京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

天神さん大盛況、どうぞご利益を!!

2008年03月25日 | 催しごと
北野天満宮。
子供たちが受験生の時、合格祈願にお参りしたことがある。
まことに好天気の今日、毎月25日の“天神さん”を訪れる足取りも軽い。
たくさんの人だ。

ひな祭りや端午の節句では子供の健やかな成長を祈る。
七五三もある。
成長の折々に、新たな一歩が踏み出せますようにと祈願する。
春休みを利用して、娘の一三詣りで法輪寺にお参りしたこともあった。
13歳という一つの節目を健康に乗り越えていけるように。
日常、よく神仏に手を合わすものだ。
そんなに深い信仰心があるわけでもない。縁起を担いだリ、慣習のようになってしまっている感もあろうか。
子どもに関わる日本の“文化”だ。

亡き弟の二女が、今日、大学を卒業した。母親も参列したと電話をもらう。
三女がこの春から大学生。
この娘は父親との悲しい別れを12月に経験してしまった。
末っ子で、とりわけ?かわいがられていた。
耐えるように涙を流し、そっとぬぐう姿はつらいものだった。
春になって、それぞれの道が新たに続いていく。
  素敵な人生を!
  いろいろあるだろうけど、たくましく生きていってね。

境内参道の両側に、脇道に立ち並ぶ露店。
神社を取り巻くように外周にもお店が出ている。

「お祭りみたいでわくわくしてきた」とは、正月に滋賀県の多賀大社に参拝した時の息子の言葉。
確か、4歳ぐらい。
となると、娘が5歳。迷子になりかけた。
ほんのちょっと姿を見失ったのだが、あの時ばかりは心底驚いたものだ。
満員電車並みの混み様だったから。
娘の記憶にも残っているらしい。
あぁ、あれは思い出したくない、いやな気分になる体験だった。

これだけたくさんの人を集める北野天満宮。
すべての人の身にご利益を分け与えてください!

コメント
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