日光市役所として利用された。(平成18年からは合併により日光市役所日光庁舎)

小田原城令和三年卯月

(神奈川県小田原市 国指定史跡)

（神奈川県小田原市国指定史跡日本100名城23番日本の歴史公園100選85番）元々この地には小早川氏が住んでいたという。その後応永の時代には、上杉禅秀の乱によって小田原は上杉氏臣大森氏の縄張りとなった。然し明応の時代になると、北条早雲のものとなり、惣構えの築造が始まった。北条氏康の代の永禄四年（1561）上杉謙信が攻め入り、永禄十二年（1569）には武田信玄が攻め入ったが、その構えもあって回避できたという。天正十八年（1590）豊臣秀吉は近隣早川の笠懸山に石垣山の城を築き、大軍を率いて小田原城を攻めた。そして徳川家康の領土となり、臣大久保忠世が四万五千石で入った。忠世の子忠隣のとき改易となり、元和五年（1619）上総大多喜から阿部正次が入った。元和九年（1623）に正次は武蔵岩槻に移り、寛永九年（1632）まで...小田原城

（神奈川県小田原市国指定史跡日本100名城23番日本の歴史公園100選85番）六年半振りに相州小田原を訪れる。以前は工事中であった馬出門の再現が完了していた。また、新たに本丸東側が発掘調査対象になっていた。幸田門跡付近土塁復元馬出門と二ノ丸平櫓馬出門銅門伝銅門礎石「史跡整備に伴い発掘調査中」（関連記事：小田原城平成十九年）小田原城平成二十六年

(神奈川県小田原市国指定史跡日本100名城23番日本の歴史公園100選85番)三年振り、復元天守耐震工事完了後の小田原城を訪れた。御用米曲輪発掘調査跡（関連記事：小田原城平成十九年小田原城平成二十六年）小田原城平成二十八年

(神奈川県小田原市国指定史跡日本100名城23番日本の歴史公園100選85番)(関連記事：小田原城平成十九年平成二十八年小田原城平成三十年

(神奈川県小田原市国指定史跡日本100名城23番日本歴史公園100選85番)二の丸弁天曲輪跡整備地（神奈川県小田原市国指定史跡日本100名城23番日本の歴史公園100選85番）元々この地には小早川氏が住んでいたという。その後応永の時代には、上杉禅秀の乱によって小田原は上杉氏臣大森氏の縄張りとなった。然し明応の時代になると、北条早雲のものとなり、惣構えの築造が始まった。北条氏康の代の永禄四年（1561）上杉謙信が攻め入り、永禄十二年（1569）には武田信玄が攻め入ったが、その構えもあって回避できたという。天正十八年（1590）豊臣秀吉は近隣早川の笠懸山に石垣山の城を築き、大軍を率いて小田原城を攻めた。そして徳川家康の領土となり、臣大久保忠世が四万五千石で入った。忠世の子忠隣のとき改易となり、元和五年（1619）上...小田原城令和三年仲春

旧谷川岳ロープウェイゴンドラ

(栃木県日光市上鉢石町 2014年7月10日)

　日光物産商会の前に電話ボックスとして利用されているのは、昭和35年(1960)から昭和60年(1985)まで谷川岳ロープウェイ(群馬県みなかみ町)で使用されていた、8人乗りゴンドラである。

小田原市民会館

(神奈川県小田原市本町)

　昭和37年(1962)SRC造3階地下1階、延床面積5,245m2の神奈川県西部最大1,400名収容の大ホールが、昭和40年(1965)にはSRC造6階地下1階塔屋付、延床面積3,469m2の本館が竣工した。映画会、演劇会、音楽会、舞踏会、講演会、展示会、結婚式場(本館5階)、商工会議所(本館6階)等施設として利用されてきたが、令和3年7月末をもって老朽化を理由に閉館した。後継は9月に開館する三の丸ホールに引き継がれる。